※ネタバレ注意!!
読みたくない人は、先に進んで下さい。
・悠助(ゆうすけ)
この物語の主人公
長い黒髪を高く一本に結い上げた、袴姿の男。
昔、大切な家族を失った恐怖で、孤独の道を歩もうとしたが、旅をするうちに大切な仲間ができる。
綾菜とは夫婦になり、江戸に住んでいる。
・綾菜(あやな)
この物語のヒロイン
可愛いとも美人ともいえる、悠助と同い年の女。
弟が羅刹に操られて家族を失うものの、悠助と勒七に助けられ、旅を共にした。
悠助とは夫婦になり、江戸に住んでいる。
・勒七(ろくしち)
短髪で前髪が長い。その為目が隠れてしまっている。常に笠を被っていて、飄々とした性格だが、悠助とは意外と相性が良い。
・闇鴉(やみがらす)
江戸の路地裏に住む情報屋
右目を包帯で覆い、団子型に結い上げた髪には、派手な髪飾り。元 吉原の花魁。
・琴音(ことね)
龍影の妹
年齢は綾菜より少し下。高く結い上げた髪には、桃色の綺麗な簪。
龍影と再会したことによって、前よりお淑やかになった。
・龍影(りゅうえい)
琴音の兄
其の正体は人斬り修羅だが、琴音と再会して足を洗った。容姿端麗。
・狐火(きつねび)
龍影の刀に宿る魂
関西弁を話す狐の妖怪。
邪鬼の妖刀だが、おちゃらけている。故に悪さはしない。
好物は油揚げ。性別は不明。
・稀里(きり)
京にある鍛冶屋の娘
腰まである髪は、先の方だけを後ろで結っている。目はぱっちりとした猫目。
幼い頃に家族を殺され、今は一人で切り盛りしている。
龍影を凄く慕っているため、龍影には敬語だが、其の他の者には辛辣な言葉を平気でつかう……らしい。
・沖田総司(おきたそうじ)
新撰組一番隊組長
・水無瀬の親分(みなせのおやぶん)
悠助達の知り合いである岡っ引き。熱心だがお喋り。
事件を解決しようとするものの、上手くいかない。
・紅(くれない)
吉原の元禿。現在は吉原の不寝番『月華蝶』の頭領。
格好は闇鴉に似ているが、左目に包帯を巻いている。
・雪代(ゆきしろ)
元 吉原の花魁
・山倉氷雨(やまくらひさめ)
陽炎に殺された幕府の役人。
・山倉時雨(やまくらしぐれ)
氷雨の息子。