今年で4回目の挑戦となる四万十川桜マラソン。第1回大会を逃したとき、知人のレポを読んで、これは出んといかん!と思い第2回から出場しました。
この四万十川桜マラソンは、スタートが四万十川の中流域にある窪川小学校をスタートし、川に沿って走り、途中沈下橋を2度渡って、土佐昭和のふるさと交流センターに至る42.195kmのワンウエイコースです。
過去に出場した時に撮った写真です。自転車で走っても気持ちのいいコースですが、走ってももちろん最高に気分のいいコースです。
さて、今年はあいにくの雨。しかし、気温は高めでちょうどいい雨だった。(後でわかったことですが…)
さて、開会式はいつもは運動場で行うんですが、雨のため体育館で行われました。ゲストランナーは、松野明美さんと昨年中土佐トライアスロンに出場したNavin Tar というイケメン俳優&大学教授?がはるばる参戦してました。(彼は3時間26分でフィニッシュ)松野明美さんは相変わらず面白いです。
さて、開会式が終わり雨の中、スタート地点に並びます。
濡れるのは嫌ですけど、今年は寒くなかったので助かりました。
私も家から持参した簡易ヤッケ、去年の皆生トライアスロンのとき買ったものを持ってきていましたので、初お披露目。1000円もしたのに、ちょっと安っぽい・・・。まっ、いいか!
3月はこの大会までに50㎞も走っていない状態で、脚が最後までもたないと自覚していましたので、今回は、とにかく自重して前半に上げすぎないことを肝に銘じてスタートしました。
ここで、これまで3回の記録を振り返ってみます。
第2回 3時間56分51秒
序盤5km25分台で走るも30km辺りから失速し、よれよれでゴール。
第3回は東日本大震災直後で中止。
第4回 3時間44分26秒
今振り返れば、今回と似たラップタイムを刻み、終盤ターゲットとなる人を追って走り切り、コースベストが出ました。
第6回 3時間57分59秒
第7回の今回は…。
5:33-5:17-5:17-5:27-5:19
5:14-5:27-5:25-5:27-5:32
5:25-5:23-5:30-5:29-5:21
5:24-5:28-5:23-5:22-5:30
5:22-5:27-5:16-5:16-5:14
5:19-5:23-5:28-5:24-5:27
5:41-5:41-5:47-6:41-5:27
5:52-6:06-5:48-6:11-5:44
11:33
今回は練習量が足りないので走り切る自信がなかったのが本音。龍馬マラソンのように終盤の大失速は避けたかった。
となると、序盤抑え気味で刻み、終盤余力があれば上げていく、昨年の海部川マラソンや第4回のこの大会でのペースで行くしかない。
腕にはIphone6+、ウエストポーチにはデジカメ。リラックスして走り始めます。しかし、デジカメは雨のせい?最初の沈下橋で写真を撮ろうとしましたが、電源が入らない。早々にカメランをあきらめました。
時計を確認しながらペースを調整します。楽なペースなんですが、やはり脚がどうもうまく動かない…。
“うまく最後まで行けるかな?だまし、だまし行ってみよう”
5分30秒/km程度と考えてました。なんとか30km辺りまでは想定内のペースで行けました。さすがに、茅吹手沈下橋手前で、ぐっと足が重くなってきました。
すると、気付かずに仕事仲間のYさんを追い抜くと、
「タボさ~ん。僕はもう脚が痛くて、無理~。」
と言って苦笑いで歩いていました。彼は、第1回龍馬マラソンで、途中かっ飛ばして追い抜き、中盤以降で大失速したあの彼です。
茅吹手沈下橋を渡るとき、二度目のTOMMYさんの撮影スポット。苦虫をつぶしたような顔をして走っていると、
「タボさ~ん!」
と聞きなれた声が。うれしいですね。
今回はゆっくりでしたが、この上りを歩かずに走り切りました。よしよし。
上り切ったところにあるエイドでしっかりと補給をして、終盤に臨みました。
もう脚がしびれている感じ。足首も違和感。幸いにもこれまで苦しめてきたけいれんの症状はない。
これは、もう我慢しかない。とにかく、脚が重たかろうが、しんどかろうが、ペースを落として楽しようやという悪魔のささやきがあろうが、黙々と、淡々と走ります。
ラスト1kmになって、ようやくパワーが戻り、ゴールを目指し頑張りました。
ゴールまで100m!久さんありがとうございます。
久しぶりの4時間切り。大満足。
5月の室戸ジオパークトライアスロン、7月の皆生トライアスロン(予定)と続きますが、走り切る体力を付けておかねばと改めて考えさせられた今大会でした。