ご無沙汰でした。

ご返事書けてませんが、沢山のcommentありがとう。

ブログの続きも・・・。もう少し時間ちょうだいね。


今日、無性にこの曲が聴きたくなった。





いろんなことで大切なひとを亡くした人達へ


Jimi Hendrix - Little Wing

Now she's walking through the clouds
With a circus mind
That's running wild
Butterflies and zebras
And moonbeams and fairytales
All she ever thinks about is riding with the wind

When I'm sad she comes to me
With a thousand smiles
She gives to me, free
It's alright, it's alright she says

Take anything you want from me
Anything

Now she's walking through the clouds
With a circus mind
That's running wild
Butterflies and zebras
And moonbeams and fairytales
All she ever thinks about is riding with the wind




ああ、彼女は雲の中を歩いているよ
サーカスのような気持ちが、彼女の頭の中をぐるぐる回っている
蝶やシマウマ
そして月の光とおとぎ話
彼女はそんなことばかり考えているのさ
風と一緒に走りながらね

僕が悲しんでいると、彼女は僕のところにやってくる
千の笑みを浮かべてね。彼女はその笑みを僕に無償でくれるのさ
「It's alright」と彼女は言う。「いいのよ」
「あなたが欲しいものを何でも、私から奪っていいのよ」
何でもね


飛び続けろ!小さな羽根よ!
そうさ。そうだ、いいぞ。小さな羽根よ








ありがとう。
49日でした。
ギリギリのところで踏みとどまってます。
もし仲間がいなかったら・・・
もしカミさんがいなかったら・・・
もしバイクに乗ってなかったら・・・

2月25日、4日間続いた高熱が心配で、町医者の紹介で
小児科専門の総合病院へ連れていく。そこで医者からデング熱の
疑いが有るということで、ICU(集中治療室)への入院の上
検査が始まった。この時点では自分もカミさんも全然深刻に
考えてなかった・・・。

2月27日
ICUの中のバイオクリーンルームに移される。
まだ病名が確定せず、いろんな検査ばかりが続く。

2月28日
荷物を取りに自宅へ戻っていた真夜中午前3時、
病院から5分間心臓が止まったと連絡がはいる。
どうやって運転して病院へ行ったか覚えていない。
間違いなくガイマーチンより速かったと思う。
医者から心臓は正常に戻り、おそらく脳への影響は無いと
言われ、廊下へへたり込む。
4pm、カミさんと2人、治療チームに呼ばれる。
Marleyの病名が、HLH (血球貧食症候群)と告げられる。
そんな聞いた事も無い病名を言われて、全然ピンとこない。
その場で時間を貰って、携帯で日本のサイトを調べる。

なんてこった!
最悪の病気だった。

本来、身体を細菌から守るべき抗体が、突然変異し、
自分自身の赤血球、白血球、血小板を食べつくす・・・。
脳を含む身体全部の内蔵が一つづつ侵され、予後不良・・・。



医者から、2つの選択肢を迫られる。

1,狂った抗体を押さえつける為、抗がん剤治療を行う。
白血球の数値が下がり続けるのででリスクはかなり高い。

2.このまま特別な事はしない。




悪魔が愛娘の体を岩の上に置き、
身体を縛られ身動き出来ない父親に囁く。


「良く見てろ、今からオマエの娘の内臓を
一つずつゆっくり取り出して食べてやる!」


あの時、
優しく目に涙を浮かべながら説明する医者の言葉は、
オレには確かにそう聞こえた・・・・。
2009年、Marleyが産まれた年に買った相棒。

いつもMarleyがキレイキレイと言いながら
一緒に洗った相棒

オメメが可愛いと彼女が言っていた相棒

Marleyがいつも後ろに乗るを楽しみにしていた相棒

何度も後ろに乗せて一緒に山猿を見に行った相棒

Marleyとの想い出がいっぱいの相棒


もう絶対に手放しません。









2014年4月27日、午前4時

Marleyが突然の強風とカミナリに連れられて

高い高い空に上がって行きました。






まだ立ち上がれないでいます。



でも、


生き続ける為に、片膝に両手を当てて

歯を食いしばって

ヘドを吐いてでも



立ち上がります。



少しでも動きだす為に今日、コレを書きました。

そして、

どうしてMarleyが逝ったか、近いうちに記事にします。

なかなかパソコンに向かう気力が湧かないけど、

少しでも多くに人にこの病気の事を知って欲しいから。

彼女が壮絶に戦った62日間を残しておきたいから。

彼女が生きた5年間の証しを残しておきたいから。

立ち上がる為の小さな切掛けにしたいから・・・。









FUBAR!

突然ですが、

バイクのCOEが3500ドルになった!

日本円で283,000円。

COEっていうのは、シンガポール独特の制度で、

車やバイクを買う前に、バイクを持つ権利を

入札制度を使って買わなきゃならない。

ちなみに車のCOEは、カローラクラスで6,300,0000円!

バカバカしくて車を買いたいとは絶対思わん。

もっともバイク買え代える気、

じぇ~んじぇん無いから関係ないけど。(笑)

あ、Amano Jackでした、

こんちわ!





んで、前回の続き。



カワイ子ちゃん成らぬ可愛いおばあちゃんの店で、

腹ごしらえをして、後はひたすら疾走る!


昼前にマレーシア側の国境の町、Changlun到着。

ここまでシンガポールから1000キロ弱。

道の両側には、なぜか車やバイクを見つけては、

オイデオイデをしているおばちゃん達。


ん?

コレのことかぁ。



と、思ってそのうちの1軒に停ってみる。

何かと言うと

行書屋さん!







マレーシアとタイの国境を超えるのに必要な書類。

タイ入国に際し、乗ってきた車両は売物じゃなく

ちゃんと乗って帰りますよって言う書類と、

タイ国内で有効な保険を発行してくれる。

そう言えば何年か前に東側の国境でも書いてもらったっけな。






それを持って、いざタイ国境へ!




って、




物凄い渋滞・・・・。

マレーシアの架橋の連中が正月休みをタイ南部で過ごそうと、

ゲートは長蛇の列・・・。







3時間くらいかけてやっと入国!








タイ王国♬








ん~、

順調だ。(笑)



前回、長距離バスで来たときは、

大揉めの大騒動が有ったけど、

今回は何事も無くスムーズに入国。

あの時のヤー公、まだ生きてっかな。(笑)





ここで既に午後3時近く。

入国に時間が掛かり、体力も思いの外消耗してたんで

今夜はここで泊る事にした。

街の名はSadao...サダオ。(笑)

実はこの街、去年11月には爆弾テロも起きてる。




でもこの日は、そんな感じは全然無くて、

観光客目当てに、ライトアップなぞされてて、

思いがけず綺麗な街。




夜には特設ステージで、タイ舞踊なんかもやってた。

オネェーちゃんも奇麗・・・。(笑)




オッと、イケねぇ。

明日は早いんだ、寝よう・・・。(笑)

Zzzz Zzzzrabbit..zZ



と、

2月2日午前7時、サダオ出発。


ここからバンコクまで約1000キロちょっと。

出来れば今日中にバンコクまで行きたい。




実はAmano Jackには一寸した自信が有って、

4年前に一日で1000キロちょっと疾走って、タイに来た事が有る。

その時の経験が変な自信になっていた。




へっ!

1000キロなんかカルイぜ!


ほぉ~ら、

綺麗なお寺も有るし!(笑)






んでも、ここからがナマラ大変だった。

今度は暑いし、道は分からんし、言葉は通じないし・・・。





仏教国だけに
マジ修行ツー・・・。














続くんです。














Marleyの熱が下がらんなぁ。
いつも押してくれて、ありがとう! サリマカセ


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寒い寒い日本の皆さんには大変申し訳ないんだけど、

暑くて午前中2時間のRIDEでヘバッたAmano Jackでした、

こんちわ!(笑)



前回予告のタイ・ツー・レポ。

バンコクのデモ隊。

タイ南部のイスラム過激派の爆弾テロ。

タイの治安も色々言われているけど・・・、


実はAmano Jackには珍しく、今回のツーリングには

自分自身の中でどうしても今、行かなきゃ成らない

理由があった。





昨年旧正月中、Amano Jackが尊敬する

海外現場監督としての大先輩が

バンコクで急に亡くなられた。ほんとに急に・・。

お世話になったシンガポール、

マレーシア、ベトナム・・・

ほんとにあっという間に逝かれて、

先輩らしいっちゃ、らしいんだけど。




去年の旧正月前にベトナムで、

「Nさん、正月休みは?」

「ん?バンコクにいるぞ。」

「そーすか!んじゃ、
バイクで遊びに行っていいすか?」




旧正月中KLの実家で、いつタイに出発するか

悩んでいる時に届いた悲しい知らせ・・・。




1周忌の今年、絶対行こうと決めていた、

散骨したというバンコク、チャオプラヤー川。

往復約4000キロ5日間のソロ。

生きてる人との約束は破っても謝れるけど、

亡くなった人との約束は、果たさないとね。








1月30日、旧正月の大晦日 午前8時45分。

まずはカミさん一家が待つKLに向けてシンガポール出発。



行くぜ、相棒♬





帰省の車で大渋滞のマレーシアの高速を

掻き分け掻き分け5時間、

なんとか今回はレストラン滑り込みで

年越しのディナーに間に合ったぜ。(笑)





1月31日の旧正月を親戚廻りで費やし、

2月1日早朝5時30分、アレコレうるさいカミさんを

振り切って、タイに向けてKL出発!(笑)









北マレーシアの真っ暗な高速をぶっ飛ばす。



だけど・・・・、








寒い!








多分気温は24℃くらいだと思うけど、

ウィンドプロテクションが無い相棒をかすめる風は、

Tシャツに革ジャンだけの身体から

ドンドン体温を奪って行く。

聞くところによれば、体感温度は100km/hで

10℃違うらしい。




うぅーーー、

さ、寒みぃー。

暗いぞぉ・・・。






それに加えて、

この先の未知の道程への不安。

体力、筋力への不安。

タイ国内の治安への不安・・・。

相棒のトラブルへの不安・・・。

等々、寒さも手伝ってか、

気持ちがドンドンネガティブになって行く。




ガタガタ震えながら美人が多いと有名な街、

イポーの手前辺りで、真っすぐな高速の左の空が

薄紫色に明るくなる。





イポーで、

カワイ子ちゃんがいる店で

朝メシとしゃれ込むかぁ!













それっ!
飛ばせ♬

















つづく・・・。(笑)














今日は、なんでこんなに糞暑いんだぁ!
いつも押してくれて、ありがとう! サリマカセ


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