ブログネタ:昼桜、夜桜、どっちが好き? 参加中
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安東&義城旅行の話がまだ終わっていませんが、桜情報&祭り情報はリアルタイムでアップしたいなぁと思い、先週末に全羅南道(チョルラナムド)の木浦(モクポ)と霊岩(ヨンアム)の旅行のことを書きたいと思います。
2月末に「全羅南道SNS外国人記者団」の発足式で木浦に行って以来、1ヵ月半ぶりにまた木浦にやって来ました。
(その時のブログはこちらです⇒2016年03月04日(金) 「全羅南道SNS外国人記者団」として活動します)
今回は木浦と霊岩で来週開催する2つのお祭りの事前取材のためです。
木浦では4月9日(土)~10日(日)に「2016花咲く儒達山祭り(2016 꽃피는 유달산축제)」が開催されます。
霊岩では4月7日(木)~10日(日)に「霊岩王仁文化祭り(영암왕인문화축제)」が開催されます。
今日は木浦の儒達山に行った時のことを書きたいと思います。
儒達山(ユダルサン)は木浦駅から徒歩約10分。海抜228mとそれほど高い山ではありません。しかし、木浦の山と言えば「儒達山」というほど有名な山です。
駅から歩いて向かうとすぐに目の前に儒達山が見えました。
レンギョウと桜の花が咲いていました
目の前の道を進むのではなく、左に行くと駐車場があり、露積峰(ノジョクボン)という儒達山にある巨大な岩の峰です。
露積峰の周りにはレンギョウ、桜、椿と花で溢れていました。
露積峰から反対側から見ると儒達山が見えました。
亭子が3つ見えました。これからあそこまで行くかと思うとちょっと気が遠くなりながらも景色の良さと余裕を感じました。
露積峰には大きな鐘がありました。「新千年市民の鐘」という鐘です。
鐘楼は一般的には南むき出そうですが、この新千年市民の鐘は環太平洋時代を主導していく木浦の意思を象徴すべく、中国大陸に向かって進んでいくことを目指して西向きになっているのが特徴だそうです。
鐘楼の周りに咲いていた桜は8分咲き程度。
私にとって今年の春、初めて見る桜でした。
露積峰の反対側が儒達山。
階段を上ると、木浦開港110周年記念の記念石がありました。
さらに進むと、韓国の英雄である李舜臣(イ・スンシン)将軍の銅像が立っていました。
やはり南部に来ると銅像はたくさんありますね。今後、各地の李舜臣将軍の銅像の写真を集めてみようかなw
銅像を通り過ぎて少しずつの上に上っていくと「午砲台(오포대)」という大砲と待鶴楼(대학루)という亭子が見えてきました。
牛砲台(オポデ)は、昔、市民達に12時を知らせる鐘の役割をしていたそうです。1987年1月に全羅南道文化財第138号に指定されている貴重なもの。
牛砲台(オポデ)
牛砲台のすぐ隣には待鶴楼(テハクル)があり、露積峰や日本式庭園などが見えました。
待鶴楼(テハクル)
待鶴楼(テハクル)から見た露積峰
日本式の庭園が今でも残っている李勳東(イ・フンドン)庭園は儒達山の南側のふもとにあります。上から見たらここだけ他の家とは違った造りになっているので、すぐにわかりました。
日本式の庭園が李勳東(イ・フンドン)庭園
日本式の庭園で、1930年代に日本人が寺院様式の住宅を建てて造った庭園で、湖南地域で最大規模を誇ります。1988年3月に全羅南道文化財資料第165号に指定されました。
待鶴楼を後に、さらに上っていきました。
待鶴楼
次に目指すのは達仙閣(달선각)です。途中、桜やつばき、レンギョウが綺麗に咲いていました。
世界平和を祈った記念碑
満開の桜
ピンク色の椿
赤い椿の木の下で記念撮影をしている姿
レンギョウ、椿、桜とたくさんの花が咲いている様子
達仙閣までは階段で上っていきました。
下から見上げた様子
途中の踊り場からは木浦市内を一望することができました。
すぐ下には桜も咲いていました。まだ満開ではなかったのが残念!
レンギョウは満開
市内より西側に見える景色(二等岩/이등바위)
達仙閣に行く最後の階段の横に大きな桜の木がありました。
この桜の木が咲いていたら、レンギョウの黄色と桜のピンク、そして韓国式の建物がマッチして本当に美しい景色が造られると思うとまたちょっと残念・・・
きっと今頃は桜がもっと咲いているのではないでしょうか^^
達仙閣
達仙閣から50mほど上ると広場になっていて、ここにも大砲が設置されていました。
天字銃筒(천자총통)を打つ体験ができるそうです(参加費20,000ウォン、記念写真付き)。
実際に大砲を撃つところを見れませんでしたが、山を登りながらどぉーんっ!という大きな音にびっくりしました。
体験プログラムの進行は、守令(사또)の格好をした担当者の方が一緒にやってくれるそうです。
体験プログラムには参加しませんでしたが、記念にポーズをとってもらいました(笑)
次に目指すのは儒仙閣(유선각)です。
儒仙閣(유선각)
ここまで上ってくる人は少ないようでした。
儒仙閣(유선각)から望遠鏡を覗いている様子
ここを通り過ぎて目指すのは頂上手前にある観雲閣(관운각)までは細い急な階段を上ります。その横には大きな岩があり、くじら岩(고래바위)、鐘岩(종바위)と名づけられた岩があります。
上っている時には気がつきませんでしたが下から見ると鯨の頭の部分の見えます。
くじら岩(고래바위)
くじら岩(고래바위)の説明
そしてこちらは鐘岩(종바위)です。
鐘岩(종바위)
鐘岩(종바위)の説明
下から見ると西洋式の鐘に見えることからこう名づけられたそう。
昔の人の想像力は本当にすごいもんです!
階段を上りきると、観雲閣(관운각)と海が見えました。絶壁に建っている様子がわかります。
観雲閣(관운각)を通り過ぎると、頂上の一等岩(일등바위)に到着です。
一等岩(일등바위)から見下ろした観雲閣(관운각)
頂上と言っても岩山なので一番高いところのすぐ下に到着です。
これが一等岩です。
一等岩(일등바위)(写真左側の岩)
その右下に見えるのは二等岩(이등바위)です。
二等岩(이등바위)
二等岩のふもとに桜が咲いているのが見えました^^
そして、一等岩のすぐ下にはなんと王明不動と弘法大師が彫られていました!
王明不動
弘法大師
思いもよらなかった発見にちょっとテンションが上がりました!(笑)
ここまで上ってくるのに約2時間。途中、写真を撮りながらなのでかなりゆっくりのペースです。まさか頂上まで上る予定ではなかったのですが桜も綺麗で、お天気も良かったのでどんどんと足が進んで結局は頂上まで行ってしまいました。下山した時はあっという間に下まで戻ってきたという印象でした。
今週末、「木浦花咲く儒達山祭り(목포 꽃피는 유달산 축제)」の時は、この時に咲いていなかった桜も咲いて満開になり、さらに綺麗な景色を見られるのではないかと思います。
登山が(下山するのが)苦手な私でも無理なく上り下りできるので、木浦に行ったら途中まででも登ってみてください。木浦市内が一望できますよ!
※写真撮影日:2016年4月2日(土)
儒達山(유달산)
住所:全羅南道 木浦市 露積峰キル 45(전라남도 목포시 노적봉길 45)
アクセス:木浦駅から徒歩約10分
ホームページ:http://tourjp.mokpo.go.kr/tourist/attractions(日本語)
木浦 花咲く儒達山祭り(목포 꽃피는 유달산 축제)
期間:2016年4月9日(土)~4月10日(日)
場所:儒達山
ホームページ:http://tour.mokpo.go.kr/festival_event/festival/udal_flower(韓国語)
全羅南道情報
全羅南道文化観光ホームページ:http://www.namdokorea.com/jp/(日本語)
全羅南道&光州(チョルラナムド&クァンジュ)公式ブログ http://ameblo.jp/jnkorea/
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