昨日に引き続き、木浦観光④をお届けします。


カッパウィを見てそこから歩いて「国立海洋文化財研究所 」という博物館に行きました。


(カッパウィからは徒歩約15分)



海沿いになるこの↑大きな建物です。




国立海洋文化財研究所 海洋遺物展示館




建物の下には大きな船が展示されていました。





建物内の案内図です。




この国立海洋文化財研究所は「海・人・文化・交流・歴史」をテーマに、それぞれのキーワードにこめられた先祖達の知恵と足跡を展示する研究所です。


展示室は4つのテーマに分かれています。


第1展示室は高麗の難破船がテーマになっている「高麗船室」です。



1983年~2010年までに発掘作業行われた高麗時代の船に関する展示品を見ることができます。


難破して沈没してしまった船からは高麗青磁などの水中文化財が見つかったそうです。



難破船の残骸も展示されていました。



第2展示室は中国の貿易船と東アジアの海上交易文化に関する展示を見ることができます。



1323年に中国から日本への航海途中で難破した貿易船新安船の残骸が展示されています。



残骸が残っている部分は海底に沈んで腐らなかった部分だそうです。船の大きさに驚きです。



新安船に積まれていた水中文化財の展示もされていました。




第3展示室は漁船民俗展示室、第4展示室は先史時代から近代までの韓国船舶を紹介する展示館になっていました。


第3展示室↓



第4展示室↓



展示館の1階から2階に上がる階段の踊り場の全面がガラス張りになっていて、海を見ることができました。




国立研究所だけあって、すべての(ほとんど)展示には英語、日本語、中国語の説明が書かれていました。


「水中文化財」という言葉も初めて聞いたし、水産海洋系の展示で難破船やその遺物に関する展示は見たことがなかったので、個人的にはおもしろかったです。


無料で観覧することができるので興味のある方は一度足を運んでみてください。




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国立海洋文化財研究所(국립해양문화재연구소)


住所:全羅南道 木浦市 南農路136

開館時間:9:00~18:00 ※月曜日休館

観覧料金:無料

ホームページ:http://www.seamuse.go.kr/seamuseweb/main/Index.do?mn=JP_01 (日本語)


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