大田(テジョン)は韓国で5番目に大きな都市で、6つある広域市のひとつです。
(韓国には、釜山、蔚山、大田、大邱、仁川、光州と全部で6つの広域市があります)
人口100万人以上の都市が広域市となり、大田は人口約140万人(2012年現在)です。
大田広域市文化観光 http://bit.ly/15mWNwY
大田と言えば、やはり科学の都市。
1993年の科学EXPOが開催されました。また、韓国エリート大学KAISTもあります。
でも、今回は大田出身の友達の案内でガイドブックには載っていない大田をテーマに旅に出ました。
大田市儒城区大洞というところにあるハヌル公園に行きました。
公園には風車が立っていました。
ここから見た太田市内です。
大きなビルはKORAILのビルだそうです。大田市内も雪がまだまだ残っていました。
ここに来る途中にあったなかなか不思議なセンスのオブジェたちww
おじさんのパン●ラ・・・・ww なかなかのセンスですww
そして、壁画通りも。
テーマは将来の夢。
ヨナやパク・チャンホもいますねー
そして、ここはハヌル公園から歩いて15分くらいのところにある別の丘。
恋人同士で来ると永遠に幸せになれるという言い伝えがあるそうです
クマさん達もラブラブです
ここ一帯は、太田市内で唯一残っている「달동내」と言われているところだそうです。
「달동내」とは、「달」は月、「동내」は近所と言う意味なのですが、「月に近い場所」という言葉の通り、坂の多い丘や山のふもとにある集落のことを指すそうです。
朝鮮戦争以後、住むところを失った貧しい人たちが安息の地を求めて山のふもとに住み始めてできた集落で、今もその名残を残しているそうです。
今も急速に開発が進んでいる韓国でこのような集落はどんどんと再開発によって取り壊されて高いマンションやアパートが建っているそうです。
正直、街の雰囲気はちょっとうす暗い感じもしますが、それはあくまでもよそ者が感じること。
ここに住んでいる人たちにとっては大切な街。
こういった人の住んでいるにおいがする・・・というか、生活に密着した街を見ることでその土地のことを知ることができると思うので今後も再開発の手が入らなければいいなぁという私なりの浅はかな思いを感じました。
きっと、再開発することで解決される地域の問題もたくさんあると思うので何とも言えませんが・・・
ガイドブックには載っていない大田市を見ることのできた時間でした