見渡す限りの風景。昔、この大地は平べったいものであると考えた人たちがいた。
この大地は、どこまでも続いているのでは無く、大きな滝があり行き止まりになっている。
そう考えたのです。
しかし、真実は違いました。地球は丸かったのです。
ガガーリンが初めて宇宙に出た時に言った「地球は青かった」という言葉は有名な話ですが、「丸いんだな…」とも思ったはずです。
この日本という国のいろんな都市や地域を見た時、同じように見えるはずです。
日本中どこにいっても、建物はほとんど同じ造り、どこにでも同じ電信柱が建っており、ほとんど変わらない風景ですよね。
ところが私達が見る風景は、違うのです。
土地土地にはいろんな歴史があり、そして違う種類の人々が生きているのです。
それは風土や地域性や県民性という言葉で表現されているものかもしれません。
おそらく普通の方でも感じる事は、空の高さの違いでしょう。
北海道に行けば、空は低く、沖縄に行けば、空は高い。
空気の感じもなんだか違う。おそらく皆さんが思うはずです。
ところが実は、大地の色が違うのです。
見える情景の質感が違うのです。
最近、東北の方に出向くことがしばしばありますが、東北の景色は、地上デジタルテレビで見ているかのように綺麗で、関東や関西などの都会にいけば、アナログテレビで見ているかのようなノイズがかかっているように見えるのです。
東北のある都市の色は綺麗なブルーで、東京にいけばドス黒い霧がかかっている。
その見え方は、色の付いたサングラスをかけて風景を見ているような感じです。
岡山支部にいる時、あるお弟子さんが「月が緑がかってみえませんか。」と代表に聞いていましたが、それは岡山市の色が緑だからなのです。
同じ岡山県でも津山市にいけばまた違う色で、倉敷市に行けばまた違った色です。
土地土地によりその気質が違う為にいろんな色を大地が持っているのです。
もしかすればそれが人に影響を与え県民性や地域性が生まれているのかもしれません。
もちろん、逆もありえるでしょう。
欲深い人たちが集まれば、その土地は、そのような色になってしまうことでしょう。
昔、大地には行き止まりがあると考えた人がおり、しかしそれが間違いだったように、今あなたが見ている風景も実は全く違うものかもしれない。今の科学力では解明できない。それもまた見えない世界の一つ。見えない世界の真実を語るならば大地の色は違うのです。
見えない世界の真実をもっと広めなければと思うようになりました。
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