皆さんは、精霊というと、妖精のようなものを想像しますか?
私も普通だと、空中にぷかぷか浮く小さな女の子を想像してしまいますが・・・。
確かに女性として現れてくる事が多いのが木の精霊です。
かなりの美人に化けるものが多く、妖艶な感じを漂わせながら近づいてきます。
「お願いだから、消さないで・・・もう人間に悪いことしないから・・・」
「ね、お願い・・・」と懇願しながら、ズボンをずらされ、咥えられ・・・
「わかった、許すよ。」と言ってしまったら、思ってしまったら終わりです。
絶対に、油断できない
一瞬のうちに消してしまわなければならないのが、木の精霊です。
この誘惑が効かないと分かれば、精霊は次の手を打ってきます。
あたり一面ジャングルのような幻想を起こし
緑のツルを、まるで鞭のように扱い、襲ってきます。
油断すると、肉体を貫かれ、内臓を抉られ
じわじわとイタブラレながら、殺されます。
夢の中での死。
現実の世界では、霊症よりもはるかに酷い精霊からの攻撃による病症となります。
私もなんどか経験した事があります。
幸いにも、すでに師匠に守られていたので、軽い霊症で済む場合がほとんどでしたが・・・。
理解すべき事は、木の精霊は、人間よりも先住民だということです。
たかが人間ごときがぁ~と思っています。
人間の弱点を良く心得ています。
木を切る仕事をしている方が、家の中に女性の気配を感じるのですが・・・という方が多いのも
この木の精霊が原因なのです。