うだつのあがらない勇者からの脱出(SCRAP・部屋型) | 放浪カモメはどこまでも

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SCRAPのルーム型の公演

「うだつのあがらない勇者からの脱出」

について書きます。


内容はというと、、


――あなたは死んでしまった。

最弱の敵・スライムと戦っているうちに
HPがなくなったのだ。

生き返らせてもらおうと、
いつものように王様のもとを訪れると、

「なんと弱い勇者なのだ!
真の勇者の力を身に付けるまで、
生き返ることを禁ずる!」

と宣告され、試練の神殿に飛ばされてしまった。

どうやら生き返るためには、
すべての試練をクリアして"賢者の書"を手に入れ、
この神殿から脱出しないといけないようだ。

あなたが生き返るために残された時間は60分!

すべての謎を解き明かし、
うだつのあがらない勇者から脱出しろ!

脱出に成功したとき、
あなたは新しい日常を手に入れる!



みたいな内容です。


この公演は「夢をかなえるゾウ」や「LOVE理論」
などの著者でしられる水野敬也さんが

監修されている公演です。


本の内容はギャグ路線と思いきや、

基本的な自己啓発の内容を織り交ぜるような
感じの本でした。


だから、結果からみれば、

その路線をリアル脱出ゲームにも
取り入れたかったのかなぁ、、

と勝手に邪推しときます。。


内容は「勇者」と聞くと、

「魔王城からの脱出」を想像する人も

いるかと思いますが、、

魔王城は謎解き×RPGであり、

うだつのあがらない勇者は謎解き×自己啓発

だと、またしても邪推してますので、、


魔王城の様なものと期待しないように、
注意ですね。

どちらかというと、オーソドックスな
謎解きです。

変化球も少なめなので、

慣れた方達なら、すらすらいける
感じだと思います。

探索要素もそこまでシビアでないですし。

あと、大謎もあんまりでした。

うだつのあがらない勇者からの脱出と
謳っているので、

なにか成長した上、もしくは
解く=成長、になるような、

大謎だと良い公演になったんだけどなぁ、、

と今更ながら思います。


私自身、謎解きし始めに行った公演なので、

こんなもんかなぁと思っていましたけど、

今、賢者の書を見てみても、

なんか、理由付けの為に
謎を作っているような気がします。

ひたすら邪推し続けますが、、、


やっぱ謎解き×自己啓発の
マッチングはあんま良くないと
思います。


そんな文句をたらたら

言いながらも


脱出、、


失敗、、、

(かっこわる・・・)


評価は48点


① オリジナル性   ★★★☆☆

② バランス     ★★★☆☆

③ 進行       ★★☆☆☆

④ 大謎       ★★☆☆☆

⑤ 盛り上がり    ★★☆☆☆


可も不可もない、オーソードックスな
公演だと思います。

興味のある人は行ってみても
損はしないと思います。

この物語の個人的イメージソング

キュウソネコカミ/ハッピーポンコツ