怪我の功名 | 内藤堅志オフィシャルブログ「労働科学研究者 内藤けんしの"ちょっといい話かも!"」Powered by Ameba

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労働科学研究所 協力研究員。
第1種衛生管理者。
労働衛生・安全、技能伝承、ストレスを研究しています。成功、活躍した人を分析して「運」も研究しています!

本来の意味は、、、
『間違ってしたことや何気なくしたことから、偶然に好結果が生まれること』
です。


怪我をしたアスリートは怪我をした事を、、、
悪い意味に捉えたり、不安になったりとポジティブに考えてしまいます。

でも視点を帰ると『良い事』も多くあります。

具体的に、
・自分の身体を見直す機会であったり、
・自分の技や技術を見直す機会であったり、
・他の分野の知識を得る事ができたり、
など、多くの良い事もあります。


例えば、リハビリの中でもう一度自分の動きや考え方を確認する事ができます。

いま、横綱白鵬関は怪我に苦しみ、必死にリハビリをしております。

そのリハビリ、稽古を見ていて『怪我は悪いことばかりではない』と気づきました!


この足の運びを見てください。
自分の足幅、すり足(親指と母指球と踵の線)を確認しながらリハビリをしています。
あと、腰の高さも!


また、


怪我をしている、右足と膝の位置を確認しています。


これらは、横綱白鵬関の基本動作です。


この様に普段では意識することを忘れてしまう事も、リハビリでは再確認する事ができます。


怪我はもしかしたら神様が、
『初心に帰れ!とか、身体と話しなさい!』と与えてくれた機会なのかもしれません。


いま、必死にリハビリに励んでいる白鵬関。

そして豊ノ島関。

もしかしたら、今まで以上に強くなるかもしれません!


怪我は悪いことばかりではありません。

神様が与えてくれたチャンスです!