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相変わらず、定職につけず、派遣での生活費稼ぎをしています。

が、そんな中でも、最近は、ふとした事から知り合えた、フイギュアの原型師さんと個人的なメールのやり取りをしています(と言っても先方はオフィスアドレスですが)。

始まりは、自分のブログを見て、それを受け止めてくれた事からでした。

それがなければ、メールのやり取りもなかったと思います。

自分の生活や仕事としての関わりはまったくありませんが、しかし、こういう縁、自分は大事にしていきたいと思います。

そういう積み重ねが、いつか、やりたい事に結び付き、少しでも、なりたい自分に近づける日が来るのかな、なんていい歳して、ガキっぽい感覚で、ちょっとだけ期待感でワクワクしたりしています。

今の環境から、脱出したいと上を見上げながらのひとりごと…。
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男樹は、本宮ひろ志の「俺の空」と並ぶライフワーク的作品。

「サラリーマン金太郎」も、本宮ひろ志のライフワーク的作品ではあるが、オレの中で一緒くたにできないのは、「サラリーマン金太郎」は、主人公が金太郎のまま続いているのにたいして、「男樹」と「俺の空」の主人公は、その血筋を引く人間が主人公になって、世代を超えて変わっていく点にある。
そう、血脈を描いた大河ロマンなのである。

「俺の空」は、はじめ安田財閥の次期当主・安田一平の17歳の夏休み、花嫁探しの旅からスタートして、甥っ子の三四郎が主人公になって宇宙に行くまでのシリーズになっており(結局、安田一平ほどの魅力的なキャラにはなれず、後のシリーズでは一平を主人公にしたものだけになりましたが)、この「男樹」は、ヤクザの父と大手電機会社のひとり娘を母にもつ最初の主人公・村田京介がヤクザの大親分になる物語からはじまり、今回描かれた、孫にあたる主人公・村田京一までのシリーズとなっている。
本宮ひろ志は、週刊少年ジャンプ創刊時、「男一匹ガキ大将」でデビュー以来、破天荒な少年が暴れまくるケンカマンガを中心に描き、一時代を築いた、昭和を代表するマンガ屋である。
自分でもマンガ屋を自称するだけあり、マンガに芸術性を求めた、当時のベテラン漫画家達には色モノ扱いされてた時期もあったようだが、稀有なマンガ屋と感じるのは、ケンカマンガでヒットを飛ばしながら、そのジャンルに縛られず、マンガをあくまでエンターテイメントとして捉え、新しい分野に挑戦し続けているところにある。

しかも、いかなるジャンルを描こうと、根底にある男臭さにはブレがなく、つねに「男」を描き続けている。
今回読んだ「男樹~村田京一<四代目>~」は、全5巻完結。
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この作品の主人公・村田京一
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は、亡き父親で、海外にも太いパイプを持つ広域組織・崇和連合の会長・村田京太郎と海外でピアニストとして活躍した母親瞳子
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との間に生まれた。

亡父・京太郎は、ヤクザの道を進むなら、家族を持つべきではないという信念をもち、生涯家族をもつ事はなかった。

しかしながら、短いながらも熱く生きた人生の中で関係をもった女性がふたりおり、銀座のクラブのNo.1ホステスだった女性との間にも京子という娘がいて、京一の腹違いの姉にあたる。
この京子を主人公にした物語が前作で、破天荒な女子高生として描かれたが、今作では落ち着いており、やり手の女性弁護士として登場する。
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京一が、父・京太郎の二十回忌の墓参りの為に日本に帰って来たところから物語は始まる。

京一と母親、祖母が京太郎の墓参りをしているところに現在、日本最大の組織・安済組の組長、若松勝成
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が墓参りに現れる。

若松との戦いで京子の命と引き換えに死んだ父・京太郎。

その若松を前にして、平然と父の仇と言う京一に、若松は村田の血にたいする警戒心を強める。

墓参りの後、母親から父の遺した九千億という莫大な遺産を引き継いだ京一は聖輝大学に入学する。

京一にとって、もうひとりの仇である自由民生党の幹事長、松前史郎
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は前作では京子の元恋人でありながら、野望の為に京太郎を殺す片棒を担いだ過去を持つ。

その松前に京子は久しぶりに会いに行き、京一の帰国を告げる。

大学に入学した京一は、その遺産を使って、まずは仲間作りから始め、その傍ら関西の若松に会いに行き、ヤクザの世界を見る為に、一千億を払って安済組組長の座を買おうとするが、当然断られる。

帰り道に会った若松のひとり娘・真理
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は京一に運命的なものを感じる。

京一は、表舞台に立つ手始めに、自身が筆頭株主になっており、義姉である京子が顧問弁護士になっている太陽電気は原発関連の企業であり、前回の総選挙の際、民和党が政権を取ってもエネルギー政策は変えないという交換条件で、選挙資金として三百億を現政権・民和党に政治献金していた事を株主総会で言及する。
華々しいデビューを飾った京一は母とロシアに渡り、セルゲイ・ツィガノフと、その孫娘で京一より二つ年上のマリア
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と会食する。

祖父・村田京介は生前、ソ連崩壊の混乱時、ツィガノフに莫大な資金援助をしており、それによりツィガノフは、ロシアに数人しかいないと言われる法律マフィアのひとりとして君臨している。

この縁から、ツィガノフは幼い頃から京一に目をかけ、かつて祖父から融資された資金は、ツィガノフが経営するロシアの最大企業ガスパレス社の株式として京一名義としていた。

サハリンの石油天然ガスの開発を、ガスパレスが支配する事となり、こガスパレスとの日本側の交渉権を京一に預けた。

帰途、京一は父の生きた道を歩む決心を母に告げる。
帰国した京一を待っていたのは崇和連合の二次団体、大友組の刺客で、それは本流である村田に弓を引く行為であった。

京太郎の死後、崇和連合は組織としては生き延びたが安済組の意向を伺いながらの組織に成り下がっていた。

刺客は村田の血を引く京一を殺す事はできず、指示を出した幹部の山倉を射殺するが、山倉の側近達に撃ち殺された。

崇和連合で内部抗争に発展するが、数日後、京一に会う為に上京した真理が京一と結ばれた事により、安済組と崇和連合がひとつになり、日本のヤクザが統一された事で終息する。

続いて京一は、総理になった松前の個人的な補佐官となりながら、亡父の遺産を使い、世界中の有望な若者達に出資する旨をメールで送り、代々木公園に集める。

さらに、ツィガノフから預かった交渉権を使い、世界のトップを相手に取引する。

これに恐れを感じた政界の老人は警察を使って、冤罪で京一を刑務所に送り、さらに刑務所内での京一暗殺を目論み、刺客を潜入させる。

刺客から生き延び、京一が刑務所を出所すると、真理と息子、そして、未曾有の大不況により、殺伐とした街の風景があった。

京一の根をはる場所を探す旅が始まる…。

最近の本宮ひろ志のマンガの傾向を見ると、マンガでありながら、その背景にはかなりリアルなものがある。

これは、本宮ひろ志の感じてる現実、もしくは予測する将来をマンガという媒体に取り入れて警告している気がする。

作品自体もおもしろいが、そういうものを感じながら読むと、一層、興味深い印象をもてるのではなかろうか。
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タイガーマスクのオモチャ、久々の新作は、メディコムトイで11月24日~12月31日迄受け付け中の受注生産品。

タイガーマスクシリーズは、電人らしいマニアックなチョイスで(笑)、なんとアニメ版、アントニオ猪木(8800円(税別))と
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アニメ版力道山(7800円(税別))。
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ここのところ、リリースされた対戦レスラーは、マニアックなチョイスが続いていたが、猪木はともかく、力道山のアニメ版を出すとは、まったく予想がつかなかった。(笑)

猪木が力道山より、1000円高いのは、ガウンがついていて、着脱が可能だからだろう。

猪木といえば、今や闘魂ビンタの議員さんレスラーのイメージが一般的だが、タイガーマスクがアニメでやってた当時は、全日本プロレスに所属しており、まだ若く、血気盛んなレスラーだった。
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その為、アニメでも、タイガーが日本に帰って来た、はじめの方では言い争う場面もあった。

そこに馬場が間に入り、馬場が懐の広さを見せる事で、大きなモメ事に発展せず、また、馬場の貫禄を見せる演出にもなっていた。

猪木とタイガーのリング上での対戦は練習試合も含めて二度あるが、公式戦としては、第16話で対戦した。
リング上でのタイガー抹殺に失敗した虎の穴の同期生・リコ(ミスターシャドウ)は、ミスターXから失敗を責められ、タイガーのリング外での抹殺命令をくだされる。

ホテルの屋上で伊達直人(タイガー)と激しい攻防の末、リコのドロップキックをかわし、転落死させてしまう。

ワールドリーグ戦で猪木との対戦に向かう通路に現れたミスターXからリコの写真を見せられたタイガーは動揺しながらも、リング上で猪木と好勝負を展開するが、試合中盤でドロップキックを放った猪木にリコの姿が重なりかわす事ができずに直撃され、リング下に転落。リングアウト勝ちで勝利を収めている。

ちなみに、タイガーの反則負け以外の敗北はこの試合のみ。

そう考えると、猪木がどれだけ強いか想像に難しくない。

この猪木だが、後半になると、タイガーの虎の穴の後輩・ケン高岡やタイガーと同期の虎の穴出身レスラー・ミスター不動(大門大吾)の出番が増え、ほとんど登場しなくなったのは残念。SqHEP4Sp.jpg
力道山は、第30話と35話に登場。
30話では、なかなか必殺技を生み出せず苦悩するタイガーに、タイガーが師事する武道家・嵐十段が、力道山が相撲からプロレスに転向し、必殺技・空手チョップを生み出し、ついには日本プロレスの生みの親となる迄の厳しく激しい戦いの日々を聞かせる。img.jpg
35話では、ジャイアント馬場から、全アジア王座決定戦に日本代表としての参加を要請されながら、「黄色い悪魔」として、マットを汚した過去を気にして辞退を申し出るタイガーに、馬場は、自身の悪役レスラーだった過去を話す。

そこで、馬場の師匠として力道山は登場する。

タイガーマスクに限らず、現在ではなかなか見る事がない、実在の選手が当たり前のように登場するスポーツマンガやアニメ。

このソフビを眺めながら、懐かしいあの時代にひと時のタイムスリップをしてみるのもいいのではないだろうか…。
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