コミックマーケット91

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昨年末、12月30・31日の2日間、毎回テレビでも取り上げられるので知ってる人もいるかもしれないが、東京ビッグサイトで行われたイベント、「コミックマーケット」、通称コミケに久しぶりに行って来ました。

コミケというのは、マンガやアニメ、ゲームをはじめドラマや音楽、さらに歴史や小説に至る迄幅広いジャンルのパロディを作者非公認で描いたり(書いたり)、描いた(書いた)人のオリジナルの創作によるものだったり、好きなように表現したものが同人誌として販売される毎年夏と冬に開催される同人誌即売会。

しかしこの同人誌、非公認でありながらオリジナルを凌ぐサイドストーリー的なものもあったりするからバカにできない。
たしかにアダルト要素が強い、過激なエッチ本も多数売られているが、裏を返せばそれだけ上手かったり、おもしろかったりするからあれだけ支持されるのだと思う。
現在商業誌で連載をもつ作家にもコミケ出身が結構いるし、連載をもっている作家が同人誌を作って参加したりしてるのもこのイベントの懐の深さならではだろう。

人混みや並んで待ったりする事が嫌いな自分が、以前あの暑苦しさを経験してるのにかかわらず、懲りもせず行ってみようと思ったのも好きな漫画家が今回のコミケに出品するのを知ったからで、そうでなければとても行く気にならなかっただろう。

ふだんあまり行動的ではない自分だが、行くとなれば楽しみたいので、できる範囲の下調べはしておきたい派。
コミケには開催前に出る「カタログ」があり、一部の書店でも取り扱ってたりする。
それには参加サークル(同人誌の販売者の事ね)がすべて載っており、サークルの分かれ方も作家やタイトル、ジャンルなどでだいたい分けられているので、このカタログを見ておかないと会場が広く、サークルの数もメチャクチャ多いので、好きなマンガのパロディがありながら、知らずに終わってしまう事になりかねない。
で、カタログを見てたら、目当てのサークル以外に好きなキャラのパロディがあるのを発見。はじめは31日だけの予定が30日も行く事に(笑)

30日の目当ては永井豪のパロディもの。
それも1番好きなキャラのパロディとあっては、内容はどうあれ見たくなるのが自分の性分。もっといえばそれだけの為に行くようなものなので、仕事あけという事もあり、ゆっくり午後から行きました。
入場開始からだいぶ時間が経ったからか並ぶ事もなくすんなり入れましたが、なにせ久しぶりの事なので勝手がわからず、下調べをしておきながら目当てのサークルにたどり着くのに一苦労。

しかしたどり着いた甲斐がありました。そこには本だけでなく、自分が永井豪キャラで2番目に好きなキャラ、身堂竜馬のコスプレをした美人さんの姿が!!
今の仕事上(世間的にはあまりよろしくない仕事をしている)日頃若くて綺麗なお姉ちゃんやかわいい女の子をわりと見慣れてる方なんじゃないかと思ってる自分が正直にそう思った。



「木ノ下花見さん」





↑もとキャラはこれなんだけど、かなり似てると思いませんか?
(バイオレンスジャック版の早乙女門土(左)と身堂竜馬(右))

この木ノ下さん、コスプレだけでなくマンガも描くという多彩さにさらにビックリ。
ちなみに木ノ下さんの描いた本がこれ。



今回は委託という事で、このキャラを使ったキーホルダーも作って販売したり、上のコスプレ写真の名刺を配布してました。
自分的にはコミカルなものよりシリアスなイラストが好きなので、本の中に描かれてたシリアスなものでキーホルダーが作られていたら迷う間もなく買ってしまっていただろう。(汗)


もちろん木ノ下さんの委託先サークルが最初の目的だったので、そちらの藤崎さんという方の描いた本も、女性ならではの線の細い表紙のイラストを見て気に入り、中身も見ずに2冊をゲット!




同人誌を描く人達って、原作の画をただマネるだけでなく、更に綺麗に描けてしまうのが凄い。
絵心というものにまったく恵まれなかった、ただのマンガ好きにとってはただただ尊敬するばかり。




↑写真の右の方にいる門土と竜馬のフェルト人形もスペースに飾られており、これも木ノ下さんが作ったらしく、触らせてもらったところ、もふもふしてさわり心地がよく、なにより顔が気に入って欲しくなり、さすがに飾ってある一つしかないものを買いたいとも言えず、初めて会ったにもかかわらず、ずうずうしくも注文してしまった。(汗)
それを嫌な顔もせず引き受けてくれた木ノ下さんには感謝。
今からできあがるのが楽しみ。
写真の、人形が置いてある白っぽい布、なんだと思う?
これ実は原作マンガのふたりがブリーフ愛用者なので、それをイメージしたブリーフポーチなるものらしい(笑)
これを女の子が持ってる分にはシャレで通じるし、見せ方によってはセンスの高い小物にもなるだろうが、いい歳したオッサンである自分が使ってるのを見られたらドン引きされると思い、さすがに買えなかったが、こういうアイデアが浮かぶのもこのキャラが好きな女性ならではだろう。
男にはまず思い浮かばないだろうな、このポーチは。

なかなか商品化されないマンガやキャラにこういうかたちで出会えたり、作ったり描いた本人と直接会えたり話したりできるのもコミケの魅力のひとつではないだろうか?

31日 はもとから本命の日という事で、昨日他を見て回る時間があまりなかったのと駐車場を探すのに時間がかかる事がわかったので朝から行きました。
その甲斐あって、上限なしの時間貸し駐車場でなく1日最大料金が決まってる駐車場をわりと早く見つけられたが、ビッグサイトまでは徒歩20分とやや不便。
忘れ物でもしたらかなりムダな時間を生む事になるなあなんて思っていたら、しっかりやらかしてしまいました。
昔と違い好きな漫画家の直筆イラスト入りの色紙なんてなかなか書いてもらえないので、この機会にダメ元でお願いしてみようと用意してきた色紙を車に忘れ、取りに戻るハメに。
まあ自分らしいといえば自分らしいし、いい運動にもなりました。
といっても仕事でまったく身体を使わないので太ってしまい、それを落とそうと思って始めたウォーキングを続けてなかったらヘタばって帰ってしまっていたかもしれない。(苦笑)

ヘタばりそうな身体を引きずり目当ての漫画家のスペースに着くと、いらっしゃいましたご本人が。
そもそも自分が今回コミケに行こうと思ったのは3年近く前にブログで感想を書いた「ハード・ナード・ダディ」の作者で、「ダンスインザヴァンパイアバンド」


などにを代表作にもつ環望さんが新作同人誌を出品するというツイッターを見てしまったからだからね。
そしていよいよ柄にもなくビビりながらもダメ元で色紙をお願いしたらあっさりOKしてもらえた。
環望がコミケ出身なのは知っていたけど今やヒット作をもつプロの漫画家さんだよ、コミケ恐るべし!(笑)

で、描いてもらったのが現在月刊ヤングキングアワーズGH に連載中の「ソウルリキッドチェインバーズ」



の主人公・ロッテ。






↑色紙を描いてくださってる環先生①




↑色紙を描いてくださってる環先生②





↑完成された色紙。 大切にさせていただきます。右上は名前が入っているのでモザイク貼りました。なんかエッチい?(笑)

この環望の作品にはエッチなものも多いが、実はいろんなジャンルを描ける人で、自分としてはこの人の描いたダークファンタジーもの(でいいのかな?)がかなり好きだったりする。
ところがこの人が描くダークファンタジーものは雑誌の休刊や打ち切りの憂き目に遭う事が多く、本人が納得するカタチで完結できた作品はあまりないんじゃないかと思う。

環望のスペースに並べられた同人誌は今回の新作2冊


↑ENCYCLOPEDIA EIGHTHWONDER OF THE WORLD
「ウチのムスメに手を出すな!」(略してウチムスというらしい)という青年向けスーパーヒロインものと環望が原作をした「リリー・トゥ・リガー」のキャラと用語を解説した辞典のようなもの。



↑チーコとユミン
「チーコとユミン」は青年誌に連載されていた単行本化未収録作品。
一応ユリものらしいが、エロさやいやらしさがなく、女の子のなかよしさがかわいらしく楽しく読める、昔の少女マンガにあったようなちょっと懐かしさも感じられるマンガ。
この作品、わりと新しいもののようだが、マンガ雑誌は買わずに気に入ってるマンガだけを立ち読みで済ませているので知らなかったので、思いがけない収穫だった。

新作以外にも前に出した同人誌がいくつか並べてあり、その中には「ガンダムW」のエロ系パロディもあったが、自分はこの人のオリジナルが好きなのと懐事情からオリジナルのものだけ全て購入。
ただこの人のエッチ系マンガも好きだし、パロディはどんなものを描くのか気になったので、懐具合と機会があれば読んでみたいと思う。
で、買ったのがこれ。





下の写真、ピンぼけ気味だけど、この2冊は非公式ながらさっきの新作で書いたウチムスの続刊になるのかな?
ウチムスは母娘二代にわたるスーパーヒロインの話で、母親のアテナは引退しているが、初代エイスワンダーとして活躍していた過去をもつ。
娘のクララが2代目エイスワンダーとなった事で、新人スーパーヒロイン・クララがピンチに陥る度に、アテナも今やきつくなったコスチュームを纏って救出にむかうという、熟女と若い女の子が活躍する一粒で二度楽しめるアダルトタッチのマンガだったが、これが同人誌となると商業誌より規制も緩くなるし、不特定多数の読者に向けたものでないぶん描きたいものを描けるわけで、R-18指定にして連載してたものよりエロさがアップしている。

上のものはアテナが主人公。下はクララが主人公になっており、クララが主人公のものはNo.2とある通り同人誌ながら続きものとなっている。
自分も買った時は気づかなかったがNo.1を読まないとよくわからない話になっているので、近いうちにNo.1を買わなければと思っている
マンガ好きにとって、こういう想定外で欲しいものが増えるのもコミケの魅力であり魔物でもあるところ。



これは代表作、「ダンスインザヴァンパイアバンド」の公式同人誌。
吸血鬼の一族を統べるミナ姫と、それを守護する狼男の末裔アキラの物語で、この人の描いたものでは今のところ2番めに好きな作品。
このマンガはストーリーが進む中でいくつも伏線が張られていたのに、雑誌休刊とかでもないのに伏線の謎解きもせずになぜか突然終わってしまい、もやもやした印象だった。
そのもやもやしたものをいくらかでも払ってくれるのがこの本。
作中に残されたままの謎を一応明かした内容になっていた。
ただ、なにぶん薄い本なので今まで読んできたフアンが完全に納得できるものではなく、なによりあとがきを読むと環先生自身が消化不良を起こしているのが伝わってくるので、いつかどんなカタチであっても続きを描いてきちんと完結させてほしいと願う。

今回買ったもので最後に紹介するのは、これこそ予想外のもの。
コミケは、同人誌にせよグッズにせよ非公認ではあってもその作品を愛する人や好きな人によって作られたものだからこそ良心的な価格で売られ、同じようにその作品を好きなフアンが買っていくイベントだというのが自分の持論なので、そこに集う人間にたいしてコミケ限定だのコミケ先行だのを謳い明らかに営利目的の販売目的で出品している企業ブースは見に行く気になれず、何回もコミケに行っていながらこれまで足を運んだ事がなかった。

しかし今回は現在自分が好きなアニメ、「タイガーマスクW」が放映中だし、カタログには載ってなかったが東映か講談社あたりのブースでなにか出てるかもしれないから行ってみようと思い、30日に長いスロープを登り、初めて足を踏み入れた。
ここでも日頃のウォーキングが役に立った(笑)

初めて入ったそこは一般の出展サークルのスペースとはまったく違い、色っぽいコスプレをしたコンパニオンがチラシを配ったり声優だか俳優だかが呼び込みをしてたりでとても華やかな雰囲気だった。
室温も気のせいかもしれないが一般の出展サークルのスペースより暖かい気がした。
目当てのタイガーマスクWのグッズはやはり出ておらず、せっかくだかなにかおもしろいものがあるかもと、好きなマンガが載ってる秋田書店と少年画報社のブースを回ったら、少年画報社のブースでまさかのグッズを発見!

少年画報社といえばヤングキングアワーズの「ドリフターズ」がアニメ化されたので、



ドリフターズのグッズがあるのは当たり前だが、まさかこんなものを出すとは思ってもいなかった。



↑「ドンケツ」のクッションカバー。
コミケといえばたしかに多種多様のマンガフアンが集まるイベントである。
とはいえどちらかというとマニアックなものや萌え系のマンガのフアンがほとんどで、ドンケツのようなマンガのフアンでコミケに来る人はほとんどいないだろう。
そんな中でまさかのドンケツグッズを見た時は驚きと嬉しさでブースに吸い寄せられた。
値段をみると、やはり本とは違いそれなりに高いし、明日の環望の本のお金はとっておきたい。
てっきり通販グッズかと思ってブースのスタッフに聞いてみると、なんとコミケの為だけに作ったというではないか。
いやいや画報社さん、コミケの客層考えたらどう考えても不向きなマンガだってわかるよね?「超人ロック」やそれこそ「ソウルリキッドチェインバーズ」ならまだしも、これは無謀ってもんだよね?っていうのが自分の正直な感想だった。

しかし逆にドンケツのグッズが欲しかった自分からすれば、「これってもしかしてオレの為に出してくれた?」である。
なぜなら不良は他人が持ってないものをなにけなく持っている事で満足する傾向が強い人種であり、自分もその傾向が強いのは否めない。
コミケ受けしないジャンルのグッズで、しかもコミケ限定品となれば持ってるフアンは少なく、当然目を引く。
これを買わないわけにはいかない。
基本、主人公にはあまり魅かれず、サブキャラに魅かれる自分だが、ドンケツは例外で主人公が超アウトローなので魅かれている。
という事で主人公のロケマサのカバーを購入。



一つ買ってしまったら、全部欲しくなるのが自分の悪い癖。
しかし、こんなクッションを家で出されて喜ぶタイプの人間はそうはいないだろう。
そうなると自分の車で使う事になるが、運転席には普通のクッションは適さないので後部座席に置くようになるが、ミニクッションならともかく普通サイズのクッションはかさばるので二つ置く気にはなれない。

自分は雑貨系のキャラクターグッズは、同じ商品であってもキャラクターを使用している分同じ商品割高になっているものが結構多いので、どうせ買うなら自分が使えるものをという考えなので、たとえ好きなマンガやアニメのグッズであっても使わないものは買わないようにしているので、値段的にも安くはないものだし明日の環望に使うお金と駐車場代を確保しとかなければならなかったのでこの日はこれだけで帰った。

が、一度欲しいと思ってしまうと諦めの悪い自分は翌31日、環望のスペースでの買い物を済ませると、この日は毎年恒例となっている「ドンケツ特集号」の発売日でもあり、それを片手に再び少年画報社のブースへ。



多少無理をすれば手が届く値段だし、好きなキャラのものはやっぱり欲しいし、で、自分にたいする言い訳はカバー汚れるし、洗い替え一枚は欲しいよねだった。(苦笑)
そんなこじつけをしてまで買ってしまったのがコレ。


昨年6月に別のテーマで書いた時に紹介したマンガのカバーが使われたクッションカバーなのだ。
これについては、実は前日もロケマサにするかムラさんにするかですごい悩んだのだ。
それくらい欲しかったので、買って満足している。
本当はもうひとつの朔組組長も買ってはぐれ月組をフルコンプしたかったが、今の自分にとってそれは贅沢というもの。
とりあえずよしとしよう。(笑)

とにもかくにも久しぶりのコミケ、楽しく過ごせた二日間だった。
ただね、会場の周りの駐車場、これだけ大きなイベントなので関係者に安めのところを抑えられてしまうのはわかるけど、とにかく高い。
自分が31日に借りたところは1日貸しがあったけど会場迄かなり歩いたし、それでも1800円だし、会場近くは30分250円の時間貸しのみなので、もし1日いたらいくら掛かるのだろう?
下手をするとコミケに遣うお金より高くなりかねないと思うのだ。
せめてもう少し安ければ、その分コミケで遣えたのにな、と思うのだ。

そうそう、クッションカバーだけでは意味がないので、翌日、元旦早々、多くの人々が福袋に走るなか、クッションを買いに行って来ました。
完成したものはそのうち紹介できれば、と思っています。

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明けましておめでとうございます!
今年も稚拙なブログをマイペースに書いていきたいと思っております。

今回読んだのは、昨年の秋に感想を書いた「珈琲店タレーランの事件簿」の続編で全2巻完結。
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小説が続いてるのは知っていたが、マンガ版の続編はないと思っていたら、続いてたんだねえ。
しかも前作を読んだのとあまり変わらない時期に続編を読むとは。
こんな偶然ってあるもんなんだなあ…。

前の事件から一年後。
アオヤマはあれからもタレーランに通っていて、タレーランの女性バリスタ・切間美星との交流を少しずつ深めていた。
アオヤマはただ通うだけでなく、謎解きを得意とする美星をなんとか凹ませようと度々謎掛けを持ってくるがすべて解かれてしまってるようだ。

今回は、頭脳は明晰ながらおとなしい感じの美星と正反対の活発で行動的な妹・美空が登場し、その行動力によって美星やアオヤマを事件に巻き込んでしまう。

美空は大学の夏休みを利用して京都を観光にやって来るが、本当の目的は父親に会う事であった。

美星と美空は幼い頃に父親を亡くし、今の父親は母親がその後に再婚した相手であった。
二人が物心つく前だったので、母親は再婚後、事故の事を隠したが、いつか二人に話そうとその時の新聞記事をとっておいた。

成長した美星と美空はその切り抜きをそれぞれに見つけたが、表と裏に別の記事が書かれていた事から美空が誤認し、今回の事件を引き起こしてしまう。

美星はそれまでも自分が水の中にいて、誰かが手を伸ばしてくれているのにその手を掴めず、そのまま沈んでいく夢を時々見ており、水難事故の記事を見てうっすらとだが記憶と繋がった。

しかし美空の方はもうひとつの、当時売れていた小説の盗作疑惑の記事から、その小説の作者を父親と思い込み探し出した。

小説家は深水栄嗣といい、あの事件で家族も仕事も失い現在は借金取りに追われるような生活をしていた。

そんな深水だったが、自分を探しにきた美空が別れた娘と同じ年頃というのもあり、本当の娘ではないかと美空の身辺を調べたところ、自分の娘ではない事がわかっただけでなく、美空の大おじであるタレーランのオーナーがそれなりの資産家である事を知った。
金に困っていた深水は自分を父親と思い込んでいる美空を誘拐し、タレーランのオーナーに美空と引き換えに身代金を要求する。

深水からのTELを受けた美星は、万一に備えオーナーにお金を用意してもらい、誘拐されてる美空からアオヤマにきた「☀」の絵文字だけのメールが、敢えてアオヤマに送られてきたのは、美空とアオヤマの共通点からわかる居場所のヒントになっていると考え、美空が父親が生きていると思い込んだのは自分が水難事故の事を美空に話してなかったせいだとアオヤマが止めるのも聞かず、警察だけに頼らず自分で美空を助けようと動き出す。

☀の絵文字から美空との共通の趣味である音楽から、「録音」のマークに似ているという事からアオヤマの勤めるカフェ、「ロックオン・カフェ」に監禁されているのではないかとロックオン・カフェに向かうがそこに美空の姿はなかった。
読みが外れ焦るアオヤマだったが、美星によってなんとか落ち着き、冷静になると、美空との数日間の会話の中でもうひとつ録音に関係がある場所があったのを思い出す。
美空と初めて会った時、金閣寺の正式名称が「鹿苑寺」である事を話していたのだ。
再び深水からTELが鳴り、身代金の受け渡しについて指示されるが、美星は僅かな会話の中から深水の犯行が単独である事を確信し、美空がメールを送った状況から美空の居場所が鹿苑寺の名前が確実に見える金閣寺の入口付近である事を見抜く。
深水の裏をかく為、美星とアオヤマは分かれ、美星は深水の指示通りに行動し、アオヤマは深水が金を受け取る為に美空から離れる一瞬の隙をついて美空を無事に助け出し、深水は警察によって逮捕された。


このマンガは推理マンガというより、推理を味付けにした恋愛ものといった方がいいのかもしれない。。
それくらい謎解きについては安っぽい印象を受ける。
美星と美空が実は双子で、

そこから深水が父親でない事を美空に気づかれ、そのまま誘拐するなんてミステリーマンガならあり得ない展開だしね。

今回の話は、美空を登場させた事で美星の家族構成を紹介し、また美星の幼少時に背負った悲しい記憶を書きたかったのだろうが、ストーリーが安直すぎて、父親が自分を助けようとして死んだ事を美空に打ち明けられなかった美星の気持ちがあまり伝わってこなかった。

原作小説を読んでないのでわからないのが、もしその辺りがきちんと書かれていたなら、漫画家の力不足と言わざるをえない。
ただ、ラストシーンの美星のアオヤマにたいする想いの描写は美星らしい感じがよく出てたと思う。

このマンガ、まだしばらく続くようだが、自分としてはもう読まなくてもいいかな、というのが正直な感想である。

小説「ビブリア古書堂の事件手帖」がヒットしてから書店に行くと、このタレーラン以外にも似たようなタイトルの本が結構目につく。
こういう二匹めのドジョウ的な本の出し方たと本当はいいものがあっても飽きた読者には手にも取られず埋もれてしまいそうで残念でならない。
こういった状況、なんとかならないものかねえ。

今回のブログから今迄のガラケーからガラホに買い換え、それで書こうと思ったらほとんどのアプリに対応してない事が発覚、急遽タブレットで書く事に。
アプリなどというものはまったく使った事がなく、これまでのように画像を貼れなくなりそうと不安になり、ブロ友のがしゅんさんに相談したところ、丁寧に教えていただき、なんとかこうして形にできました。
ありがとうございました。

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ブログしばらく休みます

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今まで慣れ親しんできたガラケーから最近出たガラホというものに買い換えたのですが、スマホとガラケーの中間といいながらアプリが全然おとせない。
アメーバもアプリはスマホ対応になっているようでおとせなかったのでパソコン用に表示を変えて下書きの続きを書こうとも試みたのですがストレスが溜まる一方なので断念しました。
グーグルマップのアプリすらおとせない。
いやあ、まったく困ったもんです。
というわけで、誠に勝手ながらしばらくお休みさせていただきます。
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