午前中、退職手続き終了しました。
看護部長さまからも病棟師長さまからも
やはり一度も謝罪はありませんでした。
「謝罪して頂けないのですか」と自ら言うことも考えましたが、
仮にそれで謝罪を得られたとしても
チガウ気がして求めませんでした。
謝罪が無かったので、
帰りに労基署に寄り、「あっせん」の相談をしました。
個別労働紛争解決制度(労働相談、助言・指導、あっせん)~厚労省
お勉強としてはよい機会を得ましたので、
勤務病院は拒否するに決まっていますが、
「あっせん」をやってみようと思います。
私は「謝罪文」だけでいいのですが、
事業所にとって「謝罪」(だけ)を求められると言うのは
かなり抵抗の強いものらしく、
(謝罪を盾に要求が続いたり裁判に発展したりなどを懸念とのこと)
損害賠償金をいくらかでも含めた方がいいらしいです
問題無く働けたとしての
お給料2か月分を請求しようかと考えてはいましたが、
今回のエピソードが無かったとしても、
休まないで働けたかどうかの確固たる自信は無いですし
ご指導を受けていた期間で、
現場のお優しい皆様には
ご迷惑をおかけした事実は変わらないので、
お金の請求は止めようと思っていました。
こうお話すると、
それまで事務的な固い態度の相談員の方の表情が緩み、
「極めて健全なご判断です。こまめさんの誠実さが分かります。」
とおっしゃり、笑顔を向けて頂き、
温かい雰囲気となって気持ちが少し楽になりました。
現場のお優しい皆様には
最後のご挨拶時にも優しく労わって頂き感謝です
本当にありがとうございました
以下、本日の看護部長様との退職面談前に
看護部長様・師長様宛てにお送りしたお手紙
本日、これにはノーコメントで貫きたかったご様子でした。
失礼ながら、ICレコーダー今回も内緒で使いました。
看護部長様もご使用されていた様なお言葉がありました
退職の決意に至った理由
師長様のお言葉(抜粋)
救外で腰痛悪化して休んだって違うよね。うちは救外より大へんなのよ。
ヘルニアでも腰痛でも、痛くたって病棟で働いているスタッフは複数いる。だから(こまめに)差は付けない。
痛くなりたくないなら、他探せば。
病棟で私にやって欲しいことは提示し、納得を求めるが、
私個人の状況を積極的に聴いて頂く姿勢は少なく感じた。
又、耳鼻咽喉科外来の情報を自ら得るご様子がみられず、
外来業務をご存じ無いまま、
病棟業務に入ることをせかされる感じがした。
看護部長様の言動
耳鼻咽喉科外来の多忙な日は2人体制でと考慮されたことが、
外来看護師にはシェアされていない為、
私一人で行うこと前提の教育がされていたことに疑問と不安あり。
それとも私の認識が誤っているのか、いずれにせよ、疑問と不安あり。
師長さんと状況把握が共有されていないご様子。
「病棟は救外どころではない」と師長さんがおっしゃっている状況に、疑問と不安あり。
救外配属~労災申請における一連の言動。
採用時面接や履歴書で腰椎椎間板ヘルニアのお知らせをしていたが、救外配属で、結果私が大きな痛手を負ったこと、
又その「安全配慮義務」不履行に関して一度も謝罪を頂いていない。
「配慮が無いと言われればそれまでですが、ヘルニアや白血病のことで差をつけるのは失礼だと思いました。」
救外師長さんに私の情報が一切伝わっていなかった。
救外やってとおっしゃったり、内視鏡と思っていたとおっしゃったり、
その時その時でお話が右往左往している様に感じ、
明確さに欠けていることに疑問と不安あり。
ケモ室勤務は常勤だけでと言う体制は、
私が初めて希望をお話した時でも明確だったはずのこと、
少しでも私の希望に添える可能性があるニュアンスでの対応に疑問と不信感あり。
「採用しない誠実」に関して他、お渡しした文章全てに対してはお答えを頂いていない。
他、私が感じたこと。
現場を知らない管理職は珍しくないが、各トップ⇔各スタッフの情報共有がとても不十分。
人員配置も、患者さんへの影響がいかなるものかという所が見えていないのではないか。
報告・指示・命令系統が一般と違う。
基本的環境整備が出来ない…耳鼻咽喉科外来の空調の件。
雇用者として、労働者へ「やらせる」ことには厳しいが、
労働者への基本的配慮には乏しく、
個人の事情を看護師としてアセスメントする目線又は力には乏しい。
そこには、長い看護師人生でどういう看護を展開してきたかというプロセスが滲み出ると私は考えている。
雇用者⇔労働者、お互いにギブ&テイクであるはずだと思うが。
労災申請に関する総務の方の私に対する対応。
お渡しした質問票にもお答えを頂いていない。
各スタッフの皆様や医師の皆様には温かく接して頂き、
頑張って自分なりに責務を果たして行こうと
思っていた部分もありました。
しかし、救急外来配属に始まり、労災申請への対応、
そして耳鼻咽喉科外来~病棟での件などあり、
何よりいまだ自分の基本ラインに戻らない身体のこともあり、
今後の展望を改めて考えた際、
全く希望が持てなくなりました。
初日に、救外なら出来ないと申し上げて、
最悪辞めても良かったと思い返しています。
更に、入職,転職先としての選択さえも、
私の期待に叶うレベルではない施設だ
と言う目線は一部ありましたので、
やっぱり間違っていたと思っています。
極めて個人的なことを申し上げれば、
以前にもお話した通り看護師として先が長くない年齢であること、
そして骨髄移植後10年に向かっている現在も再発は想定内ですし、
治療による二次がんのリスクも頭にはあります。
自分が骨髄バンクのドナーさんから頂いた貴重な時間を、
この環境で消耗するのは苦痛です。
ご指導頂かなくては業務が出来ない状態ですので、
皆様に余計なご負担をおかけせずに今後欠勤として、
指示された日付で退職手続きを進めて頂きたく
お願い申し上げます。
長くなった看護師人生、
これが正しい形なのかは
自分でもいささか疑問ですが、
若い頃にもおそらくあったこういう文句頭(アタマ)
オババになったからこその意味示せるもの、
加齢に感謝します