【引退】2013年、ウナズ釣り&食べ納め | 68060の部屋II

【引退】2013年、ウナズ釣り&食べ納め

移住に関する懸念点のほんの一部が解決した本日(9/5)、虹もかかった(=降雨した)ことだし、ウナズに会いに行くことにした。
ちょっと早くて残念だが、2013年内のみならず、人生最後のウナズ釣行かもしれない覚悟で臨む。



が、しかし!
危惧した通り、ミミズ確保が難航。
久しぶりに降り続いたものの、森では焼け石に水であり、落ち葉の下の土は乾いていた。
採れたのはたった6匹。
ストックと併せても8匹である。
この増水では、テナガエビの現地調達も難しかろう。
というわけで、当初安定した実績を誇るポイントまで足を延ばす予定だったが、もともと時間が押していることもあり、近場に変更した。



あぁやっぱりウナズ釣りの野趣は最高に自分に合っている。

山と森と川が好きだよ、アチキは!



星もよく見えた。
秋の虫の音がまた良い。


このポイントは高いポテンシャルの淵と診ていたが、前回来た時は渇水も手伝って肩すかしだったものだ。
1年ぶりの今回は、まさに面目躍如だった。
勿論増水した濁流に因るところも多いと思うが、ウナズっぽい大きめのアタリが立て続く。


竿立てを一気に倒し、バレて根掛かりしたと思った一投に、まだ引きがあった。
どうやら獲物がストラクチャーに隠れ潜んでしまったらしい。
道糸を緩め、更に様子を見る事5分。
ラインに緩みが出たところを一気に巻き上げ、ストラクチャーから抜き出すことに成功した。












・・・そのやりとりのお相手は。



















でぇええええたああああ!!

まさかこんな付け焼刃的釣行で70cm弱が釣れるとは!




その後は40cmの巨フナ様も登場。
最後も強いアタリと共にリーダーが切れたところでエサ切れ。
1時間半という記録的に短く極めて健康的な釣行となった。
とはいえ満足な個体が釣れ、エサも切れたことだし、スケジュール的にも今日で最後の釣行にしようと穏やかな気持ちで決意できた。











以前の最大個体より少し細いが、貫録十分!
背びれがモヒカンのように高く、平べったいいかつい顔をしている。
取り込みの際、挟みを手にするのが遅れ、痛恨のマーブル模様を頭に残させてしまい申し訳なかったが、一夜明けた今現在元気であるため、一命は取り留めたようだ。
もう少し観察させておくんなさい☆


ところで、ウナギの雌雄については外見からは識別不能とされている。
環境によって性転換するとか、オスは大きく成長しないとか、汽水は良好な環境なのでメスが殆どとかいろいろ言われているが、それぞれ体色や色が違うのは、もしかしたら性別も影響しているのかもしれないと考えると、面白い。










<<2013年ウナズ総括>> ※アメリカナマズは含まない

釣行回数・・・15回 【昨年比】62%
遊んでくれたウナギ・・・41匹 【昨年比】124%
遊んでくれたナマズ・・・4匹 【昨年比】130%
家まで遊びに来てくれたウナギ・・・6匹 【昨年比】46% ※うち2匹はリリース
家まで遊びに来てくれたナマズ・・・1匹 【昨年比】50%

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というわけで、今年は去年と同程度の釣行ペースが確保でき、効率とリリース率が上がった。
最大サイズも更新し、ゴンブトと言える個体は3匹も遊んでくれた満足の一年だったといえる。
欲を言えば、オオウナギとスーパーゴンブトニホンウナギ(1m前後)にも出会いたかったところではあるが・・・。

また、これらの経験から、こんなまとめもできた。

今年はシーズン入りしてからというもの、某webのURL変更による難民流入なども手伝い、デイリーPVは去年の3倍に増えた。その検索ワードの上位はウナズ系で占められる事が多い。

改めてウナズファイター諸兄には、上掲の“慎み”を遵守いただきたいと念を押させていただく。



そして、私はこの日よりウナギ自体、完全に食べることをやめる。

既に全体的な資源に対する己の摂取量の自重として、昨年あたりから市販品にはほとんど手を出さなくなっていたが。
期限は無期限だ。
ウナギの生息数が中長期的に右肩上がりになったと判るまで。








釣行を嗜むようになった二年半の間、お世話になりました。
ありがとうウナズ達!
また数が増えてきた頃に、できればお会いしましょう♪