石田純一が安保法制反対で「圧力」を受けていた
…テレビ番組、CMの出演キャンセル、厳重注意も






リテラさんより
http://lite-ra.com/2015/10/post-1565_3.html

<抜粋> 2015.10.08.

 恐れていたことが現実になってしまった。

この間、安倍政権によるメチャクチャな安保法制強行に対し、
これまで政治的発言を控えてきた芸能人たちが次々と声を
上げたことが大きな話題になった。
その一人が9月17日の国会前デモで壇上にあがり安保反対を
訴えた石田純一だ。
しかしその石田に対しデモ参加後、様々な“圧力”が
なされていたことが明らかになった。

「テレビ番組を3つキャンセルされました。
35年の芸能生活で、こんなのは初めてです。
CMもひとつなくなったし、広告代理店を通して、
厳重注意も2、3社から受けました。
“二度と国会議事堂にデモに行くな”“メディアの前で
政治的発言をするな”ってね」

これは昨日発売の「週刊新潮」(新潮社)10月15日号の
ワイド「『川島なお美』通夜でひんしゅくの『石田純一』が
安保反対デモの後遺症」で、石田本人が語ったことだ。


 確かに石田の17日のデモ参加とそのスピーチは
強烈なインパクトを与えたものだった。
それまでも多くの芸能人が反安保を表明したが、
これまで不倫や再婚などの私生活をウリにした“ナンパ男”と
思われてきた石田がデモで壇上にあがり“戦争は文化ではない”
と声を上げたのだ。

「絶対に、われわれは誇るべき平和を、ずーっと戦後70年、
80年、100年、つづけていこうではありませんか!」

「われわれの子どもたち、孫たちがずっと平和に暮らして
いけるように、この国を守るというのは、個別的自衛権でも
守れるんです! なんでわざわざ、集団的自衛権が必要なのか? 
そんなにアメリカの機嫌が取りたいですか? 
アメリカは、もちろんわれわれの友だちで、同盟国ではあります。
でも、やはり、間違っている、違ってる、なにかそういうことは
友だちでもちゃんと言えなくちゃ、おかしいと思います!」


石田は前述の「週刊新潮」にて圧力を公表した上で、
しかしこう表明している。

「でも、世の中のためになることをやりたいと思っているので、
“それ(デモに行くな、政治的発言をするなとの厳重注意)は
受けられない”って回答しました」

 石田の勇気ある姿勢を称えたい。


<引用終わり>
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管理人

石田純一さんは、もうかなり芸能歴が長く、ある程度の財を
成しておられるので出来たのかもしれません。
これが売り出し中の若手だと、とてもこういう風には
いかないでしょう。
芸能人止めろって言われてしまいます。

これは何も芸能界の話に限りません。
日本社会と云っていいのか、特に、労働環境の場においては
陰湿なイジメや圧力、パワハラといったものは、どこにおいても
存在しています。
多くの場合、仕事という名の下に行なわれる訳でして、
対外的に、目立たないように陰湿的な形で行われます。

実は、かくいう私もその経験者です。
それは、今から6年程前に起こりました。


ある重大な決意
http://ameblo.jp/64152966/entry-10381000844.html 

ある重大なる決意  告発
http://ameblo.jp/64152966/entry-10381024026.html


私は、昨日の記事にも出ていたような大手の会社の工場で
働いていましたが、よりによって、私の職場の最も身近な
現場で起こりました。
私の性格上、見て見ぬ振りが出来ませんでした。
相手が、よりによって役員クラスの人間だったので、
私はその会社に対して、告発という形を取りました。

イジメを受けて追い出しにかけられていた社員の人は、
会社からの圧力によってウツ病になられて1年半もの間、
療養しながら会社を休んでおられたのですが・・・
久し振りに、会社に出勤してからしばらくして、
その担当役員が、手足になっている協力社員を使って
連日、嫌がらせをしていたのです。

ウツ病の人間に、連日、その様な行為を働いていたら、
当然、自殺にまで追い込まれる危険性さえもありました。
その社員さんには、奥様と可愛い小学校3年生の娘さんが
おられましたので、もう黙って見過ごすことは出来ないと
判断し、正式な手続きを取って申し入れをしたのです。

その結果は、上の記事にある通りです。
取り敢えず、その社員とご家族を護る事に成功しました。
そして、定年までの身分が確約されたのです。

しかし、それからしばらくして、その反動は、彼ではなく
私の身に振りかかって来ました。
様々な大義名分の元に、仕事がどんどん削られたのです。
あくまでも仕事という名の下に、それは行われました。
私は、文句をつけよう思えば出来たのですが、それよりも、
イジメを受けた社員さんの身分とご家族の事を第一に考え、
一切の抗議はしないことにしたのです。

2013年の9月に、その会社を辞めることにしました。
しかし、いささかの後悔もしていません。
ただ、人として成すべきことしただけの事です。
もうあれから、2年の歳月が経ちました。
例の社員の人は、昨年、定年退職をされたはずです。
今頃は、奥さんや娘さんと仲良く暮らしておられる事と
思います。

正義感で告発した人は、自殺にまで追い込まれるケ―スが
大変多いそうです。
そういった人は、転職先を探しても嫌われるそうですから。
次の仕事がなかなか見つけられないのです。
無論、私はそのようなヤワな人間ではありませんが。(笑)

日本社会においては、今回の石田純一さんのように、
正義感から行動された人を護る風土が存在しません。
彼の場合は有名人ですから、一時的にせよ、注目を
される訳ですが、一般社会の中では、誰も知ることなく
封殺されるだけに終わってしまいます。
そして、中には、自殺する人まで出てしまう訳です。

皆さん、こんな悲しい社会であって本当に良いのでしょうか!?

そういえば、最後に会社を出て行く時、
口ずさんでいた歌を思い出しました。



          101回目のプロポーズ