<福島第一原発観光地化計画>
      ~リゾ-トって正気なの???







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<福島第一原発観光地計画>記者会見の模様(2013年3月) 


「観光地」チェルノブイリ視察 東さんら福島の構想探る
http://www.asahi.com/national/update/0413/TKY201304130329.html?tr=pc

 【キエフ=関根和弘】 
東京電力福島第一原子力発電所で起きた事故の教訓を伝えるため、
原発周辺を将来「観光地」とする構想を提案している批評家の東浩紀さん
らが11、12の両日、ウクライナのチェルノブイリ原発を訪問した。
東さんらは立ち入り禁止区域内をめぐる観光ツアーに参加するなどして、
構想の可能性を探った。

 東さんらは構想を「福島第一原発観光地化計画」と名付け、
追悼モニュメントや博物館などの施設設置のほか、廃炉見学や除染の体験
ができる跡地整備のあり方を検討。
「批判は覚悟の上」(東さん)の大胆な発想が話題を呼んでいる。

 27年前に事故が起きたチェルノブイリでは、一般を対象にしたツアーが
始まっており、構想に参加するジャーナリストの津田大介さんや社会学者の
開沼博さんらが同行した。




チェルノブイリ取材メンバー・プロフィール

◆東浩紀(あずま・ひろき)
作家、批評家。1971年生。東京都出身。株式会社ゲンロン代表取締役、
東京工業大学特任教授。東京大学客員助教授、国際大学GLOCOM副所長、
早稲田大学教授を歴任。
著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、サントリー学芸賞)、
『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』
(河出文庫、三島由紀夫賞)他。

◆津田大介(つだ・だいすけ)
ジャーナリスト。1973年生。東京都出身。有限会社ネオローグ代表取締役。
早稲田大学社会科学部卒業。
2006年から08年まで文化審議会著作権分科会において専門委員を務める。
07年、「MIAU(インターネットユーザー協会)」を設立。
音楽ニュースメディア「ナタリー」を手がける株式会社ナターシャ取締役。
早稲田大学大学院政治学研究科非常勤講師、関西大学総合情報学部特任教授も務める。
著書に『ウェブで政治を動かす!』(朝日新書)他。

◆開沼博(かいぬま・ひろし)
社会学者。1984年生。福島県出身。福島大学特任研究員。
東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍。
福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員、
東京大学大学院博士課程在籍。専門は社会学。
著書に『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社、毎日出版文化賞)、
『フクシマの正義 「日本の変わらなさ」との闘い』(幻冬舎)、
『地方の論理 フクシマから考える日本の未来』(佐藤栄佐久氏との共著、青土社)、
『漂白される社会』(ダイヤモンド社)他。







東浩紀さんのツイッタ-より
https://twitter.com/hazuma


東浩紀 ‏@hazuma
https://twitter.com/hazuma/status/324753192149737472

これ、ツイートしようかどうか迷ったんだけど、
端的な事実だからやはり呟くとすると、
チェルノブイリに行って衝撃だったことの一つが、
立入禁止区域の放射線量の低さだった。
関東地方の幾つかの町より低い。


-引用終わり-


管理人

上に出て来る人達の経歴は、層々たるものです。
学士でもあり、経営者でもあり、評論家でもある。
ある意味、勝ち抜いてきたエリ-トの方々です。

多くの人が、奇異にも感じるプロジェクトですが、
その真の目的とは一体何なのでしょうか?
壮大なるリゾ-ト計画ってことで、将来における
ビッグビジネスチャンスでも夢見ているのでしょうか?

こんな事にお金や時間を費やす前にやるべきことが
あるのではないでしょうか。
特に、福島の子供たちは、大変危機的な状況におかれています。
そういった情報は、ほとんど御存じないように見受けられます。

何か、福島原発事故がほぼ終わったと勘違いされておられるようです。
そもそも、チェルノブイリと福島とでは、その状況はまるで違います。
福島原発の危機は、今尚、進行中なのです。

4号機の使用済み核燃料棒の取り出しには、大変な危険が伴います。
取り出し作業に従事する作業員には、大変な被爆の危険性があり、
命の保障さえないと云われているのが実情です。

2号機では、放射線量があまりにも高過ぎて近づくことさえ出来ない有様。
そして、メルトダウンからメルトスル-した核燃料が、
どういった状態にあるのか、どの位置に存在するのか・・・
それさえも分かってはいないのです。
地中深く沈降中というのが、もっぱらの見解です。
それが、いつどうなるのかも全く不明なのです。

学歴や、社会的名声、そして地位といったものが、社会的信用になる
今現在の風潮が、如何に当てにならないものかと実感させられます。
まぁ、この人達は、ある意味での情報弱者とでもいえば良いのか・・・

しかし、一種のギャグでかたずけられ性格のものではありません。
これによって、汚染地域の人達に大いなる勘違いを生むことになります。
福島から避難・移住している人達に帰還を促す根拠にさえなってしまう。
今現在、帰還運動真っ盛りです。

今尚、福島原発からは、日々、放射能は出続けています。
狂っていると思う。
止めて欲しいね、こんな暴挙は!

あんたたち、狂っているよ!

東京では、ほとんどの人は、放射能を気にかけていないのだと・・・
そして、子供を塾に通わせて高学歴にすることだけが、
一番の関心事であるらしい。
これが、東京のごく一般家庭のスタンダ-ドだとの会話を目にしたけど・・
本当かよっていうのが、正直な気持ちです。
終わってるね・・・今の日本。

いわゆる、エリ-ト層の人達にとって、
放射能の被爆によって苦しんだり倒れていく人たち、
ガンを発症したり、心筋梗塞や脳梗塞で命を落としていく人たちは、
多分、落ちこぼれと同じなんだよ。
学校や会社の競争原理と同じにね。


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