国家理念なき漂流する大国、ニッポン 各論①の三  

 

  アメリカの新戦略


 

再掲

ジョージ・アルトマン(国際政治学)

 
アメリカの日本経済研究者の間では「2015年くらいまでは、日本の金を使ってアメリカの繁栄を支える。
 
2015年になれば日本の金は尽きてしまう。その時は中国とインドをアメリカ財政の補給源にする。」
 
という見方が強くなっている。 日本はアメリカによって使い捨てにされようとし 

 

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wanton : 上に掲載したのには理由があります。これからのアメリカの対日政策の重要なヒントに

 

なるものです。しかしこの方には重大な見落としがあります。日本がアメリカによって使い捨てされる

 

のではなく、もっと悪い事態に進むという認識が必要になってくると思います。

 

日本のお金が尽きたからといって放っておいてはくれません。お金が無いのであれば、人殺しの

 

手伝いをさせられる可能性が極めて高いと警戒すべきです。アメリカは国民世論に反して、

 

戦争だけはどうしても続けなければならない国内経済事情があるのです。そのためには、

 

アメリカ大統領さえも失脚させてしまうだけのパワーを闇の権力者たちは持っているのです。

 

私には今、アメリカが考えている事が手に取るように見えて来ています。

 

アメリカ国内において、彼等闇の勢力にとって最大の敵は、まさに国内世論なのです。

 

国内世論をうまくかわし、戦争をやり続ける事が最大のテーマになっているのであります。

 

そのために開発されたのが、アメリカから誘導出来る無人爆撃機なのです。

 

そしてその延長として、米兵の命の肩代わり役を他国に求めているのであります。

 

もう既に韓国は、朝鮮戦争以降ベトナム戦争へと駆り出され、それ以後の戦争にも加担させられ、

 

今まさにアフガンに駆り出されているのであります。しかしながら今現在、EUなどの多国籍軍が、

 

徐々に撤退し始めているのを始め、アメリカ国内世論も厭戦機運の高まりを見せている今現在、

 

どうしても、その肩代わりを必要としているのであります。

 

その肩代わりの標的こそが、まさに我が国、ニッポンなのであります。

 

つい先頃に行われたアフガンへの医務官派遣は、まさにその先駈けになるものと理解しなければ

 

いけないと思います。多くのネットのブロガーの人達が問題にしたのは、そういう核心の問題点

 

ではなく、手当てが出ないのはおかしいだのといった、どうでもいい事ばかりに終始している始末。

 

これに関しましては、つい先頃、私も記事にして大いに問題にしましたが、元防衛大学教授の

 

孫崎 享氏 も私とほぼ同様の懸念を示しておられますので、以下に御紹介します。


 

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孫崎 享  元防衛大学教授・外交官
 
自衛官アフガン派遣:読売6日:米の要請で医官ら10人年内にもアフガニスタンに派遣する検討、
 
今回の派遣は急ぐ必要があるため、法改正や新法制定は行わず、防衛省設置法で自衛官の任務
 
と定める「教育訓練」として実施する方向」極めて危険な方向。
 
二つの論点把握の必要1:『日米同盟の正体』:p33ジアラ元国防省日本部長「人道支援、災害援助
 
活動はいずれもグローバルな日米協力を視野に入れたもの。このような頻繁に起こり、緊張度の低い
 
作戦行動を共同で行うことは、同盟の性質を転換させるために不可欠な実際上の手続き、作戦面での
 
政治プロセスを制度化。この分野政治的に受け入れられやすい。人道支援面などで作戦を日常的に
 
行うことは、はるかに緊張度の高い有事への作戦の準備としても絶好の訓練になる。このような活動で
 
求めるものは軍事有事と共通」、今一つは集団的自衛権『日本人のための戦略的思考入門』p200,
 
意図する一つ「国連平和維持活動で海外で活動する自衛隊員が任務遂行への妨害を排除するため
 
武器を使用する」。二つを合わせれば意図明白、
 
 
1国民の反対なさそうな医療で自衛官派遣
 
2後これ守るため自衛官派遣
 
3戦闘分野に自衛官
 
 
米国この筋書き明白。民主党政治家解っているのか。安保分野自民党時代より踏み込み
 
 
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wanton : この孫崎 享氏 の見解は、まさに的を得ているものに違いありませんが、更に付け加え
 
ますと、CIAなどの闇の部隊により、先に派遣された医務官の一人や二人は、場合によっては、
 
意図的に殺害される可能性もかなり高いと思っていたほうがいいと思います。
 
彼等は、アジア人の命なんかゴミ同然くらいにしか思っておりませんので、これから先もし、
 
医務官、タリバンによって殺害されるのニュースが流れたとしても、真っ先に疑いを持つべきかと
 
思っています。もしそういう流れになってしまいますと、不可避的に護衛部隊の派遣という事になり、
 
軽装備だと自衛官を殺すつもりかといった報道がなされ、行き着く先は言わなくともお分かりでしょう。
 
私達、心あるネットの人間は、こういった動きに目を光らせ且つ、より多くの日本国民に本当の真実
 
を出来るだけ広範囲に拡散出来るかどうかにかかってくると思っています。
 
これはまさに、日本国民の大儀 そのものであると言っても言い過ぎではないでしょう。
 
その時にまさに、私達ネットの人間の良心が試されるのだと思うのであります。
 
 
 
 
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