時間というものは存在しない  序章





今回は、長らく私の頭を悩ませていた命題について



記事にすることに致しました。


時間というものは存在しない」 といきなり聞けば



ほとんど大多数の人間がギョッとして、即座に



そんなバカなことがあるかと全否定するでありましょう。



かくいう私でさえも同様の気持ちでありました。



・・・・自分は何十年も生きてきたのだ。その間の時間が


自分自身の年齢ではないか。わけの分からんことをほざくな。



化石だって大昔の遺物だろう。その過去からの現在に到る



時間というものは動かしがたいものとして厳として存在する



ではないか。 バカな事を言うな。・・・・・・・・



まあ、こんなところが常識的な人間の意見でありましょう。



ところが、この命題って霊的に高いレベルの人達にとっては



ほとんど常識のような話になっているようであります。



今まで現代科学を基礎に長い経験を歩まれてきた人に



とっては、到底受け入れがたい宗教のような話ではあります。



私は、今まで市民運動やボランティア活動、そして環境問題



への取り組みの中で、様々な人や本に出くわしました。



私が今年の正月に記事にいたしました、


ある人の臨死体験」・実話・70話」 を御覧になられた方も



多いかと思いますが、この中でも、時間というものは存在しない



と臨死体験の中で述べられています。



この方は、高木善之氏という方で、松下電器の社長室長まで



務められて、破滅的なバイク事故によって臨死体験をされた



方なのですが、その臨死体験をきっかけに劇的に価値観の



変貌を遂げ、今や日本最大の環境団体の代表をしておられ



ます。 私は環境活動を通して、この方とも何度も面識があり



極めて信頼に足る人物であると確信いたしております。



もし、関心のある方は、私の正月の記事をざっとで構いません



ので一読されることをお勧めします。



ただ、この方に限らず多くの方々から同様の言葉が漏れて



きますので、私としても考えざるを得なかったということです。



さらに決定的な事実を明らかにしますと、世紀の天才科学者



アインシュタインまでもが同様の発言をしている事であります。



ここまできますと何とか解明に近づけたいものであります。



ただ、皆様におかれましては、今日まで生きてこられた



学習であるとか常識といったものが作用して、なかなか



理解することは、困難であるかもしれませんね。



それは、この私とて同様であります。



さて、とりあえずは、一冊の本の内容を転載して



記事として御紹介をしたいと思います。


本の題名は、神との対話 三部作の中の②冊目から



92ページの時間に関する対話をとりあげたいと思います。



この本は、いわゆる宗教の本ではありません。


哲学書であると御理解ください。


同時にこの私自身も無宗教の人間なのです。


それでは、次の記事として掲載いたします。