5/12 寄藤文平 「死にカタログ」
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寄藤 文平
死にカタログ
JT広告「 大人たばこ養成講座 」でお馴染みの
イラストレーター寄藤文平氏が、
ともすると、
タブーとして捉えられがちな、
「死」という概念について、
歴史、世界によって異なる
「死のカタチ」に触れながら
深い悲しみを誘うでもなく、
だからといって、
決して「不謹慎」になる事なく、 - 真面目に紐解いていきます。
俺様が初めて、
「死」という現実に遭遇したのは、
小学校2年生の時、
母方の祖父が亡くなった時。
以来、約30年を経ても、
いつも「突然」に訪れるものとして、
ぼんやりとした解釈でしか
ありませんでしたが、
カタチや概念が決まっていないからこそ、
生きている間に感じる解釈が
人によって異なっており、
だからこそ、
「自分の生き方」そのものを考える時に、
「生活の中のできごとを、かみくだいたり、つなげたりして、
自分なりに折りたたんでおくことかもしれません。
「毎日、ちょっとずつ折りたたんでおく。」
それから、ときおり死のほうから自分をふりかえってみる。
死を前にしても、自分の人生に押しつぶされたりしないように、
できるだけまっすぐ、死に向かって毎日を折りたたむ。
ささやかですが、そうやって考えながら生活することが、
今の僕にできる、死とのつきあい方のように思いました。」 (P.148)
と、著内で述べられているとおり、
いつか必ずやってくる「死」を認識し、
「今」という瞬間、瞬間を、
無意味なものにしていかないように、
真剣に、全力で「生きていく」と、
考えるべきなんだろう、と思いました。
■対 年間12冊宣言!
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★160頁/累計1,353頁
WE ARE ALL ONE & ***