いつでも5年間のLast Run

何人かの先輩諸氏が「最後の60歳までの5年間はあっというまだぞ」と言っていた。「ならば、今こそなのだろう」後進のために、伝えるべきものを伝え、残すべきものを残してゆこう。と思ったのです。
それが「5年間のラスト・ラン」を思いい立ったきっかけでした。

NEW !
テーマ:

 

3.店舗でストアマネジャーに伝え続けてきたこと⑤

 

前回は・・・、

 

スキル習得のための便利なバイパスはない。しかも継続的に努力を重ねてその延長で壁を乗り越えない時点でその努力をやめてしまうと、それまでのせっかくの蓄積が消えて、スキルとして身につかないレベルのままで終わってしまう。そして、大概の人はいつまで経ってもその段階を延々と繰り返す。

 

そして、「ようこそ、こんにちは!」のオーラがただようおねえさん、おばちゃんとは、例えば3000回もこんにちは、こんにちは!とふれあって、ふれあって、ふれあい続けて、ある時壁を越えて、もうそれより前には戻らなくなり、いつでも「こんにちは!」のオーラが自然に漂っている人のことだと言います。

 

だいたいのストアマネジャーはこの時点で、何度もうなずいたり相づちを打ったりしてかなりやる気になっています。

 

 

で終わっています。今回はその続きです。

 

 

そこで最後に言います。今あなたは、ただうんうんとうなずいているだけの「変わるの希望状態」なだけで、実際にはまだ何も変化はしていない。まずは、実際に行動を起こさないと変化は絶対に始まらない。まずは、よしやろうと決めたことを行動に移して熱中する。そしてその熱中の時間を何度でも定期的に作ってコツコツと実行する。いつか壁を超えるまでだなと言います。

 

我が社のお店にも、そういうオーラが漂っているスタッフがいる。たいがいはストアマネジャーだ。するとその店全体の雰囲気というか、空気が他の店とはかなり違う。要はその店全体が、「こんにちは~」の空気が漂っている感じなんだ、と言います。これは、実際の話しです。

 

ストアマネジャーを筆頭に、「3000回こんにちは」のスタッフが何人かいる店は断然に強いのです。私はそういう店を何店舗か知っており、何度もその店に行っておりました。そうすると、心が癒されるし、とても嬉しくてパッピーになれるのです。

 

そして、もし目先の仕事に追われ、ずるずると「変わるの希望状態」のままだとすれば、今日、目から落ちたウロコは3日も経てば戻ってしまう。それでは元の木阿だと言います。

 

そして、そのままと、そうでない場合のその差は、数か月ではあまり大きくはないとしても1、 2年も経てば間違いなく圧倒的な差になっているはずだ。だから、何しろ、先ずは毎日、その行動に熱中することだ、壁を超えるまでと言ってこの話を終わります。

 

 

そしてその日の最後で、その日の監査の結果を評価する時に話していたのは、店全体で「こんにちはー」のオーラが漂うようなお店は、監査の評価は全部最高のランクで、ほとんどの業務や作業の仕組みをよく理解しており、それをたんたんときっちりこなし、ムダもムリもムラもない。

 

だから、事務室に引っ込んでいる時間も少なく、お客さまとのふれあいの時間がたっぷりと余裕をもって取れている。

 

つまり、監査の高い評価は、本社から褒められるために取るのではなく、お客さまのためにこそ取るのだといったようなことでした。

 

そして、そう考えて、内向きに本社の方を向くのではなく、常に外向きでお客さまの方を向くことが、そもそもは「おもてなし現場」なのだけれども「作業現場」でもあるお店で、仕事をする基本のスタンスだと言って終わります。

 

実は、店舗でストアマネジャーにポストイットに書いて貼っておけと言った、 「ああ、ふれあいたい」は、私は、私の机の前の壁に貼ってある言葉と、そのねらいと効用は同じだと思っていたわけです。

 

 

今回はここまでです。

 

 

読者登録してね ペタしてね

AD
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

テーマ:

 

3.店舗でストアマネジャーに伝え続けてきたこと④

 

今回も前回の続きです。

 

その店にいつも「こんにちは~!」のオーラが漂うスタッフがいたら、その店は間違いなくおチビちゃんやママさんの記憶に残って、あのおねえちゃんのいる店に行こうよー、となる。

 

そこで、「3000回こんにちは!のおねえさんや、おばちゃんは、「おしりかじり虫」よりも絶対に強い」と言います。

 

「3000回こんにちはのおねえちゃん、おばちゃん」とは、そのくらいの回数はこんにちは~と

ふれあったお陰で、いつでも、「ようこそこんにちは~」のオーラが漂うようになったスタッフのことです。                       

 

そのころより少し前には、「おしりかじり虫」というキャラクターが爆発的に人気があって、景品でももの凄く人気があり、どんな店でもば~っと扱っていて、随分売り上げに貢献もしていました。しかし、その頃にはもうその人気がすたれて殆ど扱わなくなっておりました。

 

それでも、その店にはいつでも「3000回こんにちは~」のおねえさん、おばちゃんがいるとすれば、それは、その店だけのオーラであって、そのオーラは盛りすたれのある人気の景品よりも絶対強い、ということです。

 

そして次に、どうしたら「こんにちは~」のオーラが漂うスタッフになれるか、ということになるのですけれども、

 

 

ここで、「継続は力・徹底は強さ」という話になるわけです。

 

そしてここでは、必ず子供のプールでの泳ぎの話をしておりました。

 

子どもがプールの横の7、8メートルを泳げるようになると、嬉しくなって縦の25メートルのチャレンジを始めます。すると、たいがいの子どもは16、17メートルまでは直ぐに泳げるようになるそうです。 

 

ところがどの子どもも、それぐらい泳げるようになると上達はばったりと止まってしまうのだそうです。

 

何度も一所懸命に頑張るのですが、どうしても16、17メートルまで来ると前には進まないで立ってしまいます。しかし、それでも毎日毎日ひたすら泳ぎ続けていると、ある時、スーッと一気に25メートルが泳げる時が来ます。

 

何故か、それは、上達は毎日少しずつ訪れるのではなく、毎日毎日少しずつ貯金したものを一気にドーンと返してもらうように訪れるということです。

 

つまり、飛躍は突然訪れるという事です。ある時、スーッと一気に25メートルが泳げるようになった時というのは、壁を越えた瞬間ということです。そして、その壁を超えてしまうと、今までのことがウソだったように必ずプールの縦を泳げるようになる。

 

スキル習得のための便利なバイパスはない。しかも継続的に努力を重ねてその延長で壁を乗り越えない時点でその努力をやめてしまうと、それまでのせっかくの蓄積が消えて、スキルとして身につかないレベルのままで終わってしまう。そして、大概の人はいつまで経ってもその段階を延々と繰り返す。

 

そして、「ようこそ、こんにちは!」のオーラがただようおねえさん、おばちゃんとは、例えば3000回もこんにちは、こんにちは!とふれあって、ふれあって、ふれあい続けて、ある時壁を越えて、もうそれより前には戻らなくなり、いつでも「こんにちは!」のオーラが自然に漂っている人のことだと言います。

 

だいたいのストアマネジャーはこの時点で、何度もうなずいたり相づちを打ったりしてかなりやる気になっています。

 

 

今回はここまでです。

 

 

読者登録してね  ペタしてね

AD
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:

 

3.店舗でストアマネジャーに伝え続けてきたこと③

 

前回は、

 

「そこで、『私たちは、何のために、何をするために毎日店を開けるのか』ということになるわけです」

 

で終わっていますが、今回はその続きです。

 

 

で、私はこう言います。

 

「パソコンに向かっている間に店に何人かの子供たちとファミリーが遊びに来ている。あなたはそのお客さまを見ていない、ああもったいないと思ううちに、どうしてもお尻がむずむずしてきて、途中でガバッと椅子から立ち上がって、事務室を出て、お店の中を一回りして、お客さまと『こんにちは~』ってふれあって、また事務室に戻ってくる・・・・。」

 

「ストアマネジャーは少なくてもそうでなければだめだ。そういう姿勢を部下に示さないとだめだ。」

 

「本当はふれあいたいんだろっ!だったら、ポストイットに『ああ、ふれあいたい』と書いて、パソコンの画面の下に貼っておけっ!」って言うんです。ストアマネジャーは目を輝かせて「そうします!」と。

 

 

この話は中々説得力があって、結構一人歩きをしておりました。

 

あるエリアマネジャーに教えてもらったのですが、ある地区の店では、店舗事務室の壁にかけた社是の横に、「ああ、ふれあいたい」と書いたポスターを作って貼った店があると言うんです。

 

ですから私は、それはだめだ、パソコンの前に座っていたらそれは見えない。パソコンの前に座っている時に、ストアマネジャー自身に見えることが大事なんだと言ったんです。

 

 

そこで、何故私たちは毎日店を開けるのかということですが、それは、

 

「我が社らしい『おもてなし』を尽くして、お客さまに喜んで、楽しんで、感謝して頂いた分だけの売上を頂だいするため」

 

に尽きる、とういことだと言います。

 

そしてそのあと必ず、

 

私たちは、一人ひとりのお客さまに対して、
 

毎日いつでも、

 

「今日も私たちのお店にお越し頂いてありがとうございます。
 

当店ならではの、自慢の『夢』と『楽しさ』と『ふれあい』を用意いたしておりますので、どうぞ楽しんで行ってください。
 

そして、楽しかったことが心に残ったら、どうかまたお越しください。
 

スタッフ一同で一生懸命に準備して、心よりお待ちいたしております、

 

でありたい。」   

 

ということだな・・・、と言っておりました。


 

今回はここまでです。

 

 

 

読者登録してね ペタしてね

AD
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:

 

3.店舗でストアマネジャーに伝え続けてきたこと②

 

前回は、業務や作業を仕組みで捉えること。問題対応や改善にはその仕組みの次元で対処すべきである、と常に指導してきたことをお伝えいたしました。

 

今回は、もうひとつ、どの店でも必ずストアマネジャーに伝えてきた、「店で本当に大切なこと」について触れてみます。

 

それは、「私たちは何故毎日店を開けるのか」 ということでした。

 

この話は、お昼休みの時にストアマネジャーと一緒に食事をしながら、たっぷり時間をかけて伝えてきました。

 

そこではまず始めに、小売業の店舗とはどんなものなのかということをメーカーや問屋と比較して話すことから始めておりました。

 

メーカーの主戦場は工場で、問屋の主戦場は倉庫です。そしてそこは、両方ともお客さまがいない完全作業現場です。一方、小売業の主戦場はもちろん店舗で、そこは、お客さまと共にいるおもてなし現場です。しかし、一面ではお客さまとは直接は関係のない作業がある作業現場でもあるわけです。

 

そして、その店には、お客さまとは直接面していない本社から色々と指示も入ってきます。定期定時で決められた報告もしなければなりません。ですから、店舗ではどうしても「おもてなし現場」と「作業現場」を両てんびんにかけながら仕事をしなければなりません。

 

なのであなた方は、メーカーの工場や、問屋の倉庫とは違う悩みが多く、そういう意味では工場や倉庫よりも遥かに難しい仕事場で仕事をしているんですと、まずこれを始めに言っておりました。

 

そして、次にあなたは何故我が社の店で働きたいと思ったのかと聞くと、ほとんどのストアマネジャーが、「楽しそうだから、子供が好きで子供たちとふれあいたいから・・」と言います。

 

ところが、仕事を始めてみると、お客さまと関わらない仕事が結構あって、それを一つ一つ覚えなければならないし、覚えてしまってからでも、それをこなすには結構時間がかかってしまう。となると、そのことに慣れてしまって、いつの間にか事務室にこもって、ずっとパソコンに向き合ってる・・・と。

 

私がそんなことを話していくうちに、ストアマネジャーはそうなんだよね~となってきます。

 

そこで、「私たちは、何のために、何をするために毎日店を開けるのか」ということになるわけです。

 

ということで、今回はここまでです。この続きは次回のブログで・・・。

 

 

読者登録してね ペタしてね

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:

 

3.店舗でストアマネジャーに伝え続けてきたこと

 

前回のブログでお伝えしたような考え方をもった私が、全国チェーン展開のかつての勤務先において、業務監査室長として全国各地に出向いて監査をした店舗は160店舗を超えました。

 

そして指定された業務や作業を監査しながら、それとは別に、店で本当に大切なことは何んなのかということを、じっくりと時間をかけ、すべての店で伝え続けました。

 

監査は、監査項目のそれぞれの業務や作業を仕組みで捉えることをベースにして指導をしてきました。

 

それらの店舗の業務や作業には何ステップかの手順があり、その手順ごとには簡単な作業ルールや方法もあり、それには、だれでも、目指している出来栄え通りに、ムダやムリなく、ちゃんと作業ができるように、というねらいがあるわけです。    

 

そこで私は、それをスゴロクゲームに例えて説明しておりました。そのゲームの手順やルールの通りに駒を進めないとまともにゴールにたどり着かない。つまり、間違えたり、出来栄えが決められた基準どおりでなかったり、あるいは事故に結びつくことになるということです。

 

ですから私は、そのような具体的な事例を挙げて、何故その作業の仕組みがその手順と方法になっているのかというわけを説明し、仕組みでもの事を考える大切さを指導してきました。

 

例えば、両替機の中などの現金を扱うような作業の場合、そのスゴロクの急所は、ミスや事故を防ぐことになります。また、週一回とか頻度を決めた清掃などの場合は、誰にでも、ムリやムダなく、決められた出来栄え基準どおりにきれいに仕上げてゴールできるということが重要なポイントになるわけです。

 

そして、不備が頻繁に起きたり時々起きているとすれば、そのスゴロクの手順と方法の意味を理解していない人がいるか、そのスゴロクそのものに、つまり、作業の手順方法そのものに不備や問題が潜んでいるということです。

 

ですから私は、店舗以外の色んな会議などでも、そういうふうにとらえて指導したり改善をしないで、ただちゃんとやらないのはダメだ、反省しろと言っていても問題はなんにも解決しない、問題や対策は仕組みの次元で考えよ、そしてその次元できっちり説明せよ、「モグラたたきのハンマー」を捨てよ、と言い続けてきました。


今回はここまでです。

 

 

読者登録してね ペタしてね

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:
2.身についた判断と行動の基準をゆるぎないものとして、ぶれずに伝え続ける

ある一定の期間、考え抜き、学び、実践し続け、自分自身の確たる考え方(ぶれることのない判断と行動の基準)となって身についたものは、それが組織の目的にかなったものであればあるほど、仕事に関わる関係者に「火種」として灯されていきます。

私はそのことを強く意識し、5年間のラストランのなかでそのいくつかの判断と行動の基準を、ぶれることなくひたすら伝え続けてきました。

それは、例えばかつての勤務先の業務改革部長時代に強く思いながら身についたこと、そして営業第一線の店長時代に実践し続けたことでした。
    
業務改革部での仕事を通じてしっかりと思ったことは二つあります。その一つは、「業革」とは一体何かということでした。その当時、チェーンストア業界でもイトーヨーカドーさんなどを中心に「業革」と言う言葉が飛び交っていましたけれども、私はその「業革」の意味が今一つはっきりしていないと感じておりました。
 
そこで私は自分で考え、「業革」とは、一つは、仕事の仕組みを変えること、一つは、組織の体質を変えることで、この二つが両輪のセットの取組みだと定義しました。   

もう一つは、「業革」とは業務に向かうマインドであって、それは、特定の部署のものではなく、それぞれの部署が持つべきものだということです。極端に言えば、業務改革部などという部署があると、「業革」は業務改革部がやるべきものだとなってしまうということです。

ちなみに、かつての勤務先では業務改革部は私が担当した関東支社などの5つの支社ごとにあり、実はこの業革部は私が担当になった時に新しくできた部署だったのですが、組織機構の変更ということで4年でなくなることになったのです。

そして、5人の業革部長は自分で語ってきたことを現場でやって、成果をあげてみろということで、全員が店長として異動することになったのです。かくて私は、関東支社から転勤する時に、最後にみんなの前であいさつをして、「業革部」というような部署は無い方がいい、業革マインドはそれぞれの部署のそれぞれの人のなかにあるべきものだと言って店に転勤しました。

そして一つだけ身についたことは、物事をほとんど何でも仕組みで考えることができるようになったということです。

起きている問題の原因を、その仕組みの次元でとらえ、その仕組の手順と方法を変えるような対策を打つ。仕組みがなければ出来る範囲で当面一番良いと思われる仕組みを作る。それをしないと、ほとんどの場合、いつまでたってもモグラたたきが続くのです。

店長の時には、特に業務改革部を出てからの店では、みんなで知恵を出し合い色んな仕組みも作ってきました。もちろん売り上げをあげるために頑張ってもきました。

しかし、何よりも、「私たちは、お客さまのために何をするために毎日店を開けるのか」という店長としての思いを、店の従業員のみんなに、手を変え品を変え、事あるごとにぶれずに伝え続けることに一番たくさんの時間を使ってきました。

私は、売り上げは店舗従業員一人ひとりのその思いと、その都度の具体的な行動の結果だと思っておりました。


今回はここまでです。
 
 
読者登録してね ペタしてね
 
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:
 
1.飛躍は突然おとずれ、その時に「分かるの扉」が開く

先にも書いておりますが、何かについて、日日、ことあることに考え続け、試行錯誤を繰り返し、ついにある時に、そのことが自分の判断や行動として自然な形で身につくようになることを、私は、「分かるの扉」が開くと、5年間のラストランのなかで表現してきました。

しっかりとした一本のレールを敷いて、コツコツとその上を歩み続け、何度も小さな「分かるの扉」を開いていくなかで、ついにある時、突然「化学変化」のようなことが起こり、その時に「分かる」のレベルが俄然バージョンアップする時が訪れます。運動で例えれば、何度やっても出来なかった鉄棒の逆上がりが、ついに始めて出来た時のことです。

これは、何かについてひたすら回数を重ね、ついにある時点で「壁」を超え、もうそれ以前には戻らなくなくなるということです。

それは、大型の飛行機が長い長い滑走路を走ったあとにようやく離陸ができて、そしてグ~ンと大空に舞い上がっていくイメージです。この離陸した瞬間が、「壁」を超えた時です。私の言うところの「分かるの扉」が開く時です。

離陸してからグ~ンと大空に舞いあがるとは、「壁」を超えてからでも思いを定めて更にそのことに打ち込み続ければ、そのスキルや思いは少しずつ研ぎ澄まされ、円熟味を増し、いよいよその人なりのオーラが漂うようになるといったように、どんどん高みに昇っていくということです。

もちろん、前述した私にとっての「今日もいい日でありますように」も、机の前の壁の言葉も、長い滑走路を走ったあとに自分の判断と行動の基準となったということです。

今回はここまでです。
 
 
読者登録してね ペタしてね
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:
 
6.「志」をもち、それを日日実行する(つづき)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人にはそれぞれ、人生の道しるべや、心のアンカーとなる「言葉」があるのだと思います。
潜在意識は、心に抱くその言葉の強さの程度によって顕在化し、さらに、その思いを日日努めて実行し続ければ、ついにはその人の「人となり」を表わすものにまでになっていきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の部屋の、机の前の壁の言葉(つづき)

前回紹介をした、
・毎朝心と身体を清新に保つ。朝こそすべて
・現場がおとうさんを待っている
・今日も自分らしい時はあったのか 


などを書いたポストイットと前後して貼った小さなポストイットには、例えば、

必要でないものを「欲しい」とがんばるからうまくいかないのです
「執着しない心」
や、

「人生の大器晩成」 
・何をしようとしているのか ・迷いはないか ・集中せよ
や、

中江藤樹の 
「くやむなよ、ありし昔は是非もなし、ひたすら ただせ 當下一念」
がありました。

で、2006年の最初に貼ったポストイットは4枚ありました。

1枚は、
「志」 
二度とない人生をどのように生きたら真にこの世に生まれてきた甲斐があるのか

他には、
目的は何か、何を成し遂げたいのか、何故それを行うのか

とりあえずの仕事はしない 

そしてもう一枚が、
① 示す ②見守る ③待つ ④喜ぶ  「信念・情熱・勇気・希望」
です。

そしてこの、
「目的は何か、何を成し遂げたいのか、何故それを行うのか」 
の言葉の背景にはドラッカーへの私の強い思いがあります。


ドラッカーは、ビジネスマンとして常に最初に問うべきは、「目的は何か、何を成し遂げようとしているのか、何故それを行うのか、でなければならない」と語っています。私はそれを最初に壁に貼ったということです。

また、「とりあえずの仕事はしない」という言葉も最初に貼っておりますが、それは、この「目的は何か」をしっかりと考え抜いて事を行うということと、渡辺和子さんの言うところの「雑用」のような仕事の仕方ではありたくないという二つの思いがあったということです。

さらに、大きなポストイットには、「今日も自分らしい時があったのか」という言葉がありまが、これは他のすべての言葉に関わっているという意味では別格な言葉で、その日の中で、それぞれの言葉のように思ったり行動した時がちゃんとあったのかと、その日を振り返ってみるための言葉です。

何かを続けて行くためには、これがものすごく大事なことなのだと、私は思っているわけです。

今回はここまでです。
 
 
読者登録してね ペタしてね
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:
 
6.「志」をもち、それを日日実行する

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人にはそれぞれ、人生の道しるべや、心のアンカーとなる「言葉」があるのだと思います。
潜在意識は、心に抱くその言葉の強さの程度によって顕在化し、さらに、その思いを日日努めて実行し続ければ、ついにはその人の「人となり」を表わすものにまでになっていくことでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の部屋の、机の前の壁の言葉

ラストランの期間、私の机の前の壁には、その都度心の道しるべにしたり、判断と行動の基準にしたいと思い、ポストイットに書いて貼った言葉がありました。

最初に貼ったのは2006年で、最後に貼ったのは2012年で、その7年間で貼ったポストイットは全部で15枚あります。

そしてその内13枚は小さなポストイットで、それより大きいポストイットが2枚あって、その一枚には、 

・毎朝心と身体を清新に保つ。朝こそすべて。
・心穏やかに。楽しい。ほほえみなさい。
・妬まず、怒らず、愚痴らない。
・現場がおとうさんを待っている。
・仲間は100万の味方。
・今日も自分らしい時はあったのか。  
・人生は燃えること。感無量のとき。
・清々しく爽やかに生きよう。


と、書いてありました。 

 
先にも触れましたが、私は、ラストランのころにはずっと毎朝2時には起きておりました。

そして、ラストランを初めて一年ぐらい経ったころから、妻もそれまでより早く起きるようになり、そのうち時々は5時ごろに私の部屋に来るようになりました。
 
ですから私は、私の部屋の机のそばに妻用に椅子を用意し、妻が私の部屋に来てその椅子に座ったら、私が考えていることや、会社でやり続けていることをシリーズでものすごく具体的に話すようにしました。そうそると、妻はその話の内容だけでなくて、そのなかに出てくるたくさんの人の名前も記憶してしまうようにまでなりました。

そして2009年の夏ごろ、ラストランを初めて3年近くたったころに、妻が私に、「まるでテレビの連続ドラマみたいだね」、とぽつりと言い、その秋になって、今度は、「要は、現場がお父さんを待っているということだね」 と、ぽつりと言いました。

その頃の私にとって、この「現場がお父さんを待っている」は、本当に、何よりも嬉しい「最高のエール」の言葉でした。


今回はここまでです。
 
 
読者登録してね ペタしてね
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:

 

5.今日という日を新鮮に生きる
   
私にとっての「今日もいい日でありますように」(続き)

    
前回のブログで書いたようにして私のものになった、「今日もいい日でありますように」という言葉への私の思いには二つの意味があります。

 

一つは、その日一日を「請求書的」にではなく、「領収書的」に受けとめるということ、二つ目は「自分らしく」過ごせたかということです。

 

今日という日は、過去にも未来にもない、たった一日しかない日であって、この二つはそういう一日を過ごす私の姿勢ということです。

 

そもそも、地球上の70億以上の人のなかにまったく同じ人は一人もいない。みんな違う。そして今日と同じ日も一日もない。だから、まったく同じ出会いも二度とない。これはほんとうに奇跡的なことだと私は思うのです。

 

であれば、その奇跡を生み出している「見えない天の力」がきっとあるのだろうとも思うのです。

 

そこで、その「見えない天の力」に、「今日も私の願いをかなえてください」でなく、つまり「請求書」的にではなく、その日を「領収書」的に受けとめ、「天の力」の思いに従って有り難くいただく。

 

「天の見えない力」は、その人がして欲しいと願うことをしてくれるのではなく、いつでも、その人にとって必要なことを用意してくれていると私は思っており、今日という日に巡り逢ったことには、間違いなく何かの意味があるのだろうと感じるのです。

 

かくて、そういうふうに受けとめて過ごしたその日の終わりに、「今日も、自分らしい時はあったのか・・・」と振り返ってみるわけです。

 

そこで、たとえどんな日でも、その授かった日に、ほんのひと時でも自分でそうありたいと思うような判断や行動をした時があったなら、その日は「いい日」だったとその出会いに感謝して一日を終わるということです。

 

もちろん人間は不完全で、自分で自分の心を完全にコントロールなどできません。ですから、そうありたいという自分らしさを表わすチャンスがあってもそうできない時がいくらでもあります。

 

しかし、それは人間の不完全さの表われなのだから、今度はちゃんとやれればいいと自分に言い聞かせ、よく反省をしてから自分を許す。そして、そんな日でも何回かしっかりと自分でそうありたいという自分であった時があったなら、その日は「いい日」だったと受けとめるということです。

 

人間修養というのは、毎日毎日そうありたいとする自分らしさを追求し、チャンスをとらえて実行し続け、その打率をあげていくことなのだと私は思っております。

 

そこで、プロ野球の選手でも、打率3割で20傑ですから、そのくらいで上々なのかとも思うのですが、いやいやそうではなくて、せめて6、7割に、欲張って8割にはしたいと私は思っているのです。

 

そして、そのそうありたいという「自分らしさ」 とは、例えば、

 

相手の目を見てほほえみながら話が聴けた。相手の優しさや気づかいがうれしくて、心からありがとうと言えた。何かに心打たれて感動した瞬間があった。誰かのために何がしか役に立つことができた。その日にやろうと決めていた事に無心になって専念できたとか、人それぞれなのだと思います。

 

今回はここまでです。

 

 

読者登録してね  ペタしてね

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。