いつでも5年間のLast Run

何人かの先輩諸氏が「最後の60歳までの5年間はあっというまだぞ」と言っていた。「ならば、今こそなのだろう」後進のために、伝えるべきものを伝え、残すべきものを残してゆこう。と思ったのです。
それが「5年間のラスト・ラン」を思いい立ったきっかけでした。


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「人格」とは、突き詰めれば、その人の判断と行動の基準である、と言えるのでしょう。

 

一回限りの人生を本当の自分らしさ追求して生きるとは、自立的な責任の主体として、この自らの判断と行動の基準について自らの考えをしっかりと持ち続けるということなのだと思います。

 

ここでは5年間のラストランを始めるころまでに身についていた、私の判断と行動の基準、そして5年間のラストランを通じて身についた心の在りようをご紹介します。

 

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1.まず初めに、「人間として生きる」ということの意味づけをする

 

「天命」「宿命」「運命」とは何か

 

私は、50歳を過ぎたころから、天命、宿命、運命ということについて、次のように考えるようになっておりました。

 

「天命」とは、この世の中に、万物の霊長の人間として命を授かったこと。天の命ずるいのちという ことです。

 

「宿命」とは、気の遠くなるような悠久の血のつながりのなかで、私の父と母の元に命を授かったこと。宿るいのちということです。

 

「運命」とは、その授かったかけがえのない命を、肉体が朽ちて死を迎えるまで、自分の意思で人格を形成しながら運んでゆくこと。運ぶいのちということです。

 

 

人は、天からの「封書」を授かって生まれてくる

 

そして、「人は誰でもこの世に生を受けた時に、天からの封書を授かって生まれてくる」という考え方がありますが、「天命」「宿命」「運命」を常々上記のように考えていると、そういう思いにも至るわけです。

 

私の好きな禅問答の小噺に、一方の坊主の「汝、人生何しに来た!」との問いかけに、もう一方の坊主が「自分自身に会いに来た!」と答えるものがあります。この小噺は、要は、こういうことを言っているわけです。
    

人生の3つの出会い

 

また、人生には3つの出会いがあるとも言います。

 

一つは人物との出会い。一つは良書との出会い。そしてもう一つは本当の自分との出会いです。

 

そして、「人は出会うべき人には、一瞬も早くなく、一瞬も遅くなく出会うべくして出会う」とも言います。これは人物だけではなく、良書にも言えることなのだと思います。

 

要は、人生とは、人間として天から何かの使命を受けて、両親のもとに授かった命を、様々な人や事柄に出会いながら自分の意思で運び、そのなかで天の使命の封書に気付いてそれを開け、昨日までの自分とは違う、今日の自分とも違う、まだ見ぬいわゆる「未見の吾」に出会う旅なのだ、ということです。

 

私は今までいろんな体験を重ねてきて、ほんとうにそうだと思うわけで、55歳から始めた5年間のラストランもそのようなことを求めていたということです。


今回はここまでです。

 

続きは次の更新ブログで・・・。

 

 

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前回は、私の思いをメールで伝えようとした人への最初のメールをご紹介しました。

 

かくて、メールを送る人は少しずつ増え、3年で80名近くになりました。しかし私は、その人たちの一覧などは作ってはいなかったし、もちろん何人にしようという目標もありませんでした。ただただ、その時時の出会であり、タイミングだったわけです。

 

また、このメールは業務中には一切送らず、全部家で早朝未明に送っておりました。私は、この会社に移ってからは残業はせず、ほとんど毎日、会社の終業時間で仕事を終えるようにしておりました。そしてそのまま家に帰れば必ずビールで晩酌し、そのうちに夜の8時前には眠くなって寝てしまい、そして、いつも朝2時ごろには起きるようになっておりました。

 

ですから、ラストランの5年間もずっとそうしていて、お陰で、毎朝3、4時間はまとまって、誰にもどんなことにも一切邪魔されない時間を私の部屋で一人で過ごすことがほとんど毎日続いておりました。当時はその時間でこのメールの原稿を書いたり、送ったりもしていたわけです。

 

ところで、会社のなかには当然色んな考え方や価値観の人がいるわけで、ですから、それぞれの人にこのメールを送り始める際には、このことについては当面は他言無用にしてくれるようにお願いをしてきました。しかし、もちろんそれが完全に守られるとは思ってはおりませんでした。

 

しかし、何しろ私はしばらくの間はこのことについて、横やりなどを入れて欲しくなかったわけです。そして、結局は最後まで面と向かった形では苦言とか横やりは誰からもありませんでした。

 

また、これは自分の思いで特定の人を選んでいるわけですから、公平でないし、えこひいきではないかということです。私はそうなのだろうと思います。しかし、当時の状況の中で、心に決めた「ラストラン」を思い残すことなくやり切るためにはこの方法は大切な方法でした。背に腹は変えられなかったのです。

 

そしてその中で、私の思いを受けて、いつも何が本当に大切なことかを自分で判断、実行し、自分らしく充実して毎日を過ごそうとし続けた人が少なからずいてくれたわけで、私にとってそれは本当に嬉しいことでした。

 

今回はここまでです。

 

続きは次の更新ブログで・・・。
 

 

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前回のブログでの、私の問題提起のメールは次の文章で終わっています。
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このメッセージを読んだ皆さんにお願いがあります。このメッセージを確認したら、じっくりと自分のことを振り返り、自分への手紙を書いてください。
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このメールでは、問題提起の内容はもとより、ここにある、最後の「自分に手紙を書いてください」がミソでした。

 

かくて、このメッセージには「ずきんと来ました、本当にそう思います。じっくり考えて自分に手紙を書きました」とか、あるエリアマネジャーからは、「これ、すごくうれしいです。エリアのストアマネジャー会議でストアマネジャー達に配ってもいいですか」とか何件か返信がありました。

 

もちろんそれをきっかけに、その人たちにも個別にメールを送るようになりました。

 

そして、そうしながらメールを送る人が少しずつ増え、夏ごろからはその人たちの全員に一人一人宛で同じ内容のメールを送るようになりました。 

 

それを続けていると、今度はその時その時に新しくじっくりと話す機会が持てた人が出てきて、そして、その人にもメールを送ろうと決めた場合には、最初のメールで、その時までに他の人に送り続けてきたメールの内容を編集し、バックNO.にして送ることも必要になってきました。

 

ここで、そのメールの一つをご紹介します。

 

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送信日時    2009年9月19日土曜日 
宛先       絆 ゆう (仮名)
件名       おはよう!

 

おはよう! 絆さん      

 

昨日お話ししたとおり、これからは絆さんにも折に触れてメールを送ります。 

 

私は、我が社を、お客さまとそして共に働くみんなのために、活力に溢れた問題解決力のある本当に「強い組織」にしたいのです。

 

そのような会社は厳しいけれどもやり甲斐があって楽しいに決まっています。そして、私はそのことを目指して毎日仕事をしています。更にそのなかで、そのことに共に突き進みながら、それぞれに「置かれたところで精一杯に咲いて」、自分らしく「火種」を灯すことのできる人物を探し続けています。

 

その時に、私がこのメールを送ろうとして選ぶ人は、仕事が出来る人という事が一番ではありません。それはもちろん前提にはなるのですが、それより重要なことは、人間として「誠実」であり、他者や周囲に「貢献」することに価値を置き、そのことに真摯に取組むことが出来る人であるということです。そして、ただ周囲(会社)や上司に従うのではなくて、「自立」して自分が為すべき「貢献」とは何んなのかを考える「力」を持っている人なのです。

 

私はいつでも一生懸命に、自分の持っている強みを活かして、「置かれたところで咲いている」あなたの仕事振りについて、以前から関心を持って見ていました。そしていつかこのメールを送ろうと考えていました。そして昨日ついにそのことを話す機会が訪れたのです。どうかこれからも、お客さまのために、共に働く仲間のために、仲間と共に試行錯誤しながら、考えて、考えて、果敢に実行に移して頑張り続けてください。

 

これからは、折に触れてメールを送りますが、そのなかで私が伝えようとする真意(心)が分かるように、今回は他のみんなに今までに送ったメールの中から2つ選んで送りますので、じっくりと確認してください。残りのバックNO.は21日の月曜日から毎週月曜日に何回かに分けて送りますので併せて確認してください。 
          <バックNO.25> <バックNO.26>  

 

今日もいい日でありますように。

GOOD LUCK !

 

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私の思いを伝えようとした人への最初のメールはここまでです。


 

信頼できるリーダーの最も基本的な資質は真摯さ
    
ピーター・ドラッカーは次のように語っております。

 

「真摯さを絶対視して、初めてまともな組織といえる。それはまず、人事に関わる決定において象徴的に表れる。真摯さとは、とってつけるわけにはいかない。すでに身についていなければならない。ごまかしはきかない。ともに働く者、特に部下に対しては、真摯であるかどうかは、二、三週間でわかる。」

 

「マネジメント」 P・F・ドラッカー著 上田惇生訳 ダイヤモンド社 より

 

 

続きは次の更新ブログで・・・。

 

 

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今回は前回に続いて、私の問題提起のメールでの後半のメッセージをご紹介いたします。

 

その内容は、業務監査室長の立場から営業の全スタッフと本社の全社員に対しここ一番で「気づき」と「奮起」を期待したもので、前回紹介した「自立と自律」の解説に続いて、「なるほどそうですか・・」からはじまるものでした。

 

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営業全社員・本社全社員への問題提起のメール(続き)

 

なるほどそうですか、分かりました。でも、それは私の仕事ではありません。

 

(この問題は、今までの経験からすればいずれ話題にならなくなるはずだ。だから、それまで関わらないようにしておこう。関わったりするとめんどうなことになるし・・。)

 

(上司から具体的な指示や命令があったわけでもないし・・。)

 

(それに、別に私がやらなくても、元々この状況の根本責任は私にあるわけではないのだから・・。)

 

(だから、この問題はどこか他の部署の誰かがやるべきことなのだ・・。)

 

 

・・・このような中で、当然問題は放置され、べったりと悪玉コレステロールのように組織に沈殿し、抜き差しならない状況になっていきます。

 

あらゆる職位、階層で、「それは、私の仕事ではありません」が充満しています。

 

自分ではWHATを設定せず、上位職のWHATを受けてもそれを効果的なHOWに展開する真剣さに欠け、ただお膳立てされた通り一遍のやり方を手続き的にこなし、あるいはお膳立てがなければ自分でまともにHOWを考えない状態で部下にDOを指示し(これを無策の丸投げという)、やったかどうかのCHECKもまともにしない。

 

部下や他の部署に影響を与えるまともなビジネスマンは、仮にWHATの構築力が弱くても、少なくともHOWには長けていなければなりません。与えられたWHATを効果的にDOに転換させてHOWを組み立てる力を持っていなければなりません。そうでなければ、その人は単なる組織の中間にいるメッセンジャーの機能しか果たしていないことになります。丸投げメッセンジャーなら電子メールで十分です。

 

このメッセンジャー的な人たちが、DOを支持された人たちから「なぜそれをやらなければならないのか?しかもその方法で・・・」と聞かれた時の決まり文句は、「決まったことだから・・・、だからとにかくやりなさい」なのです。これではDOする人は納得するわけがありません。しかし、納得していなくても、それを真面目にやっている人たちが我が社にはたくさんいます。

 

そのような状況のなかでは、我が社で一番組織に貢献しているのは、まじめにDOを実践している人たちであると言わざるを得ません。しかし、その人たちの給料はメッセンジャーたちよりもはるかに安いのです。

 

あるきっかけで、このような無策の人たちの過ちや、責任、怠慢が明からさまになった時、その人たちの心をよぎる最初の言葉は、「これはまずい!叱られる・・・」なのです。

 

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ビジネスマンが身につけるべき最も価値ある基本的スキルは、WHAT・HOW・DO・CHECKのサイクルの回し方です。

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このメッセージを読んだ皆さんにお願いがあります。このメッセージを確認したら、じっくりと自分のことを振り返り、自分への手紙を書いてください。

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問題提起のメールはここで終っております。

 

今回はここまでです。

 

続きは次の更新ブログで・・・。

 

 

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今回は、前回のブログでお伝えしたとおり、私の問題提起のメールをご紹介いたします。
その内容は、業務監査室長の立場から、営業の全社員と本社の全社員に対し、ここ一番で「気づき」と「奮起」を期待するメールでした。
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営業全社員・本社全社員への問題提起のメール    
送信日:        2007年7月18日水曜日 
件名:    8月度への突入に当たって。(業務監査室長として思うこと)

 

いよいよ上半期最大商戦の8月度に突入します。全ての店舗、そしてそれを支えて援護するあらゆる部署(本部も)が、持っている底力を発揮し、全社が一丸となってお客さまに尽くさなければなりません。

 

売上はその結果です。ここで悔いを残したら自分が惨めになります。
    
売上を作っている営業第一線現場の店舗は、ストアマネジャーを中心にしていつでも一生懸命に頑張っています。その店舗を支えるべき全ての部隊が、そして全ての人が、果たすべき「貢献」を正しく認識し、行動しなければなりません。

 

業務監査室長として監査をし続け、沢山の方々(特に現場と、現場に近い方々)とお話をさせて頂いているなかで、今、痛烈に感じていることを添付のファイルで送ります。是非ご確認ください。

 

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              自立と自律について    
<前提>
・仕事の4つのフェーズ  仕事は WHAT・HOW・DO・CHECK で一つのサイクルを成す。

 

・WHATの構築 (何をなすべきかという問題発見、課題設定)
・WHATが設定されなければ、仕事のサイクルそのものが回らない。


<自立> 
WHATを自ら作り出し、生み出し続けることができること。

 

<自律> 
WHATの構築だけでなく、それをHOWに分解し、DOを行い、その結果をCHECKして、次なるWHATやHOWへと展開し、自らサイクルを回していけること。

 

<自立的組織> 
組織のそれぞれの階層、職位において、自立的にWHATを構築し、自律的に仕事のサイクルを回していける組織。

 

・強い組織とは・・・基本的に自立した組織で、トップダウンとボトムアップが絶妙にミックスされた組織。

 

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今回ご紹介するメールはここまでで、以下はその補足解説です。

 

WHAT・HOW・DO・CHECKとは、おおまかにいえばPLAN・DO・SEEと同じようなこと。

 

私はこのについて、実例を交え何度も何度も説明をしてきました。

 

また私は、顧客満足の経営を掲げる小売サービス業では、指示待ち人間を多く抱えていることこそが、最大のハンディキャップであるとも考えておりました。

 

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で、ご紹介したメールでは上記の「自立と自律」の解説のあとに現状を見据えた問題提起のメッセージが続くのですが、それは次回の更新ブログでご紹介いたします。

 

今回はここまでです。

 

 

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私が5年間のラストランを思い立った当時、従業員は上意下達的な強いトップダウンの体制のなかで、業績を上げるための色んな数字に追われかなり疲れておりました。

 

ほとんどの人が目の前の仕事に追われ、心に余裕をなくしておりました。

 

営業のある中堅の責任者は私に、「私たちはまるでハムスターです」とぽつりと言いました。

 

 

私はそのような人たちを見ながら、先ずは目先の仕事から目をあげて何が本当に大切なことかを考えよ!と強く思っておりました。

 

そして、そういう状況を作り出しているものに対して、義を見てせざるは勇なきなりという思いでもありました。

 

 

5年間のラストランは、そんななかで私が55歳になった2006年の12月にスタートしました。

 

最初は会議で報告した内容を、会議が終わった後に会議の出席者全員に社内メールで送ることから始めました。

 

そして、2、3か月経った2007年の春のころからは、私が伝えたいことを個人的に伝え、残して行こうと思う人を探し始めました。その人は、年齢、性別、職種、職位に関係なく、全国の組織の中から探しました。

 

当時私は業務監査室長でしたから監査で全国の店舗を回っていましたし、本社での会議はもちろん営業の各地域の会議にも出ていたわけです。

 

個別に伝えようと思った人はしっかりと仕事が出来るということはもちろん前提なのですが、しかし、私はそれ以上にその人が真摯で誠実であるかどうかを何よりも大切にしておりました。

 

そしてこの人に伝えようと思った人とは必ず何度か時間をかけてじっくりと話をすることにしておりました。そして何回か話しをして、やっぱり「この人だ」と決めた人にその段階で初めて私のやろうとしていることを話し、本人に了解してもらい個別にメールを送るようにしました。

 

 

そうしながら店舗や営業部門や本社の人たちの仕事ぶりも見続け、ちょうどその頃、業務監査室長としてどうしても問題提起したいことがあり、それをメールで全社員宛てに送りもしました。

 

その内容は、業務監査室長の立場から、営業の全スタッフと本社の全社員に対しここ一番で「気づき」と「奮起」を期待するメールでした。

 

私はこの内容については何もこの会社に限ったことではないのかもしれないと思っております。余計なお世話かもしれませんが・・・。

 

また、「気づき」と「奮起」を期待する意味で、その内容は象徴的で大袈裟な表現にしておりますが、この会社にもしっかりとした人材はいるということも、念のためにお伝えしておきます。

 

 

今回はここまでです。

 

続き(問題提起のメール)は次の更新ブログで・・・。

 

 

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5年間のラストランは、私がビジネスマンとして培い身につけたものをもって取り組んだ、集大成のようなものでした。そしてそれは、まさに本当の自分らしさを追求し続けた取組みでもありました。

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2.最初の5年間のラストランへの直接のプロローグ   

 

イオンファンタジーの本社は、イオングループの本社ビルの中にありましたから、30代後半で本社部門の能力開発部を出た私は、10数年ぶりに本社ビルで勤務するようになったわけです。

 

すると、本社ビルの中には知っている方々がまだ結構おり、そのなかで、間もなく定年を迎える何人かの先輩が、「西城、お前は今、幾つだ」と聞くのです。なので、そう聞かれたその時時の先輩に、50ですとか、51ですと答えるわけです。

 

そうすると、それぞれの先輩は、「まだ若いなあ~、いいか、最後の5年間はあっという間だぞ」

と言ったのです。その先輩たちは、その言葉を私への置き土産にしてイオンを卒業していきました。

 

私は何人かの先輩のその言葉が、父から言われ続けた「あと5年だな」の言葉と相まって、強く印象に残っておりました。

 

そしていよいよ55歳になり、その5年間をどうしようか・・・とじっくりと考えました。最後の仕上げだし、あっという間だということでもあるし、もしそうであれば、その5年間が単なる「大過なく」でありたくはないと思ったわけです。

 

そして、後輩や同僚たちに、それまでに培ってきたものの中から伝えるべきものを伝え、残すべきものをしっかりと残して行く5年間にしようと決心し、それに「5年間のラストラン」と名前をつけました。

 

かくて、この5年間で伝え、残して行こうとしたもののベースが、教育訓練・能力開発と、店舗と、業務改革の3つのキャリアがセットになって、学んで身についたものだったということです。

 

 

今回はここまでです。続きは次の更新ブログで・・・。

 

 

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5年間のラストランは、私がビジネスマンとして培い身につけたものをもって取り組んだ、集大成のようなものでした。そしてそれは、まさに本当の自分らしさを追求し続けた取組みでもありました。
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1.私の生い立ちと、ビジネスマンとしての歩み

 

私は仙台の南の方の町で生まれ、大学を卒業するまでそのふる里で過ごしました。

 

そして私が大学を卒業するころには、ジャスコ(現イオン)やダイエーが流通業界の新しい業態として全国展開のナショナルチェーンをめざしており、ジャスコが仙台に出店するということも話題になっておりました。私は経済学部でマーケティングのゼミを専攻していたこともあり、ジャスコやダイエーは時代の潮流でこれからの業界だろうと思い、そのジャスコに入社しました。

 

私は長男で、妹が一人の二人兄弟なのですが、故郷には残らなかったということです。それでも両親は何も言わずにその背中を押してくれました。

 

もう随分前に両親とも亡くなっておりますが、亡くなる前は、毎年何回か休暇を取ってふる里の実家に帰り、父とそのたびに酒を呑みながら色々と話しをすると、父は最後に、決まって「おまえはまだまだな、あと5年だな・・」と言ってくれたものです。毎回必ずです。

 

私にはこの父の言葉が、今でも時々天から聞こえて来るような気がします。退職をする半年前に立ち上げたブログのタイトルを「いつでも5年間のラストラン」にしたのはそれもあってのことでした。そしてそれは、父が置き土産にしてくれた私の生きる姿勢でもあります。

 

そんな私は、49歳で、27年間務めたジャスコから、とは言ってももうその時はイオンになっておりましたが、グループ企業のイオンファンタジーに異動しました。

 

そして、その異動までのジャスコでのキャリアは、教育訓練・能力開発の部門が延べ13年、店舗営業が延べ10年、業務改革部門が4年でした。かくて、この3つのキャリアの3点セットが私のビジネスマンとしての考え方のベースとなったのです。

 

今回はここまでです。続きは次の更新ブログで・・・。

 

 

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5月の初めより、ほぼ5か月の間ブログを更新しておりませんでした。

 

それでも、ブログ・プロフィールページの「このブログでお伝えしようとしていること」の欄に書いたことを念頭に、このブログを立ち上げもうじき5年になります。

 

そこで、この「5・5・5」のつながりに思いを寄せて、来週より、タイトルを「『あと5年だな・・』の声が聞こえる」とした自伝的なエッセイの記事を、週1回の頻度で何か月かに渡ってお届けしてゆきたいと考えております。

 

これは、2014年8月に発行した電子書籍「本当の自分を発揮する生き方~“自分らしく”を貫いたリーダーの話~」を元に、それを修正し再編集したものです。


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「未見の吾」という言葉があります。それは昨日までの自分とも、今日の自分とも違う「自分らしさ」のことです。

 

私の好きな小噺に、坊主同士の禅問答の話があります。一方の坊主の「汝、人生何しに来た!」の問いかけに、もう一方の坊主が「自分自身に会いに来た」と答える小噺です。

 

かくて、55歳になった私はビジネスマンとしての最後の5年間を、ただ目の前の事をこなし無難に過ごす、いわゆる“大過なく”では終わりたくないと真剣に考えました。そして60歳の定年までを「5年間のラストラン」と名付け、その5年間で、仕事上やるべき課題とは別に、後進たちにそれまでに培ってきた知識、経験、考え方、ノウハウをひたすら伝え続けようと決心しました。

 

それは、まさにあっという間の5年間でした。そしてそこで授かった最大なものは、自分自身を信頼し、かつ他者を敬いつつ、どんなことがあっても今日という一日を大切にし、充実させて前に向かおうとする心でした。

 

来週から綴るブログは、そのような5年間の体験と、ビジネスマンとしてそれまでに培って来た、組織のリーダーが身につけておくべき考え方を取り上げていきます。そしてそれが皆さま方にとって、少しでも本当の自分らしさを発揮して、充実して生きるヒントになれば幸いだと思っております。

 

特に、組織のリーダーとして今以上に真摯に自分らしさを発揮し、成果を上げてゆきたいと思っている人にとって・・。

 

今回はここまでです。続きは次の更新ブログで・・・。

 

 

 

 

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ビジネスセミナー 

ピーター・ドラッカー 基礎講座

<成果を目指すマネジメントの基本と原則>


を 4月30日(土)に、栃木県小山市で開催させていただきました。


そこで今回はその後記です。



このセミナーのテーマは、「部下を持つリーダーがその役割をどのようにとらえ、いかに真の貢献をして成果をあげるか」であり、ピーター・ドラッカーのマネジメント論をベースにした、組織のリーダーが組織に貢献し成果をあげるための基本と原則を取り上げました。


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ドラッカーは、


・マネジメントとは事業に命を与えるダイナミックな存在である。マネジメントこそ企業が持ちうる唯一の意味ある優位性である。彼らのリーダーシップなくしては生産資源は資源にとどまり生産されない。彼らの能力と仕事ぶりが事業の成功、存続さえ決する。


・ビジネスマンが常に最初に問うべきは、目的は何か、何をなし遂げようとしているのか、何故それを行うのかでなければならない。


と語っています。



これは、ドラッカーのマネジメント論で語られている語録の中で、私が最もベースにおいているものであり、様々な局面において、結局はこの二つに行き着くのです。



またドラッカーは、「真摯さなくして組織なし」として、

次のように語っております。


・厳しいプロは、高い目標を掲げ、それを実現することを求める。誰が正しいかではなく、何が正しいかを考える。頭の良さではなく、真摯さを大切にする。つまるところ、この真摯さなる資質に欠ける者は、いかに人好きで、人助けがうまく、人つきあいが良く、有能で頭が良くとも、組織にとっては危険であり、上司および紳士としては失格である。


・真摯さを絶対視して、初めてまともな組織といえる。それはまず、人事に関わる決定において象徴的に表れる。真摯さとは、とってつけるわけにはいかない。すでに身についていなければならない。ごまかしはきかない。ともに働く者、特に部下に対しては、真摯であるかどうかは、二、三週間でわかる。


・真摯さの定義は難しい、だが、マネジャーとして失格とすべき真摯さの欠如を定義することは難しくない。


① 強みよりも弱みに目を向ける者をマネジャーに任命してはならない。できないことに気づいても、できることに目のいかない者は、やがて組織の精神を低下させる。


② 何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心を持つ者をマネジャーに任命してはならない。仕事よりも人を重視することは、一種の堕落であり、やがては組織全体を堕落させる。


③ 真摯さよりも、頭の良さを重視するものをマネジャーに任命してはならない。そのような者は人として未熟であって、しかもその未熟さは通常なおらない。


④ 部下に脅威を感じる者を昇進させてはならない。そのような者は人間として弱い。


⑤ 自らの仕事に高い基準を設定しない者もマネジャーに任命してはならない。そのような者をマネジャーにすることは、やがてマネジメントと仕事に対するあなどりを生む。



・信頼するということは、リーダーを好きになることではない。常に同意できることでもない。リーダーが言うことが真意であると確信を持てることである。それは、真摯さという誠に古くさいものに対する確信である。


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セミナーでは、成果をあげるための意思決定の秘訣、その基本と原則についても、ケーススタディをもとに、各参加者が自らの考えを述べながら確認をいたしました。


その中である受講者に意見を求めると、その方は「問題解決のために正しい意思決定をし、高い目標を掲げて課題達成を目指すためには、最後には『勇気』が必要です」と語ってくれました。


それは、自らの体験に基づいた誠実な発言であったと私は思っています。



ドラッカーは意思決定の秘訣の最後に、


・これでいよいよ、決定を行う準備は整った。とうとうここで、決定には判断と同じくらい勇気が必要であることが明らかになる。薬は苦くなければならないという必然性はない。しかし一般的に、良薬は苦い。決定が苦しくなければならないという必然性はない。しかし一般的に、成果をあげる決定は苦しい。


と語っております。



そして、「自らの成長に責任を持つ」ということについては、


・成長するということは、能力を修得するだけでなく、人間として大きくなることである。責任に重点を置くことによって、より大きな自分を見られるようになる。うぬぼれやプライドではない。誇りと自信である。一度身についてしまえば失うことのない何かである。目指すべきは外なる成長であり、内なる成長である。


と語っております。


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なお、このセミナーを主催していただいた倉本浩二さんが、下記のとおり、ご自身のブログにて開催の結果をご報告しておりますのでご確認ください。


http://ameblo.jp/kenny2555-0527/entry-12155584386.html


今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。



今日が大事、今日が大切。


だから、


今日もいい日でありますように。



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