右手でも左手でも結局同じことだが
左手で弦を押さえるにあたって
バレリーナの行う体重移動のように
掌全体のバランスを観ることが重要だ
指は舞踏家の手足のように彼方此方に行くわけだが
掌は言わば舞踏家の体軸の様なものと捉える
要するに母指と第1指(人差し指)との開閉に関わること
例:第1指(人差し指)と第4指(小指)で10度の重音を押さえる
①掌の形はどうなっているかね
②母指の付け根と第1指の付け根を緩める
③母指球筋に余計な力を入れるのを止め続ける
最も重要なのは③である
この部分に力を入れるのを止め続けると
母指と第1指の付け根が楽器のネックに
触れているだけの状態が維持できるので
母指球筋と第1指(人差し指)に余裕が生まれ
10度の時に楽に指が開くのが分かる
そうすれば手首を外側に突き出し過ぎない方が
良いのが容易に理解できる
そして第1指(人差し指)と第4指(小指)を
均等の力でもって弦に自然落下することだ
演奏する時にネックに全指で常に均等に自然落下すると
指痛から解放されるので非常に重要なことだ
また、普段の練習中に
第2指(中指)に痛みを感じる事が多いかと思うが
その場合、第2指(中指)を押さえつけ過ぎである
それは多くの演奏者で第2指(中指)が一番長いために起こる
ピアノ等を用いて音階などを弾いてみると良く理解できる
詰まるところ、あらゆる局面で
身体に余計な力を入れるのを止め続けることだ
アホになって弾こう!
母指球筋(ぼしきゅうきん、英: Thenar muscles))は
手の親指の付け根のふくらみ(母指球)を構成する
4つの筋肉の総称である
運動性が高くさまざまな方向に動くので精妙な動きができる
母指の運動は屈曲と伸展、内転と外転、対立の
3種類に分けることができるが
これらの動きをつかさどっているのが母指球筋である
(ただし母指球筋以外で母指の運動に携わっている筋肉もある)
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