現在、中学校1年生の英語では、whatやwhose、howなどの
いわゆる疑問詞のある疑問文について学習していますが
塾の生徒の様子を見る限り、なかなか苦戦しているようです。
無理もないことで、疑問詞のある疑問文は1年生で習った知識を総動員して作るもので
これが出来るということは、1年生としてはかなり完成しているということを意味するのです。
(実際、疑問詞に関しては高校生でもよくわかっていない生徒がいます。)
そこで、学年末試験も近付いてきていますから、生徒の理解の一助にでもなればと
今回から3回にわたって、疑問詞のある疑問文について解説をしていきたいと思います。
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まず、英語の疑問文は、大きく2つに分かれます。
(1)疑問詞のないもの
(2)疑問詞のあるもの
これから、このうちの(2)について解説していきたいのですが
実は(2)だけを解説する、または理解する、ということはできず
まず(1)についての解説をしないと、(2)について解説することはできません。
なぜなら、大雑把に云うと(2)の疑問文は
疑問詞+(1)の疑問文
という語順になっているからです。(例外など詳細については次回以降に説明します。)
ですから、(1)の疑問文が書けなければ、当然(2)の疑問文も書けません。
勿論、中学校1年生でも、まず(1)の疑問文について勉強し
そして、その知識を踏まえて(2)の疑問文について勉強するという順序を採っています。
ただ、(1)について取りこぼしや勘違いがある状態で(2)の学習に入ってしまうと
なかなか書けるようにはならない、というわけです。
というわけで、次回は(1)の疑問文について解説していきたいと思います。