タイ米の伝統的な炊き方
友人曰く
私達の台所は屋台、冷蔵庫はスーパー
などと豪語しております
一般的なアパートには台所がありません
外食か持ち帰り、これの方が手間いらずで、いろんな物が食べられて安上がり
そんな訳で、料理をしない、出来ないという女性が少なくありません(だそうです!)
(例え、出来なくても、出来ないなどと絶対いいませんが・・・だそうです!)
タイ米の伝統的な炊き方をお世話になった地方の学食で見学しました、紹介します
燃料は薪です
大鍋にサッと洗った米と大量の水を入れます
(日本式に研ぎません、洗い過ぎると栄養分と香りが飛ぶからだそうで、また強く洗うと割れてしまう)
蓋をして、強火で一気に煮立てます
煮立って、ぐじゅぐじゅ湯が溢れ出してくると、蓋を取って、しゃもじでかき混ぜ、
軽く芯が残っている状態になったら、湯をすてます
(このお釜(鍋)取っ手と蓋に棒を通す場所が有って、そこに棒を通して左右に振ると、蓋を開けずに湯を捨てることができます
日本式で考えるとこの湯が粘り気のある美味しさの元なのですが、逆にこの粘り気があると日持ちしないとかで、“ぱさぱさ”の原因はこれか!)
湯を捨てて、鍋に再び蓋をして、弱火にかけて蒸します
(全て長年の勘がたより)
ハイ、できあがり
炊飯器で炊くことが多い現在こんな方法で炊く姿はなかなか見られませんが
地方や山岳地帯
バンコック市内でも早朝だけ専門に開く屋台ではこの様な光景が見られますよ