多くの予想を覆して、トランプ氏が大統領選を制しました。

直前にFBIがクリントン氏のメール問題を取り上げた影響も無視できず、もしかしたら、という思いはあったのですが、あらためて、「本当に選挙はコワい」と思い知らされましたね。

僕は、12年前、ワシントンの日本大使館で法律顧問として大統領選を担当していたこともあり、今朝の山陽新聞にも大統領選について次のようにコメントしました。
「既存の政治に対する米国民の不信感が投票行動に現れたものと考える。
選挙戦でのトランプ氏の発言から、米国がより内向きの政策を取り、外交や貿易で日本への要求もより大きくなることが懸念されるが、同盟国として主張すべきことは主張しなければならない。
国際情勢が不安定ななか、ヨーロッパ諸国やロシア、中国、韓国など他国との外交関係も建設的に進める必要がある。」

ところで、トランプ陣営は、外交戦略が不明で知日派がいないとも言われますが、実は、つい数週間前、トランプ氏の側近で外交・安全保障政策担当のマイケル・フリン氏と石破茂前地方創生担当大臣や伊藤達也元金融担当大臣と一緒に会談しました。
フリン氏は一時は副大統領候補にも擬され、トランプ政権では国防長官や安全保障担当補佐官にも目されています。
日米同盟の重要性をはじめ突っ込んだ良い議論(当然英語)ができました。
 

政権に知日派を創るためにも、僕も外交官経験を生かして議員外交をしっかり進めていきます。
あらためて身が引き締まる思いです。

 

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