やりすぎリフレクション | つれづれなるままに、シルビア。
日本全国で恐らく2,3人は残っているかもしれないマニアックなミナサマ。
お元気でしたか?本当にお久しぶりでございました!



とうとう、、、とうとう先生が卒業してしまいましたねぇ。


いつかこういう日が来ることはわかっていましたし
それがアイドルを推すということであるのも十二分に理解していたつもりでした。
他のメンが卒業する時「ヲタさんの気持ちを考えると」なんて
相手の立場になって考えている風で、でも実際は他人事のように言っていました。

しかしながらイザ自分がその立場になってみると・・・
ステージでキラキラしている推しが見られなくなるなんて
そんな辛く悲しい状況に私は耐えられるのだろうか?
きっとダメ人間になってしまうのではないかと不安に思っていましたが・・・



なんと意外にも!全然大丈夫です!w


まあ ダメ人間なのは元からダメ人間ですし
(クルマとアイドルが好きなんてダメな大人の典型w)
本当に強がりでも何でもなくまったく平気なのです。
でも決して先生への熱が冷めたという訳でもなく、、、いったいなしてなのか。



答え:なんまらテレビに出まくってるから


そうなんです!卒業しても、イヤ卒業したらもっともっと
やりすぎなくらいテレビに出まくって追いきれないほどになっていますので
見られなくて寂しいとか悲しいとか言っているヒマがないのです!



こんな風にフザけていたと思ったら



こんなオトナ女子の一面も見られるなんて
(これはこれである意味フザけてますけどねw)
今この状況に何の不満があると言うのでしょうか!


確かに美脚全開でステージで歌って踊る先生も魅力的でしたが
バラエティ番組でキレッキレのトークを炸裂させる先生もまた魅力的です。



ASFではこれからも変わらず先生を推してまいります!!



前回の最低どうどすかクソブログにて
「3ヶ月も更新しないなんて初めてです」と言っていましたが
気づけばそれから2年間も経ってしまいました。
別に何かトラブルがあった訳でも体調を崩していた訳でもなく
ただただ単にメンドクサかっただけでございますw

先生の卒業だって昨年4月の話ですからねぇ、、、
「先生」とか「ASF」とか「どうどすか」とか書くのもなんまら懐かしいですw

イチゴくんもミラくんもモコくんも当社代表も私も元気ですが
この2年間で色々な出来事がございました。
そんなことをこれからちょっとずつ小出しにしながら
マニアックなミナサマにお伝えしていきたいと考えております。


あっ、そっか、ここで「という訳で」と書くんでしたねww



たぶん変わってないのはモコくんだけで
ミラくんも私自身も結構変化がございましたが イチバンはやはりイチゴくんでしょう。


前回の最低どうどすかクソブログ更新後の2018秋 こんな『パーツ』を購入しました。



どーん!


シルビア!S15!!



どどーん!オーテックバージョン!!


オーテックバージョンとは何ぞやというのはマニアックなミナサマであれば
すでにご存知のことと思います。
スペックRボディにメーカーチューンドNAハイカムハイコンプエンジンを搭載し
アイシン6速ミッションを組み合わせた まさにマニアックな限定車。
今回は走行距離108,600kmの個体でございました。


で、このオーテックくんに乗り換えたのか、それとも走り専用として増車したのか・・



最初に『パーツ』を購入したと申し上げました。
今回買ったのはオーテック『エンジン』でございます!


十勝チャレンジのタイムをわずかながら更新できた2017年。
我が青春のモーニング娘。的に言うと ’17ねw
次はもう少しパワーが欲しいよねーということで
ともちんチューナーとオーテックエンジンの話をしていました。

NAでモアパワーを求める時点で目的がすでにズレてはいるのですが
少ないパワー&狭いパワーバンドを駆使して高回転まで回して走る気持ちよさは残しつつ
あとほんの少しだけ、ちょっとだけパワーが欲しいという私のニーズにピッタリなのが
オーテックエンジン換装というプランだったのです。


しかしながらオーテックエンジン&6速ミッションの中古を探してもらっていたのですが
これがまったくと言っていいほど出てきません!

探して探して・・ようやく出てきたのが
“ 車体やタイヤや内装が 付属品として ついていた ” 中古エンジンなのであります!
この中古エンジンとミッションをイチゴくんに載せちゃおう!というプランなのでございます!!



イヤ普通に考えたらオーテックバージョンの中古車を買って乗り換えますよね。
それかほとんどの人は 私がかつてイチサンくんでそうしたようにターボにするでしょう。

実際 今回購入した『パーツ』から付属品である車体w 等を取り外して
イチゴくんからエンジンやミッションを降ろして載せ換えるのと
イチゴくんから今まで装着したパーツを取り外して新たなマシンに移植するのとでは
コスト的にどちらが安く済むのかといえば微妙なところです。
イチゴくんに装着してあるパーツはエキマニやデフ以外ASFでも取り外し可能ですから
そういう意味では後者の方が圧倒的に安く済んだ可能性も大いにあり得ます。


ですが!そういう問題じゃないんです!!


新しい速いクルマが欲しいんじゃーないんです!
あくまで愛するイチゴくんを あとほんの少しだけ速くしたいんです!!



中古エンジンとミッションが欲しいけど出てこないから
丸車で買って部品取りとして使うなんて
クルマを丸ごと『パーツ』として買うなんてやりすぎだしバカなんですw



最初はライトやら純正ホイールやらを持ち帰って
ライトは加工用ASFストックにしてホイールは売っぱらって
そしたっけ外した後のボディはどうしよう・・なんて考えていたのですが
今回購入したのはあくまで「エンジン、ミッション、それに付随する部品一式」であり
それ以外は私のものではなかったというのを後から気づいたのは
そういえば ともちんチューナー から何度も何度も
「今回買われたのはクルマでなく あくまで部品ですからね!」と言われていて
ああそれってそういう意味だったのかーと後からわかったという
私は本当に理解力のないクソオヤジだというのは ここだけの話でお願いしますw

普通に考えたらオーテックバージョンの中古車があの値段じゃ買えないですよねww


何はともあれ ここから【 ’19 オーテックプロジェクト】がスタートします。

まずは『パーツ』のパワーチェック。
まったくのノーマル状態で187.8ps。
オーテックバージョンのカタログ値は200psですが
その通りにキッチリ出ている個体はまずないようでして
まあまあ優秀な結果というか よい程度でありました。

そして そのままポンと載せるのではまったく面白くないだろうという
我々の不治の病である「ついでなので病」が発症しw ECUをリセッティング!
追加基盤取付はともちんショップが内地のお店に外注してくれたようですが
NAのECUはターボとは違ってなまら大変とのことです。



そのチューニングECUを『パーツ』に装着し計測した結果は
なんと驚愕の212.2ps!
まさかの200ps超え!スゲー!!



私たちがヤマを走っていた頃の主力マシンである
S13 K’sとかの2リッターターボって だいたい205psとかでした。
それ以上のパワーがNAで出るなんて時代の変化は素晴らしいですね。


エンジン本体は正常でしたので組み直すこともなく
ヘッドガスケットだけ純正1.2mmから東名のメタル1.0mmに変更し
ノーマルでも圧縮比11.7というハイコンプエンジンを さらに12.0としました。

カムは純正でIN272° ,EX256° という凄いのが入っています。
流石に288の304とかはやりすぎなのでw そのままで。



ついでなので病 その2

イチゴくんはアルトラック特注エキマニが入っているのですが とにかく割れに悩まされています。
あっ、誤解のないよう申し上げますと
アルトラックさんが割れやすいというのではなく マフラーを常に擦って走るので
エキマニに衝撃が加わり続けて破損してしまうということです。

そこで排気系リニューアルを敢行。
マフラーはアミューズのR1チタン・NA用Φ70をフロアに沿わせる上げ加工を。



それに合わせてエキマニも2in1の部分から作り直しました。

もはやアルトラック特注エキマニではなく ともちんショップ特注品ですし
マフラーもアミューズの材料を使った ともちんワンオフ品です。



どーん!!


本当にオーテックエンジンが載っちゃいました!



8000rpmまで回ってます!そして無断リンクです!w


パワーは当初197psでアレ?という感じでしたが
ガソリンが前年冬眠前に入れたままだったので入れ換えてもらい
もう一度チェックすると202psでした!

前回『パーツ』計測時は2月で外気温5℃で212ps。
完成時が6月末で気温はかなり高かった(30℃弱?)ことを考慮すると
同じ2月だったらたぶん220psくらいでは、とのことでした。

NA8000rpm常用で200馬力オーバー・・
(レブリミットは8500rpm)
ほんの雑談から始まったプロジェクトが とんでもないことになっちゃいましたw



完成直後の十勝チャレンジでは 1′43″984。
タイムはごく平凡ですしノーマルNAの自己ベストにも至りませんでしたが
ASFとしてはそれなりに満足のいく結果でした。


その後 エンジン載せ換え直後なのにパワステ高圧側ホースが破損して
もう一度メンバーを降ろして交換する罰ゲームがあったりとか
その時にエキマニ4番のクラックが発見されたりとか



フロント足回りからの異音が気になりハブASSYを交換したりとか



異音の原因は結局ブレーキローターベルハウジング部分の
フローティングピン取付箇所の経年劣化による摩耗だったとか



ピンが板バネ付にリニューアルされたようです。



外周部はそのままですがベルハウジングが新しくなりました!
イチサンくんから移植した時以来無交換なので9年ぶりくらい?



ともちん走行会でエキマニ4番が見事に切断されてしまい



スリップオンにて修正してもらったりとか



愛用タカタ4点くんの金具がバカになってしまい
新しいベルトを神シルビアショップから通販で購入したりとか色々ございました。



そして昨年10月末の十勝チャレンジ。

これはアイシン6速ミッション換装時からの問題で
【全開時のみ ④⇒⑤ が全然入らない!】というトラブルがありまして
朝練であればデグナーを立ち上がって130Rや
十勝ならホームストレートコントロールライン手前で
ギヤが弾かれるというか まったく入らなくなってしまいます。

この時もそれが発生してしまい
ホームストレートは④8300くらいでアクセルをキープしそのまま・・
それでも 1′43″172 と、自己ベストをコンマ2更新できました。



コンマ2なんて誤差の範囲!なんまらしょっぱ!w



まあまあw たとえコンマ1でも更新は更新ですのでww


シーズンオフには そろそろ副業先に見切りをつけて
本業一本に絞ろうかという f●●kin’ クソ出来事もございましたが
それはまた別の機会にでもお話いたしましょうか。
(話さないパターンw)



そして2020年。我が青春の(以下略)’20ですw

新型コロナウイルスで世の中大変なことになっておりますが
そういうのは誰か文章の上手な方が色々と書いてくださっていますので
頭の中で整理できていない最低でどうどすかな文しか書けない
当クソブログでは触れないことにいたしましょう。


青春のラップタイムでなくて安定したラップタイムは
正しいドライビングポジションからということで
ステアリングを手前にして さらに下にさげるために
乗降性向上とカッコよさ重視でw ラフィックスGTCを導入。高かった!

まさかに備えて二酸化炭素消火器も車載しました。
粉消火器は下朝鮮GPだけで十分ですww



車高調を新品に交換!ともちんショップオリジナル「ピンクシュタイン」!
ちなみにビルシュタインとは無関係なのだとか。

バネはフロント12キロ、リヤ10キロと ややハイレートに。



NMB!



NMB ーーーー ッ !!ww



ラフィックスと車高調交換はASFにて実施し あとはともちんショップに入庫。
車高調は特に難しいこともなかったのですが
ラフィックスGTCが意外にもなかなか大変でございました。
それはまた次の機会にでも(以下略)



ステアリングラックからオイルが漏れていたのですが
シルビアユーザーならご存知の通りリビルトはすでになく現物修理も不可で
(コア不足とかシールパッキン供給なしとか)
もちろん新品も生廃のため泣く泣く高額優良中古品に交換。
タイロッドとかブーツとか新品が出るところは全部交換してもらい
さらに「ついでなので」タイロッドエンドをスーパーナウ製に交換。



そして ’20仕様の目玉としてクラッチを交換!

アイシンくん換装時も「ついでなので」ニスモカッパーミックスに交換したのですが
5速入らない問題をクラッチの切れ不良が原因と疑い
超絶高級品のATSカーボンツイン(スペック1)に交換しました。
なんとNAなのにツインプレート!やりすぎ!w

市街地500kmという苦行の慣らし運転を終えイザ朝練へ!
下見とウォームアップを終えて全開アタック(道交法遵守ね)
ターン2全開からのデグナーを立ち上がり④8000rpmまで引っ張り
さあ⑤へ・・・ふぬっ!なんとまた入らない!!



何コレw 直ってねぇべさw



すぐさま ともちんチューナー に相談。



純正シフトレバーのグニャッとした感覚でうまくシフトできないのではということで
(つまり私自身のドライビング由来ということね)
ユーラスのソリッドシフターを試してみることにしました。

この手のシフトレバーは5速ミッションならニスモから出ているのですが
アイシンくんはトヨタ系列だからかユーラスからしか出ていないようなのです。
ブーツはアイシンくん用が単体で供給されないため
日産5速用のブーツを部販で購入しておきサクッと交換。


結果は・・フィーリングはカチッカチッと気持ちよくなりましたが
やはりまだ5速は入りません。これは困った。



次。イケてる加工屋さんからこんなパーツを取り寄せました。



禁断のw リジットミッションマウント!!



アイシンくん換装時 定番のニスモ強化マウントに交換していたのですが
どうも走行中にシフトレバーがグラグラ揺れるのが気に入らず
ともちんチューナーからはオススメできないと言われてしまったのですが
(注文してから相談しちゃいましたw)
モノは試しということで交換してしまいました!

何故かブラケットが車体と合わず(それまでついていたのに)
ボルト穴の切削加工が必要でしたが作業自体は何ら難しくありません。



という訳で朝練テストドライビン。


これね・・買おうと思っている方は慎重に考えた方がいいです!



まずエンジンを始動した瞬間から振動がハンパじゃありません。
イチゴくんはハードで有名なクスコのエンジンマウントを入れていて
ニスモからクスコに換えた時も振動の凄さに驚いたのですが
これはもうそんなの比じゃありません!頭おかしいですよ!w

走り出したら「ウィーン」というギヤの音が車内に響きます。
(流石に今流行のスパーギヤとかまではいきませんけどね)
排気音も何故か太く大きくなった気がします。
とにかく振動とか騒音とかバイブレーションとかノイズとか(同じかw)
そういうの全部まとめてどうぞ!という感じww



※ 大音量かイヤホンで聴くことをオススメします。


まあ 振動とか騒音とかノイ・・なんてのはどうでもよくて
大事なのはギヤがしっかりサクッと入るか否か。
結論から申し上げますと上の動画でもおわかりの通りスンナリ入るようになりました。


これは結局なしてなのかと申しますと
確かにリジット効果もあったのかもしれませんが
世の中のアイシンくん利用者すべてが5速に入らないかというと
みなさんきちんとしっかりシフトアップされています。
そしてほとんどの方のマウントがノーマルか交換していてもニスモ強化。

例えばアクセル全開でレブリミットを3000rpmに設定し
(気持ちの中でね。念のため)
それで①から⑥までシフトアップしてみるとスコスコ入ります。
イコールアイシンくん本体の問題ではないということ。
で今度は8000rpmまで引っ張ってシフトアップすると・・入らない。

前者と後者の違いとは・・レブリミット、つまりシフトアップ時の車速。
スピードが速いと無意識に操作が固く雑になり
例えば例えば③と⑤の間に一生懸命入れようとしているとか。



何言ってるか分からないですよねw


まさか25年もヤマを走っている自称走り屋が
全開シフトアップひとつ満足にできない訳がないと思うでしょうww

しかしながらですね!しかしながらですよ!
全開シフト時に④からギヤを抜き ⑤の入口にそっと押し当てて・・
って、こんな当たり前田敦子さん(久々w)なことを改めて説明するまでもなく
一瞬間を置き落ち着いてスッと当てればスコッと入るようになりました!



ちょろいなw



5速入らない問題は終わってしまえば実にあっけなく
私のドライビング由来= クソヘタッピが原因 だったということで解決しましたw

ミッションマウントは恐らく(というか間違いなく)リジットでなくても
ニスモ強化でも十分だし そっちの方が快適だと思います。
ですが私はこの超絶ファンタスティック&スパルタン&レーシーな
リジットマウント仕様がことのほか気に入っておりまして
(実際一ヶ月も乗ればコレが普通だと慣れてしまいます!)
もう少しこの変態やりすぎ度合いを楽しんでみることにしましょうww


という訳で ちょっとやりすぎ?とも思えるこの2年間を振り返ってみました。

その他にもラジエターをコーヨーに交換してなまら冷えるとか
燃料ポンプをこれまたNAなのにニスモ強化に交換したとか
タイヤをトーヨーR1Rにしたとかグッドライドにしたとか
グッドライドは「これは最高のタイヤだぜヒャッハー!」とか・・
お話したいことは超絶山盛りたくさんあるのですが
それもまた次の機会にでもちょっとずつ小出しでお伝えすることにいたします。



それではマニアックなミナサマ、また2年後にお会いしましょうネww