大きな大きな挑戦 でした。
□9/15~17 信越五岳トレイル 110km
□9/22~30 米国出張 (サウスカロライナ州)
□10/6~8 日本山岳耐久レース 71.5km
この3つの戦いに、いかにして挑むか。
息継ぎがない、大きな挑戦でした。
最終戦のハセツネ(日本山岳耐久レース)は、本当にギリギリまで参戦に迷った。
110kmを13時間かけて走り、日本との時差13時間の米国へ、片道13時間のフライト。
台風で大荒れになった10/1の未明に帰国し、そのまま出勤。
この週は、頭が動かない中、残務整理~新業務習得~出張報告書まとめに追われ、、、アップアップひどい時差ぼけ笑
さらに、カッツが熱を出したりで、家庭内もバタバタ汗
仕事も、みなさんが休日出勤しているところ、お休みをいただいての参戦。
父親として、ビジネスマンとして、アスリートとして、どうあるべきか。
明らかにココロに余裕がなくなっていました笑
帰国後は、時差ぼけの中、スキマを狙った朝の20~50分ジョグが精一杯。
最終戦。
参戦しない方が、いいのかな。
参戦したらリタイアしたくないな。
こんな状態で、走りきれるのかな。
こんな状態だからこそ挑戦してみても・・・いいのかな。
せっかくいただいたチャンス。
欠場、出場、どちらも成長できる要素だと考えた。
途中リタイアしても成長できる要素だと思えた。
そんな中、スタートラインに立ちました。
スタートして15分後には、よろしくない感じの熱い脂汗が・・・。
レース中、なんども、リタイアを考えた。
でも、なんども、ゴールまではってでも行きたいとも考えた。
今まで経験したことがないものを、ことを体感した。
もう動くことが出来ない・・・と思ったらまた身体が動きだしたり。
何度もその繰り返し。
補給食も、うまく取り込めたり、ウェッと戻したり。
何度もその繰り返し。
笑顔もあり、放心状態もあり、涙も流れた。
やがて日が暮れて、さらに自問自答が活発になった。
約50km地点の大ダワ。
ここでリタイアしてもいいかな。とも考えた。
そこには、ふくしまトレイルランニング振興会anazawa代表 が!
そして、ママとカッツが!!
anazawa代表
☆お手製のサプライズ横断幕☆
リタイアも考えた約50km地点の大ダワ。
息子のキラキラした目を見た瞬間、私は一言も声がでなかった。
数々のランナーを目の当たりにし、やっと登場した父親の姿に食い入るように見入る目つき。
その瞬間、アスリートとしての姿である前に、父親としてのココロがあった。
身体がまだ動くなら、あきらめるな!
リタイアするかどうか、迷うだけの余裕があるなら、あきらめるな!
物心ついた4歳の息子にあきらめない姿、最後までやりぬく姿を見せたい。
あと何年か後には、チームmafuの世代交代、主役が息子に代わる時が来る。
だからこそ、一生懸命はかっこいいことだと伝えたい。
伝えられるチャンスは、今だ!
ただその思いだけで。
約50km地点の大ダワからは、父親の姿として走った。
結果は、9時間45分
2,000人が駆けた71.5km。75番目のゴール。
ゴールまでたどり着くことができた。
言葉では言い表せない、厳しさ、苦しさ、そして達成感。感動。
実は、レース中に大きなアクシデント。
ラスト10kmを切ったあたりで、転倒し、左手人差し指を脱臼。
逆“く”の字に曲がってしまい、ゴール後は、立川市内の救急病院へ搬送。
レース中に、走りながら少し戻しはしたものの、一時は、完全に真横に指が外れて。
たくさんの方々にご迷惑、ご心配をかけてしまいました。
大会事務局はじめ、夜明け近くまで病院に付き添ってくれたチームmafuのサポーターの方々に心よりお詫びを申し上げます。
初めての110kmの挑戦。
初めての海外出張。
初めてのハセツネ夜間走行。
今回のケガは、ちょっと欲張り過ぎた警告!
ちょっと、生き急ぎ過ぎました。
でも、、、
アスリートとして
ビジネスマンとして
父親として
ひとまわりの成長あり☆
+山と魂+ mafu
レース前後、レース中、たくさんの方々とお話しいたしました。
ひとりひとりに、筋書きのないストーリーがあり、ドラマがある。
Special☆Thanks!*sponsored*
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