3.11 | mafu-blog +山と魂+

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ふくしまのマウンテンスポーツアスリート

東日本大震災から一年が経ちました。

(mafu-blog記事2011.3.14

今日は、午前中に2時間ほど雪山をスノーシューで駆けました。


そして、14時46分には家族で黙祷。





私の親族には、震災により亡くなった方はおりませんが、身の回りには多くの被災者がおります。

津波で家族を亡くした同僚。

実家が津波で跡形もなくもっていかれた上司。

原発(放射能)の影響により実家が計画的避難区域となった先輩。

計画的避難区域ゆえに新築マイホームを離れることとなったいとこ。

放射能の影響をけ懸念し、家族離ればなれの生活を強いられている高校時の同級生。





夕方、髪を切りに出かけ、待ち時間に新聞に目を通しました。

震災により亡くなられた方々に宛てた、遺族からの多くのメッセージ特集。

東北地方の100人ぐらいの特集が組まれ、すべてに目を通しました。

涙が流れてきました。

場所が場所だけに、人目に付かないようにと気持ちを抑えるのに精一杯。




散髪していただいている間、フッと思い出したことがあった。

今日の帰り道(実家からの帰省)に耳にした、カーステレオ(FM)から流れた言葉。



「震災で受けた心の傷はそう簡単に癒すことはできない。」

「身内を失った方々は、頑張ろうと思っても、そう簡単には・・・」

「だから、元気な人は、いつもよりもっと元気に頑張ってください!」



元気な人は、いつもよりもっともっと元気に。




私は、家族を失うこともなく、近くに家族もおり、住む場所もある。

子育て世代としては、放射能の不安がまったくないわけではない。

でも、元気な人。



被災地(ふくしま)で生活していても、元気な人。


このblogをご覧になっていただいている方々は、アスリート、トレイルランニング愛好者だけでなく、子育て中のパパママはじめ、幅広い層の方々に見ていただいていることと存じております。

ありがたいメッセージ、メールをいただくこともあります。




福島で“子育て”をするパパとして、

福島で“働く”ビジネスマンとして、

福島で“走る”アスリートとして、




今後もmafuスタイルで、元気を発信していきたいと思います。

そして、元気な人は、もっともっと元気に行きましょう!



東日本大震災により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。