東京現代美術館で開催中の「ディズニーアート展」にいってきた。
千葉大学で発見され、修復された200点とディズニー本社側から提供されたコレクション約350点、計550点。ディズニー映画の製作で実際に使われたコンセプト・アートや背景画などが見れるわくわく展示会だ。
「眠れる森の美女」がディズニーの最高傑作で水墨画風に背景が書かれていたことや、ナインオールドメンと呼ばれた9人のアニメーターによってあの動画の世界が作られていたりとか、独創的な色彩やキャラクターなどの世界観は水彩画家出身のメアリーのおかげだという事がわかってとても楽しかった。
ディズニーに所属しているクリエイターは、芸術家、職人、作家、監督。色々な役割の方々がいる。映像を撮る過程で現在の基盤となる実験的な映写方法を編み出した者もいた。
優秀な者達がたくさんいたが、彼らの名前が世の中にでることはほとんどない。「ディズニー」の作品だからだ。しかし、彼らは「ディズニー」の世界を造れることに喜びと誇りを持ち、ディズニー自身も彼らの存在に感謝をしていたという。なんだかそういう関係ってとても素敵だ。
ウォルトディズニーはもう死んでしまったけれど、彼の意志を継いだ者達が彼の世界を今も造り続けているのだ。
アートと映像実験をする集団を会社というカタチにした芸術家。それがウォルトディズニーなのかもしれない。
千葉大学で発見され、修復された200点とディズニー本社側から提供されたコレクション約350点、計550点。ディズニー映画の製作で実際に使われたコンセプト・アートや背景画などが見れるわくわく展示会だ。
「眠れる森の美女」がディズニーの最高傑作で水墨画風に背景が書かれていたことや、ナインオールドメンと呼ばれた9人のアニメーターによってあの動画の世界が作られていたりとか、独創的な色彩やキャラクターなどの世界観は水彩画家出身のメアリーのおかげだという事がわかってとても楽しかった。
ディズニーに所属しているクリエイターは、芸術家、職人、作家、監督。色々な役割の方々がいる。映像を撮る過程で現在の基盤となる実験的な映写方法を編み出した者もいた。
優秀な者達がたくさんいたが、彼らの名前が世の中にでることはほとんどない。「ディズニー」の作品だからだ。しかし、彼らは「ディズニー」の世界を造れることに喜びと誇りを持ち、ディズニー自身も彼らの存在に感謝をしていたという。なんだかそういう関係ってとても素敵だ。
ウォルトディズニーはもう死んでしまったけれど、彼の意志を継いだ者達が彼の世界を今も造り続けているのだ。
アートと映像実験をする集団を会社というカタチにした芸術家。それがウォルトディズニーなのかもしれない。