刑期を終えて出所したブレットは、ひょんなことから若い娘マーティーンと、変わり者の青年ゴーディと旅を共にすることになる。出所時に一通の手紙を妻メイに出していたブレットは、彼女の気持ちを確かめるためメイの暮らすニューオーリンズを目指していた……。[上映時間:96分]
ご存知、「幸福の黄色いハンカチ」のリメイク。幸福の黄色いハンカチが公開されたのって多分私が生まれた頃。この映画の存在は知ってましたが、観たことはありません。話の内容も、なんとなく知ってた程度。なので、話の結末は知ってる状態で鑑賞したわけなのですが、ともかくつまらなかったです。終始睡魔との戦い。
前半寝ちゃったよーと思ったら、普段あまり映画で寝ない友達も寝ちゃったと言ってたので、寝てしまったのは私のせいではないはず・・・。
幸福の黄色いハンカチって当時映画賞総なめした作品ですよね。そのリメイクのわりにしょぼい。これはリメイク失敗ではないか。
と思いながらもwikipedia にあるあらすじ読んでみたら、大まかなあらすじはほぼ原作通りなのね。リメイクのイエローハンカチーフが失敗なのか、オリジナルも私が好みではないのかわからないけど、ともかく私はだめでした。ハチ公物語のリメイクHACHIはわりとよかったんだけどな。
刑務所から出所したブレッドが、店でビールを飲んでいる時に出会った若い男女。変わり者で落ち着きのない青年・ゴーディと、ボーイフレンドに振られて自暴自棄になって、好みでもなんでもないゴーディとドライブをすることになったマーティーン。ブレッドは彼らの乗る車に同乗し、彼らと共に旅をすることに。
道中、ゴーディとマーティーンの間のトラブルをはじめ、色々な出来事が重なるが、それでも何とか3人の旅は続く。
しかしスピード違反で警察の取り締まりにあい、ブレッドが無免許であることが判明する。そしてその理由が刑務所に6年間入っていたからだと。ブレッドは二人の前から立ち去ろうとするが、マーティーンが引きとめ、ブレッドは自分の過去を語り出す。
オリジナルでは高倉健が演じた主人公の役(この映画での役名はブレッド)をウィリアム・ハートが演じているわけなのですが、ウィリアムハートがまずいけない。禿げで小太りのおっさんは全然魅力的じゃないのよ~。ゴーディもなんかきしょいし。ともかく登場人物が全く魅力的でないのがダメだったのかも。
ともかく3人がドライブを始めたあたりは本当眠くて眠くて睡魔との戦いに負けて若干寝てしまいました。あー寝ちゃったーと思いつつも、なんとか必死で頑張って観た感じ。
そして後半、ブレッドが自分の過去を語り出すあたりからは、映画よ、早く終わってくれ、という感じでした。ブレッドが未熟な感じたっぷりの二人に自分の過去をべらべら話す姿も好きになれなかったし、メイとの回想シーンもイマイチだったし、そもそも「メイと出会う前までは死んだような暮らしだったのが、メイと出会って変わった」というのがそのシーンを観ても全然ピンとこなかったんですよね。
そして何よりブレッドが自分勝手すぎて、全然同情できないというかなんというか。だから普通だったら結末わかってても「黄色いハンカチがありますように」的な感じで観るのに、もう黄色いハンカチなんてなくてもいいよって思っちゃいましたよ。
不朽の名作のリメイクでしたが、私は全然感動も何もありませんでした。久々に時間の無駄だったかも、と思ってしまった映画。
試写会(@明治安田生命ホール)にて鑑賞
★★
ブログネタ:寝てしまった映画ある? 参加中
わりと寝ちゃう映画あります・・・。
今回のイエローハンカチーフも寝ちゃったけど、まぁこれはかわいいもん。
ジョニデのネバーランドは映画の8割以上寝ちゃって、リベンジしてもまた寝ちゃって、3回目もまた寝ちゃって、結局3回観たのにほとんど内容わからず仕舞でした。
ダークナイトも2回観て2回ともほとんど寝ちゃって、3回目、DVDでやっとちゃんと寝ないで観れたんだよなぁ。