B-promotion さんのご招待で、三菱ホーム「エアロテック住宅セミナー」に行ってきました。会場は丸ビル8Fコンファレンススクエア。こういうセミナーって、すぐに家を建てようと思っている人しか対象ではないと思っていたのですが、今回は住宅、家づくりに興味があれば、既に自家所有、現時点で住宅購入を検討していなくても参加できるセミナーでした。
三菱地所ホームエアロテック
http://www.mitsubishi-home.com/technology/aerotech/index.htm
全館冷暖房換気の家「エアロテック」の4つのクオリティ
QUALTY-1エコ
・経済性が高く快適なエコロジー:家中24時間365日全館冷暖房換気しても年間79200円の電気代。
・「維持管理を簡単に」が原点の発想:大掛かりなメンテナンスが不要
・地球環境にやさしい省エネルギー設計:消費エネルギーを節約し、CO2を削減
QUALTY-2快適
・四季を通じて快適な室温を維持:部屋の外まで快適な温度を維持
・1台の室内機で部屋毎に好みの温度設定:部屋ごとに室温調節可能
・梅雨に便利な温度を下げない快適除湿:室温を下げずに除湿可能
・邪魔にならないすっきりデザイン&静音設計:室内に設置するのはルームコントローラと吹出口のみ
QUALTY-3キレイ
・健康に住まうための「空気品質」を維持:24時間365日、新鮮な外気を取り入れ、室内の汚れた空気を排出する換気運転
・ホコリがたまりにくい室内空間を実現:ホコリやチリは室内機に集め、汚れた空気と共に外へ排出
・カビやダニを抑える除湿性能:快適な湿度を保ち、カビやダニを抑制
QUALTY-4安心
・長期5年保証と5年間の無償点検制度:年2回の無償定期点検、緊急時の為のコールセンター解説
・誰でも簡単にお手入れできる安心設計:室内機のお手入れは簡単
室内機は1台だけなので、各部屋ごとに壁掛けエアコンをつける必要もなく、家の中がすっきりと開放的な感じです。
今回のセミナーではまず第一部でこの「エアロテック」のしくみと魅力について、エアロテック研究所の所長・大澤さんに詳しく説明していただきました。全館空調ってすごいですよね~。そして吹き抜けがすごく家を広く感じさせてくれていることがわかりました。
セミナー会場にはエアロテックの構造模型が展示されていました。室内機はこれ一台で全館空調してくれます。
ホコリやチリ、花粉などはすべてこの室内機に集められ、2週間に一度程度、簡単に取り外れるフィルターの掃除をするだけで良いそうです。
またセミナー第二部のパネルディスカッションでは、エアロテック住宅に2~3年お住いのオーナー様のお話を伺うことができました。家って本当高い買い物だから、実際に使っている人の声を聞けるというのはとても重要だと思いました。
3人のお話からはエアロテックの家の魅力がとてもよく伝わってきましたが、一番わかりやすく伝わったのが、「エアロテックの家に一度住んでしまうと、もう他の家には住めない」という一言でした。ああ、それが本音なんだろうな、と。とてもうらやましかったです。
他にも
・石油ストーブが不要なので、灯油を買いに行ったり、入れたりする必要がない。
・敷地が同じぐらいの家と比べると、間仕切りがない分広く見える。
・鉄板焼きや鍋などをしても、次の日の朝においが全く残っていない。
・冬寒い時、夏暑い時に寝られないということが全くない。
・朝快適に起きられる。
・冬場、夜トイレに行くときも寒くない。
・冬場のお風呂上りも寒くない。
・夏、家の中で蚊に刺されるということがほとんどなくなった。
・家の中の空気が綺麗なので花粉症も軽減された。
など、エアロテックならではの快適さをいろいろ話していただきました。
住む家は、一軒家派とマンション派に分かれると思いますが、私はずーっと昔から一軒家派です。というのも、生まれてからマンションに住んだことがなくて、ボロイながらも一軒家暮らしだったのが少なからず影響していると思います。ボロかった我が家も6年前についに建て替え。地元の建築会社に依頼して建てたのですが、私の希望だった大きいクローゼットは作ってもらえたものの、若干微妙な家です。夏は暑い。そして冬はめちゃくちゃ寒い。私のパソコンは出窓の横に置いているのですが、その出窓からスースー風が入ってくる(ような気がする。)暖房をつけないと右手は常に悴み、冬は家にいるのに手袋をしながらブログ更新したりしてます。
そんな私にとって三菱ホーム全館冷暖房換気の家「エアロテック」はかなり魅力的ですね~。常に快適な温度と湿度に保たれた家かー、いいな。ちなみに今はエアロテックが取り入れられたマンションも施工されているそうです。
最後に13年前にエアロテックを開発された子安さんのお話がありましたが、子安さんの話はとても面白くてとても興味深かったです。
エアロテック住宅を作ろうと思ったきっかけは、高齢者の方が住める家だったそうです。老人が施設や病院に入らなくても快適に過ごせる家、日本の住宅をすべて快適な温度に保てるような家を作ろう、と。
北米ではすでに全館空調のしくみが出来上がっていて、それを取り入れることにしたそうなのですが、一番最初に作ったエアロテックの原型となるものは、室内機も室外機もすごく大きくてうるさい上に、部屋ごとの温度調節ができず、日があたる部屋は暑く、日があたらない部屋は寒いという現象が起こってしまい、結局部屋ごとにエアコンが必要だったそうです。また導入費用も電気代もものすごく高かったとのこと。
そしてそういうさまざまな失敗を元に研究を重ね、部屋ごとに空調が変えられるように、フィルターは床置きで簡単に取り外しができるように、機械はできるだけ小さく、そして電気代も安くなるように、という条件を三菱電機さんに依頼し、このエアロテック住宅が完成したとのことです。発想⇒研究⇒開発⇒失敗⇒研究⇒開発の流れを説明していただき、エアロテックに対する信用度がとても増しました。そういえば、パネルディスカッションでお話を伺ったオーナーの方は、三菱ホームに決めた理由のひとつとして、担当の方がとても誠実で安心感があった、というようなこともおっしゃっていました。
エアロテックの電気代・年間8万円プラスで24時間365日快適な空間の家が提供されるということで、まぁ贅沢といえば贅沢なような気もしますがどうでしょう。家を建てる時にお金に余裕があれば是非検討したいな、と思いました。