『ラッキーナンバー7』@ユナイテッドシネマとしまえん | 映画な日々。読書な日々。

映画な日々。読書な日々。

読書、子育て、コスメ、グルメ情報等を中心に更新しています。

ラッキーナンバー7

空港のロビーで、青年の前に現れた謎の車椅子の男。男は、20年前の幸運のナンバーにまつわる残酷な物語を語り始める。一方、NYのアパートではスレヴンとリンジーが偶然の出会いを果たす。不運続きのスレヴンは、友人を頼ってNYに来たのだという。ところが友人は姿を消し、スレヴンは敵対するギャング、“ボス”と“ラビ”の争いに巻き込まれる。そしてその影には、あの空港の男-凄腕の暗殺者グッドキャットがいるのだった…。[上映時間:111分]


なかなか面白かったです。


映画の冒頭、キャストの紹介と共に沢山の人が殺されます。このシーン、結構重要です。


そして空港のロビー。椅子に座る青年の前に車椅子の男が現れ、20年前に起きた幸運のナンバーから始まった陰謀の物語を語り始め、そして男は青年を銃で撃つ。


一方、友人を頼りにニューヨークにやってきた不運続きの青年・スレヴン。友人のアパートにいた彼は隣の部屋に住むリンジーと出会い、互いに惹かれあうが、彼の不運は終わっていなかった。その部屋に住む友人・ニックに間違えられた彼は、対立するふたつのギャングから借金返済を迫られ、多額の借金返済か、借金返済のかわりに暗殺かという選択を迫られる。どちらからも逃げることができない状況になってしまったスレヴンは暗殺を選択。


スレヴンに与えられた暗殺の期日は3日間。両方のギャングの影には凄腕の暗殺者・グッド・キャットの影。両ギャングに挟まれたスレヴンの運命、グッドキャットの正体、リンジーとの恋の行方、そして20年前の「幸運のナンバー」に隠された衝撃の事実が明らかになっていく。


ストーリーもよく知らないまま観に行きましたがいやいや、騙されました。伏線が巧みに張られていて構成が上手いです。最初は繋がりのないようなシーンがいくつも映し出されて戸惑うのですが、それらが見事に繋がっていく展開。そういうことだったのね!と私が気づいたのはかなり最後の方になってからでした。


そしてジョシュ君、かなりよかったです。前半は上半身裸でバスタオル1枚のままという姿なのですが、その情けないアンラッキーボーイから、後半の鋭い視線。コミカル、シリアス、ハードボイルドと見事に演じ分けていました。うん、格好いい。

そして脇を固める豪華な俳優陣。なかなか見ごたえがありました。


実はこの映画、去年の年末に試写で一度観に行ったんです。でもその時は強烈な睡魔に勝てず冒頭から爆眠していまい、途中で起きても何がなんだかさっぱりわからなくて結局あきらめました。というわけで映画館で再挑戦。一度寝た私が言うのもなんですが、この映画、少しでも寝たらついていけませんので見逃さないように気をつけてください。


結構面白かったし、キャストも豪華でジョシュ君もいい演技してたと思うんですけど、あまり注目されなかったですね。ジョシュ君の知名度がまだまだ低いのかなぁ。主役がブラピとかだったらもっと注目されていたかもしれないなぁなんて思うとちょっと残念。


ユナイテッドシネマとしまえんにて鑑賞


★★★

ブログランキング・にほんブログ村へ