『LIMIT OF LOVE 海猿』 | 映画な日々。読書な日々。

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潜水士となって早2年。海上保安官である仙崎大輔は、鹿児島・第十管区に異動となり、機動救難隊員として海難救助の最前線で働いていた。恋人・伊沢環菜とは将来を意識しながら、遠距離恋愛を続行中。そんななか、鹿児島沖3キロで大型フェリー・くろーばー号の座礁事故が発生。バディの吉岡哲也たちと現場に駆けつけた大輔は、そこで驚愕の光景を目撃する。凄まじい早さで浸水を始め、傾いていく船体。9階建ビルに匹敵する船内には195台もの車両が積載されていて、引火すれば大爆発の危険が。しかも非常用システムはすべて破損している。そして、パニックを起こして逃げ惑う620名もの乗客。そこには、偶然にも船に乗り合わせていた環菜の姿が![上映時間:117分]


面白かったです!

久しぶりにドキドキ、ハラハラ、そしてジーンと感動。


前作「海猿」、ドラマ「海猿」を経て今回の「LIMIT OF LOVE 海猿」

この映画では成長した仙崎大輔が見れます。

今までの海猿シリーズが好きだった人はこの映画も満足できるはず。


どんな状況でも決して諦めない大輔。そんな大輔を信じる環菜。二人の絆も最初に比べてずいぶん深まったなぁという感じです。

そして大輔と吉岡のバディの関係もよかったです。佐藤隆太はああいうちょっとショボイ役がぴったりですね。ローレライの時と同じような状況に陥ってましたよ、隆太君。まぁ今回は不可抗力だったけど。

そして忘れてはいけない時任さん演じる下川。今回陸上で指揮を執るのが下川さんなのですが、彼が指揮を執っていなかったらどうなっていたか、、、下川さんめちゃくちゃ格好よかったです。


絶対絶命のピンチ状態にいる大輔のことを、環菜も吉岡も下川もみんな信じてるんです。”信じる””信じられる”ってすばらしい。

伊藤由奈が歌う主題歌「Precious」 ♪信じよう~ ですよ。この歌もピッタリだったなぁ。


ただプロポーズシーンはちょっと長かったですね。確かにこの映画のひとつの見所ではあったと思うのですが、一分一秒を争う状態だったはずなのに話長すぎ。早く脱出しないと!とこっちが焦ってしまいました。


その他にも突っ込みたくなるシーンはいくつかあるのですが、その辺は笑って見過ごして映画をエンターテインメント作品として楽しんだ方がいいです。そんな些細なことで感動を逃してはいけません。


伊藤英明のことは普段は格好いいとは思わないのですが、海猿の仙崎大輔を演じてる伊藤英明は格好いいな、と思ってしまいます。あの鍛えられた体がなんとも言えないです。


海猿シリーズもこれで最後だと思うとちょっと寂しいですね。

思えば2年前、さほど期待せずに観に行った海猿の完成披露試写会。映画は予想外に面白く、明らかに続編を意識したラストで次回作を期待していたら、映画ではなくて連続ドラマが始まりました。ドラマは途中、中だるみぎみな気がしましたが、次の映画があるから見逃せないと毎週欠かさず見ましたよ。そしてやっと完結編の映画。やっぱり海猿はスクリーン向きですね。

DVDが出るのを待つのではなく、是非スクリーンで感動を味わってください。

私はこのブログを書いてる今も頭の中で主題歌「Precious」が流れてます。もう一回観たいな。


試写会(@厚生年金会館)にて鑑賞


★★★★☆