『エミリー・ローズ』 | 映画な日々。読書な日々。

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“悪魔の存在”が正式に認められた、衝撃の真実。 謎の死を遂げた19歳の少女。なぜ、神父が裁かれるのか。
ごく普通の19歳の大学生エミリー・ローズは、突然、 原因不明の激しい痙攣と恐ろしい幻覚に襲われた。 症状は回復する気配もなく、まるで呪われているかのような凄まじい痙攣と幻覚は、次第に悪化していった。エミリーは自分に何かが取り憑いているからだと確信し、 自らの運命を神父に託す。 しかし、神父による"悪魔祓い"は失敗に終わり、 エミリーは命を落としてしまう。彼女にすみついたのは、病か、悪魔か?[上映時間:120分]

エキサイトシネマ主催のブロガー限定試写会に行ってきました。

映画としてはとても完成度が高く、おもしろかったです。話題作になりそうな予感。


「この映画はホラーではない、実話である」とチラシに堂々と書かれていますが、半ホラーでしたよ。

私はホラーは全然平気なのですが、一緒に行った友人はホラーが苦手だったので、かなり怖かったと言っていました。


悪魔に取り憑かれたエミリーを救おうとムーア神父は悪魔祓いを行うが、儀式の後エミリーは謎の死を遂げます。彼女に悪魔祓いを施し、過失致死罪で起訴されたムーア神父とともに、法廷で「悪魔の存在」を説いていく女性弁護士エリン。悪魔祓いの様子を録音した1本のカセットテープとエミリーが遺した1通の手紙。それらの証拠品が導く悪魔裁判の衝撃的な結末とは??


中心は法廷劇ですが、同時進行でエミリーが悪魔に取り憑かれていく様子が描かれています。

エミリー役のジェニファー・カーペンターの演技がすごいです。正直言って彼女、綺麗ではありません。だからこそ余計に取り憑かれた様子などがリアルでした。

特に悪魔祓いのシーンの迫力はすさまじかったです。

また弁護士エリンが、弁護士としての考え方を変えていく姿もよかったです。


ドイツで実際に行われたという「悪魔裁判」

私は霊感も全くなく、この手のものは未知の世界なのですが、エミリーのように悪魔に取り憑かれてしまう人はいると思います。

そして何よりこれが「実話」を元にしているというところが一番説得力があるように思いました。


今年1月、「悪魔祓い」を教える講座が実際に日本でも開かれたそうです。

世界的にも悪魔祓いに関心が高まっているとのこと。これからまた同じような「悪魔裁判」が起こるのでしょうか?


これから午前3時がちょっと怖くなりそうです。


エキサイトシネマ:エミリー・ローズ

悪魔裁判.com


ブロガー限定試写会(@ソニーピクチャーズ試写室)にて


★★★