『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』  | 映画な日々。読書な日々。

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葬儀社につとめるブラウン氏は、その日、家から呼び出されて、あわてて家に帰った。家で留守番をしているやんちゃな7人の子供たちがいたずらをしたため、新しいナニーが逃げ出したのだ。1年前にブラウン氏の妻が他界してから、17人ものナニーがやってきたが、みんな子供たちの悪さに根を上げ、すぐにやめる。家では長男のサイモンをはじめ、クリッシュー、トーラ、リリー、エリック、セバスチャン、それに赤ん坊のアギーまで暴れていたが、そんな子供たちを前にしてブラウン氏はすっかり頭をかかえる。子供たちの面倒をみてくれるいいナニーはいないだろうか?妻の親戚で、横柄なアデレード伯母から養育費の補助を受けてきたが、彼が1ヶ月以内に再婚しないと、それを打ち切ると言い出したのだ…。[上映時間:97分]


モニター試写で観て来ました。チラシもまだなく、日本での公開もだいぶ先のようです。


エマ・トンプソンが扮する魔法を使う女性家庭教師が、手に負えないわんぱくな子供たちに人生に必要ないろいろなことを教えていくファンタジー映画です。


会場に行ったら親子連れがかなりいました。応募の時、年齢制限が25~34だったので、てっきり同じ年代の人ばかりくるものだと思っていたら、どうやらいろんな枠で募集してたみたいです。

そして子供がいっぱいだからもしや、と思ったら案の定「吹き替え版」での上映でした。

吹き替えってあまり好きじゃないんですが、仕方ない。


映画はなかなかおもしろかったです。これは子供向けにいい映画ですね。

いたずらばかりして、何人ものナニーを追い出している7人の子供達。もう派遣してくれるナニーがいなくなってしまったところへ、魔法の杖を持ったマクフィーというナニーがやってきます。そして、「お願い」も「ありがとう」も言えなかった子供達にひとつひとつ大切なことを教えていきます。マクフィーが教えることは5つだけ。その5つから何を学ぶかは子供達次第。


最初の子供達がいたずらしたり騒いだりしているシーンは、見ててもかわいらしいという度を越えて、憎たらしいとしか思えなかったのですが、マクフィーがきてからはだんだんかわいらしく見えてきました。

子供達が成長していく姿は微笑ましいです。

そしてコリンファースの優しくて、ちょっとダメな父親っぷりがよかったです。


家族みんなで楽しめる映画だと思うので、GWとか夏休みの公開になるのかなと思います。


モニター試写(@東商ホール)にて鑑賞


★★★