関東体育指導委員研究大会に行ってきました。






その会で、友人の山谷拓志氏が基調講演を行いました。


関東の体育指導委員約1500人を前にして、堂々と講演していました。

講演のテーマは「地域とスポーツの関わり」。

学校や企業がスポーツ発展の役割を担っていく時代が終焉した現在、地域が中心となってスポーツ発展に寄与していかなければならないことを分かりやすく話していました。





その講演の後段では、山谷氏の専門分野である、モチベーションをアップさせるための考え方についての話でした。


色々と複雑な世の中ですから、生活していく上で様々な問題が発生します。

スポーツでも仕事でもそうですね。特に人間関係上の問題で思い悩む人も多いと思います。

私も、様々な問題が重なり合って、何をどうしたら良いかわからなくなることがあります。



そんな時はまず個々の問題を




自分で変えられるものと変えらなれないものを

分けて考える




ということが重要と話していました。


要は、自分でコントロールできる事柄か、それができない事柄か、仕分けをしてみるということです。

自分でコントロールできない事柄とは、例えば「他人、環境、生理反応、過去」ということですね。そのことについて思い悩んだり、考えたりしてもエネルギーの浪費。

せっかくエネルギーを使うのなら「自分(辞組織)、行動、思考、未来」という自らコントロールできることに注いだ方がいいということです。


考え方次第で自分の行動を変えることができ、目標に近づくことができる。よく言われることですが、「ピンチはチャンス」と前向きな発想が大事。




その上で



・できることから行動する

・制約を受け入れる

・相手の立場を理解する



ということが大事と話していました。




山谷氏の講演は、元松井の恩師ジョー・トーリj監督の言葉で閉められました。





「コントロールできることに全力を尽くせ」





栃木県でプロスポーツチームを立ち上げるという目標を掲げ、プロバスケットチームを立ち上げ、優勝して1部リーグに昇格させた。現在は日本一という目標に向かって突っ走る。

様々な壁にぶつかりながら、ひとつひとつその壁を乗越えてきた山谷氏。

学問からの知識だけではなく、自らの行動から導き出された思考なので、共感することが多い山谷氏の講演でした。





私はその会に行くとこと、山谷氏に伝えていませんでした。

彼が壇上に出た時に、私が立ち上がって手振ると、私に気がつきびっくりしていました。


講演の後、すぐに移動となったので山谷氏と話はできなかったのですが、携帯に電話がかかってきました。



「星さん、何で栃木にいるんですか?

        ストーカーされているかと思いましたよ」



と、笑って言っていました。









夜は懇親会で色々な地区で活動されている体育指導委員の方とお話しました。

翌日は、分科会で、栃木県で活動されている体育指導委員の方の発表を聞きました。


帰りは、日光東照宮を観光して帰宅しました。



大変有意義な週末でした。




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