舞の海


朝日新聞のこの記事を読まれた方は多いと思います。


角界を沸かせた舞の海関は、中学時代相撲が嫌になり

部活動をやめようと毎日考えていたが、顧問の先生に

しつこく追いかけ回されて、土俵の上に上げられて、失神

するほどしごかれたという。



今、自分があるのは、中学の先生が無理やり相撲を続けさせ

たおかげ。子供には、辛くてもそれを受け止め、乗り越えるべく

精進するなんてことは出来ない。どうしても、楽な方に逃げてし

まうんです。

だから、何でもかんでも子供の自主性に任せるという教育方針

には、賛成できませんね。


と結んである。

私は舞の海さんの意見に賛成です。



どこの国でも、どんな場所でも、

             教育に強制が伴うのは当たり前です。



親としても、そのポイントを理解した上で子供を預けていると思います。

程度の問題はあるにせよ、口頭での指導に従わない生徒が居た場合、

体罰はあってしかるべきだと考えます。


私自身、学生時代、先生に何発殴られたか、数え切れないです。

殴っている時に先生の目、今でもよく覚えています。

その目を見た時、「自分は悪いことをしたのだなぁ~」と深く反省し、また

先生を悲しませる様なことは二度としないと思いました。(しかし、また

やってしまうのですが)


だから、殴られた想い出は、いい経験として

                    今でも鮮明に記憶しています。




また、高校野球の世界で問題が発覚し、報道で取り上げられています。


問題の真相については、よく分からないので、軽々しく発言することは

控えなければなりませんが・・・。


親は強豪硬式野球部の指導者に子供を預けた以上、理由があって

殴られるのは折込済みだと、私なら考えます。

たとえ、40発であろうと50発であろうとです。


あと理解に苦しむのは、大会中の8月7日に体罰があって、8月8日

に親が学校に抗議の電話を入れているということです。


選手は殴られことを、その日に親に伝えたのでしょう。

甲子園の大会中に旅館からですか?


この様な問題が、大きく報道されることによって、


子供 ⇔ 親 ⇔ 指導者 の関係

が、歪なかたちになり、それが継続されてしまうことを憂いてなりません。


遠征で指導してくれた高校を出たばかりの橋川コーチが高校野球の

指導者になった頃、その指導法が雁字搦めになっていて、身動きが

とれない様な現場になっていたらと考えると、わが国の将来を憂うる

気持ちになってしまいます。


言って駄目なら、殴っって判らせる。


当然です。