長男くん、3度目の事故
昨夜10時過ぎに長男から電話があり、ココイチの配達のバイト中に事故に遭ったとのこと。救急車で新宿の病院に運ばれ、細君が病院に向かって、深夜2時ちょっと前に帰ってきた。
長男の話しでは「僕はまったく悪くない」。細君の話しでも「相手が全面的に悪いようだ」とのこと。
左車線前方を走っていたタクシーが、ウインカーも出さず、後方確認もせずにUターンをしようとしてタクシーの右側面に突っ込んでったのだと。
長男は8mほど吹っ飛んで、タクシーの運転手は笑いながら「ごめんねー、だいじょうぶー?」と言ってきたと憤慨していた。
深夜、病院から自宅へ帰る際は、相手タクシー会社の別の運転手が送ってくれたとのこと。
長男は自分には落ち度が無かったと言っているが、片側二車線道路の右走行車線を法定制限速度30km/hの原付が走るのは違法のはずだ。
それを指摘したが、不服そうな顔をしていた。「お父ちゃんはもし右車線を走ってる原チャがいたら、"端っこ走ってね♪"って怒鳴りつけるよ」と言ってやった。
今回を含めた彼の事故全部、車による幅寄せや巻き込みだ。
これが理解できないようでは、同じような事故はまた起きるだろう。自分が正しく走っていたって、事故には遭うものだ。どっちが正しいかという視点は、お金程度の意味しかない。
普通二輪免許をとったばかりのくせに、「かもしれない運転」、「防衛運転」が心がけられないのは残念。
今回は左肩の靱帯損傷と手首と足首のねん挫程度だったらしい。練習で痛めた左肩がやっと治ってきたところだったのに! と悔しがっていた。
プロの格闘家になるのはあきらめて、大学受験勉強でもするか? と訊いたら、「いや、まだやれると思う」との力強いお返事。まあ、なるようになるだろう。迷える程度のダメージで済んだ運も、きっと資質のうちだ。
仕事中の事故だから、修理代含め、費用の負担などもない。自転車通学(原付通学)ができないので交通費が発生するが、それがどうなるかはわからない。
まあ、事故は程度に関わらず、得をする人間というのは殆どいないので、これを経験にして気をつけてくれたらなあと思う。
前にココイチでは3回事故にあったら、もらい事故でもなんでもクビだと聞いたんだけど、店長が変わったから大丈夫かも、ということだった。
近年、僕は事故と縁がないけど、若いころのバイク事故は何度も経験がある。身体のキズのうち、7割はバイクによるものだ。
ほとんどが単独だけど、対クルマも一回ある。考え事をしていたという車が、僕に気付かず、ウインカーも出さずに車線変更をしてきて、並走していた僕がふっとばされた。過失割合10:0でバイクが新しくなった(自分はかすり傷程度だったので、得したパターン?)
話しは変わるが、法改正で歩道の自転車通行が禁止されるらしい。(自転車通行帯のない幅3m以下の歩道で実施。子どもと年寄と、子どもを乗せたお母さんは除外されるとか?)
葛飾区かどこかに、車道に自転車通行帯を作ったモデル地区があるらしいけど、荷捌きができないとかで不評らしい。
世田谷では毎日3件の自転車人身事故があるとのこと。ますます自転車が車道に出てくるのかー。ドライバー&ライダーとチャリダーの両方が、強く意識変革していかないと、死亡事故が激増しそう。
加害者であれ被害者であれ、死亡事故はどっちが正しいとか言ってられない。
防衛運転、大事ですね。