ナンバープレート折るな | スライダーズおやじ

ナンバープレート折るな

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日曜日、細君と昼めし(ラーメン屋)に行こうとしたところ、長男の原チャのナンバーが折れているのを発見。
 
帰宅後に長男を呼びつけて、注意しました。
長男は友達がやったと言っていたけど、これはちょっと怪しいな。
 
だって土曜日の夜、自転車の友達4人と例の出来事があって、その帰りに二段階右折で初切符切られたっていってたのに、それで警察がこのままの状態で帰すわけが無い。
 
そのときに直させられて、また自分で折ったのかもしれんし、次に警察に停められそうになったときに逃げるため、って考えたのかもしれない。
 
 
まあ、どちらにしろ、俺はこの手の浅はかな行為は絶対に容認できません。
「すぐに直せ。もう一度折っているのを見つけたら、公道を走ることを絶対に許さない」と伝え、本人も了承しました。
 
ナンバーを折れば警察に停められ、切符を切られます。点数の加算はありませんが、原付で反則金5000円らしいです。
 
それよりも怖いのが、『折ってるから逃げても特定されないだろう』と勘違いして逃走してしまう可能性があること。
しかも、家計を思って・・・とかだったら悲しすぎる(笑)
 
ナンバー不明の原付が逃げれば、付近のパトカーや白バイに連絡が行く可能性が高いです。逃げてるときというのは、正常な精神状態ではないので、逃走中に事故を起こす危険性が高いといえます。自爆ならともかく、他人にぶつかったら大変です。
 
それに、いまどきナンバー折ってるバイクなんか、誰の目からも犯罪者予備軍でしょ。管轄の警察が把握していないわけがない。
 
 
でもこれだけを言ったのでは、ヤンチャなお年頃の少年をエンロールすることができたかわかりません。ついでなので、実践的な回避テクを教えておきました。ここが僕の細やかなところです(笑)
 
うっかり一時停止違反や二段階右折違反をしてしまい、警察に停められそうになったときは、笛の音に気がつかなかったふりをして、そのまま平常心で走リ去ること。
 
ちゃんとヘルメットをかぶって、ナンバーをつけて、安全運転をしていれば、この程度の違反で手配されることは無い。(ただし相手が白バイやパトカーで、追いつかれたら諦めろ)
 
万一、ナンバーを照会されて、あとから連絡がきたときには、違反をした覚えは無いと言えばいい。明確な証拠があるわけではないから、口頭注意で済むはずです。
 
 
「もし友達との関係の中で、ナンバーを折っておかないと具合が悪いってんだったら、おとうちゃんがいい方法教えてやるぞ」と言ったんですが、遠慮されました。根がマジメな男なので、素直に反省しているようです。
 
 
残念ながら僕の悪知恵を長男に教える機会はありませんでしたが、ここに書いておきましょう。
 
この手の違反は、いかに周到に言い逃れのタネを用意しておくかがポイントです。
走行前点検は一応義務となっているし、原付のナンバープレートは使用者の目に入らないわけが無いので、「知らないうちに折られていた」というのは、良質な言い逃れとはいえません。

そこで使うのがナンバープレートアジャスター。
 
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そんで、ねじをちょっとだけ緩めておきます。
 
「走り出す前は普通だったのに、知らないうちにこのようになっていた」
「ときどき勝手にこのようになってしまうので困っている」
「父親がつけたこの部品に不具合があるようだ」
そしてその場ですぐに手直しをしてみせる。
 
ここまでやれば、まあ100%と言わないまでも、口頭注意で済む可能性は高いでしょう。
 
普段はナンバーを正しく取り付けしておき、その手の仲間と会うときだけ、角度をきつくしてやれば顔が立ちます。
一種のカスタムなので、ただ折るよりも、少年たちの目にはかっこよく映るのではないでしょうか。
 
 

以上。あくまでも折っているよりマシ、という観点で書いており、違反を薦めてるわけではありません。 
何があっても自己責任(保護者の責任)が前提です。