づゅる麺池田 目黒
7月19日の海の日。都内はおそろしい猛暑となりました。連休最終日でもあったので、細君と外食に行くことに。
ここまで暑いから今日はきっとカレーだな? と読んだんですが、細君のリクエストはラーメン屋でした。細君の中ではもう、カレー探求は終わったのかもしれません。
細君のチョイスは目黒商店街のづゅる麺池田。この店の前はときどきバイクで通るので、行列店だということは知っていました。
アタマの固い僕は、この店の『づゅる』というのが気恥ずかしくて発音できません。なんか敷居を感じます(笑)
店の前にいろんなウンチクやら注意事項などが書かれているのは珍しくないものの、ここは統一感のなさで群を抜いています。
きっと、徐々に増えていったんでしょうね(笑)
細君はつけ麺(800円)、僕は味玉チャーシューつけ麺(1050円)にしました。ほんとは塩つけ麺でいきたかったんですが、塩は僕の苦手な平打ち麺とのこと。
最近、メニューのチョイスが細君と被ることが多いなー。きっと、好みが似てきたんですね。まあそれはそれで、感想を共有できるのでいいかも。
来ました、味玉チャーシューつけ麺。あつもりです。
まずこの、分厚いチャーシューにびっくり!! 麺にレモンが添えられているのもユニークです。
小麦色の麺はモッチモチ。とってもおいしいんだけど、長いし絡まってちょっと食べにくい。
でも他のお客さんたちをみると、気にする様子もなく、普通に高々と持ち上げています(笑)
つけ汁は濃厚な丸鶏魚介スープ。豚骨を使っていない上に、ザク切りのキャベツが入っていたりして、なんともまろやかなお味です。有名な六厘舎と比較すると甘みがあります。
この甘さは、たとえば冷やし中華なんかで感じられるようなべたついたものではなく、控えめかつ上品にまとまっていておいしいです。
パンチが欲しい人は(・・・っていう言い回しだったかな?)、ということで、スタッフに頼めば魚粉を加えてくれるということでした。完成度が高いので要らないと思います。周囲で頼んでる人もいなかったようです。
具だくさんがうれしい。
タマゴはこんな感じ。後学のために(?)オーダーしたものの、このつけ麺にはタマゴは要らないと思いました。
つけ汁には、こんなブロックチャーシューがゴロゴロ入っています。これならチャーシューの追加はいらなかったなー。
・・・と思ったものの、麺に載ってきた方のチャーシューは、これはこれで存在感のある名脇役。
つけ汁につけずにかじっても、押し付けがましくない素材のうまみが際立っています。
逆に言うと、このチャーシューも主役とも言えるかも。お互いに引き立てあう、競演の関係ってかんじです。
最後にレモンを絞ってみました。僕の好みではなかったけど、まあ理解できる感じ。
ごちそうさまでした!
細君は「今まで食べたつけ麺の中で一番おいしかった!」と大興奮でした。
僕はまあ、端的に言えば最近主流の六厘舎系のつけ麺のバリエーションだなーという粋を出ていないという感想。ただし、あとから思い出してじわじわくる満足度は感じます。
この店は、何度か通うとはまっちゃう類なのかもー、と思いました。