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Google化するYahoo!の検索結果、あなたのパソコンではどうなっていますか?

検索エンジンと聴いて思い浮かべるのはYahoo!でしょうか、Googleでしょうか?

「検索エンジン」と言う言葉をよく理解している、あるいは身近に感じている人はたぶん、Googleの方でしょうね。


日本では60%以上の人がYahoo!ユーザーだと言われています(Googleユーザーは35%、その他が数%)。

ですから、これまで、日本で検索エンジン対策を考えるときはYahoo!対策とGoogle対策の二本立てで行う必要がありました。

でも、Yahoo!Japanは検索システムをGoogle化することを発表しました。

これにより、12月1日からはYahoo!の検索結果がすべてGoogleと同じになる予定です。


ところがこのYahoo!のGoogle化、すでにはじまっています。

どういう分類なのかは知りませんが、地域、あるいは時間帯によっては、すでにYahoo!の検索エンジンシステムがGoogleに変わっているのです。

あなたのパソコン環境ではどうなっているでしょうか?


検索結果が、Yahoo!のものか、それともGoogleの検索結果なのか、判別する方法は簡単です。

Yahoo!で何か検索してみてください。

それで、検索結果ページのフッター(一番下)に表示されている文字でどちらの検索エンジンの検索結果なのかがわかります。

Copyright (C) 2010 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.
Search Results provided by Yahoo! Inc.

上のように、と言う英語表記で、二行目に「検索結果はYahoo!によって提供されました」と言うのがあれば、Yahoo!の検索結果です。

でも、

Copyright (C) 2010 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

と言う一行だけの英語表記の場合、それはGoogleの検索結果です。


そして検索結果だけではなくて、そこに表示されるPPC広告もYahoo!ではなくてGoogleにコントロールされていく予定です。

現状ではGoogleとYahoo!の二つでの検索上位表示、あるいはPPC広告の管理を考えているところ、これを一本化すればいいわけですから、Googleに向き合ってきた人たちにはラッキーですね。

問題はYahoo!中心でGoogleを無視してきた人たち。


かなり深刻な問題だと思います。

今から今年いっぱい、全力でGoogleへの対策にも取り組んでください。


逆に言えば、Yahoo!検索で上位にいて、Google検索では上位にいないようなサイトたちが落ちこぼれて行きますから、それを狙った仕掛けを施していけばいいとも言えます。(笑)


Yahoo!JapanがGoogle化することに関してのSEO上での一つの問題は関連ブログに移しました。

 ⇒ライバルサイトのSEOの一部が見えなくなります。