少し前に【■事実】の書き方ヒント をアップしました。

今回は、【◆発見】の書き方ヒントです。

◆発見の書き方はやや混乱する人が多いかと思います。

単純に、◆発見とは、■事実から自ら導き出した、

「あっ!そうか!!」とひらめいたこと

慣れない内は、発見(気づき)が得られない・・・と、悩む人も多くいるのは事実です。
・・・が、それは自分自身の気持ち次第。
心がけが必要です。

心がけか・・・
分かるけれど、どうやって?
と、迷う人も出てきます。

しかし、事実があり、その事実から何も感じない人はいないと思うのです。
それを、「はっ!」とした「ひらめき」と感じるかどうかは習慣化すれば毎日意識しなくても、自然と得れることが出来ます。

したがって、書き始めた頃、なかなか「◆発見」が上手にかけないな・・・とか、シックリこない・・・
と、手を止めてしまうのではなく、先ず書いてみる。

そして毎日、事実から「ひらめき」を感じ取る姿勢を心がけてみるのも、手かもしません。

*個性のタイプによって、無理なく「ひらめき」が得意な人、やや習慣化させて、「ひらめき」を「クセ」にしていく事が得意な人、それぞれです。ご自身に合った方向をお薦めしています。
*「個性タイプ」とはFFS理論にて診断した結果をベースとしてお話しています。

人によっては、「発見」が「事実」より先に浮かぶこともあるでしょう。
その場合は、「発見」を書いてから、「事実」を書くという順番でもかまいません。
但し、4行日記のルール。
■事実
◆発見
●教訓
★宣言
の、順番だけは必ず守ってください。

もう少しヒントを。

■事実では、感想は書かない。
と、なると、◆発見は感想か?
という質問が多く出ます。

【◆発見】は感想ではありません。

【◆発見】は洞察です。


言い換えれば、理性を超えたものです。

なかなか高度ですよね。
そう感じると思います。

サンプルを見ると、見えてくる場合もあるので、例文を見てみましょう。

【例題その1】

■事実:桜の葉が散るのを見た。

◆発見:綺麗だな。

どうでしょうか?
これは、感想ですか?

答えは・・・

感想です。


もっと、深くです。
もっと深く行くと・・・

■事実:桜の葉が散るのを見た。

◆発見:散る事は生まれ変わる事。

これが「あ!ひらめいた!」の発見。

明らかに一番最初の感想とは異なりますよね。

【例題その2】

■事実:人違いをした。

◆発見:恥ずかしい思いをした。

さぁ~この発見はどうでしょうか?

残念ながら感想ですね。

■事実:人違いをした。

◆発見:すべて縁。

こちら側が感想の域を超えていますね。

事実の「人違い」をしてもそれが思わぬ「縁」に繋がるという【発見】があったのでしょう。
恥ずかしいな・・・と思い留まるのでは無く、その先を書くのが【発見】です。

いかがですか?

難しい・・・と思った人、いやいや簡単!と思った人。
それぞれだと思いますが、
「書けない・・・」と手を止めてしまうので無く、先ずは書いてから、そして少し時間を置いて見直してみると、
「あ!これ違うかもしれない!」なんて思えるかもしれません。

次回は、●教訓の書き方ヒントをアップします。

【告知】
なかなか書籍やブログだけでは伝わらない微妙なニュアンスがたくさんあります。
正直もどかしいです。
そして、なんとなく分かる様な・・・分からない様な・・・という曖昧な気持ちで読まれている方も多いと思います。

そんな方々へ朗報です。

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