昨日は民法の弁護士さん答練だった。
過去の予備校問題を出してくれるんだけど、意外にも結構いい問題だった。
予備校問題って、論点相互のからみがなくて、一つ一つがはっきり分離してるものがほとんど。すると、
・論点を抽出できるか否かは、その論点知識の有無で決まることが多い。現場思考で論点を抽出する訓練がしにくい。
・論点論述の間の整合性を持たせる訓練ができない。
あと前にも書いたけど、
・問題文の事情が不充分か、あるいは意味なく問題文の事情を多く書いているので、出題意図を見抜きにくいし、あまりあてはめの訓練にもならない。
他方、予備校問題の利用価値としては、
①一つ一つ分離した論点がてんこ盛りなので、時間内に各論点を自由自在に伸縮する訓練ができる。
②出題意図を見抜きにくいので、他の受験生が何を書くかという相対評価の視点をかえって重視せざるを得ず、それが訓練になる。
というところかな。
①に関しては、予備校答練を書くより論文過去問を何回もグルグルまわした方が、今の俺にとっては効率的だと思う。
やはり重要なのは②だと再認識。
今回、F答案ライン(予備校だと22~3点?)を見抜くため、配点表を意識しようとはしてみた。
でも現実には、誰もが共通して書くだろうことを想像し、それに乗って一応最後まで処理しきるのが最低ライン、という意識になった。
あとGを回避するため、あやふやな論証・理由付けはカットして規範だけ、その代わりあてはめでフォローとか。
配点表を考える余裕もなかったし、考えてもたぶん見抜けなかったと思う。
今回の問題は論点相互にからみがあって本試験チックだった。
そこでできないということは、本試験でもできないんだろうと思う。
絶対的な配点表を意識することは不可能。
相対評価の意識が、主観的な最低ラインを設定する。
相対評価の意識が、そこからどう上積みするか(orしないか)を決定する。
これが、合理的な点数稼ぎ・時間配分につながりうる。
このことにやっと気づいた。
当然といえば当然なんだけど、俺鈍感で飲み込み悪いからさあ。
すると、今後の論文対策は
①相対評価の意識が適切だったか
②相対評価の意識→最低ライン設定の過程が適切だったか
③そこからの上積みが、適切かつ点数稼ぎ・時間配分上合理的だったか
を評価基軸にすることになる。
これならゲーム化できそうな予感。
もう一つ反省点は、択一用としては持っている知識を論文に転用できなかったこと。思いつきもしなかった。
択一の勉強でも、要件効果チェック・事例イメージとかして論文を意識はしてるつもりだけど、なかなかままならない。
択一は答えが問題に明示されてる(肢のどれか)のに対し、論文は答えが問題に明示されてない。この差はデカい。
やはり択一知識もできるだけ論文問題として網羅したいが、どのくらいの問題量になるんだろう…。
過去の予備校問題を出してくれるんだけど、意外にも結構いい問題だった。
予備校問題って、論点相互のからみがなくて、一つ一つがはっきり分離してるものがほとんど。すると、
・論点を抽出できるか否かは、その論点知識の有無で決まることが多い。現場思考で論点を抽出する訓練がしにくい。
・論点論述の間の整合性を持たせる訓練ができない。
あと前にも書いたけど、
・問題文の事情が不充分か、あるいは意味なく問題文の事情を多く書いているので、出題意図を見抜きにくいし、あまりあてはめの訓練にもならない。
他方、予備校問題の利用価値としては、
①一つ一つ分離した論点がてんこ盛りなので、時間内に各論点を自由自在に伸縮する訓練ができる。
②出題意図を見抜きにくいので、他の受験生が何を書くかという相対評価の視点をかえって重視せざるを得ず、それが訓練になる。
というところかな。
①に関しては、予備校答練を書くより論文過去問を何回もグルグルまわした方が、今の俺にとっては効率的だと思う。
やはり重要なのは②だと再認識。
今回、F答案ライン(予備校だと22~3点?)を見抜くため、配点表を意識しようとはしてみた。
でも現実には、誰もが共通して書くだろうことを想像し、それに乗って一応最後まで処理しきるのが最低ライン、という意識になった。
あとGを回避するため、あやふやな論証・理由付けはカットして規範だけ、その代わりあてはめでフォローとか。
配点表を考える余裕もなかったし、考えてもたぶん見抜けなかったと思う。
今回の問題は論点相互にからみがあって本試験チックだった。
そこでできないということは、本試験でもできないんだろうと思う。
絶対的な配点表を意識することは不可能。
相対評価の意識が、主観的な最低ラインを設定する。
相対評価の意識が、そこからどう上積みするか(orしないか)を決定する。
これが、合理的な点数稼ぎ・時間配分につながりうる。
このことにやっと気づいた。
当然といえば当然なんだけど、俺鈍感で飲み込み悪いからさあ。
すると、今後の論文対策は
①相対評価の意識が適切だったか
②相対評価の意識→最低ライン設定の過程が適切だったか
③そこからの上積みが、適切かつ点数稼ぎ・時間配分上合理的だったか
を評価基軸にすることになる。
これならゲーム化できそうな予感。
もう一つ反省点は、択一用としては持っている知識を論文に転用できなかったこと。思いつきもしなかった。
択一の勉強でも、要件効果チェック・事例イメージとかして論文を意識はしてるつもりだけど、なかなかままならない。
択一は答えが問題に明示されてる(肢のどれか)のに対し、論文は答えが問題に明示されてない。この差はデカい。
やはり択一知識もできるだけ論文問題として網羅したいが、どのくらいの問題量になるんだろう…。