2012.11 勝沼ぶどう郷とほったらかし温泉 その2 | あおいとあさぎの旅行記 blue × blue journey

あおいとあさぎの旅行記 blue × blue journey

カメラの蒼生≪あおい≫と一緒にまわった、ひとりとひとつの旅のきろく。

秋深まる山梨の実り、その2です。

*その1~ぶどうの丘~はこちら


ぶどうの丘に、小さい秋みつけた。

誰にも見つからないくらい、ひっそりと咲いていた秋の花たち。


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肖像。









青々とした山を遥かに見渡して、

身を寄せ合うように睦まじく咲いていた黄色と赤の花。

青空に映えるビビッドカラーが秋には強烈な印象。

元気をもらえる花だと思います。


こちらは定番ですが…


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立ち上がる。









こちらもまた青空に負けないくらい鮮やかに咲くコスモス。

空に向かって力強く、まっすぐに伸びていく姿は清々しい。

太陽の落とす影と正反対に、花は飛ぶように伸びていく。


こんな"花"も。

いや、花と言うより星かな?


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星のフラクタル。









大小相似形の星たちが散りばめられて、

フラクタルのような模様を作り出す。

見てると不思議な気持ちになります。

秋にはこんな星も咲く。


何気なく通り過ぎるもの、カメラを持っていると気づくもの。

小さいものを見つけるのに才能はいりません。

ほんの少し、自分の心がざわめくままにレンズを向けてみる。


「ぶどうの丘」でロゼワインのお土産を購入して、あとにします。

次は、前々から名前が気になっていた「ほったらかし温泉」へ!


その名の通り、ほったらかされたように大自然のど真ん中にある

天然温泉の露天風呂です。

甲府盆地と富士山、夜には星空と夜景も見渡せる

見晴らしの良い場所。


ぬくい温泉につかると、極楽。

高台から盆地を見渡すと、自分がどこかの城主になったような

悦に浸れます(笑)

温泉はアルカリ性質で、温度は熱めでしたがとにかく心地よかったです。


温泉からあがって、外の休憩所でコーヒー牛乳を飲みながら休憩。

雄大な富士山。


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存在感。














その寡黙でどっしりとした姿は

日本のどこにいても見えるかのような錯覚を起こす。

それくらい富士山の存在って大きいですよね。

美しさに備えた品格と威厳。


ちなみに、ほったらかし温泉から見る景色はこんな感じ。


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秋の山。









高低差を見はるかす。

あ、この写真自体は、温泉から出たあとに撮ったものです(笑)


秋はススキの穂が光ります。


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光。








穂先が白く輝いて、太陽の光が白だということを思い出す。

光を透かす穂の柔らかさを象徴するように、山から風が降りてきます。


道に沿って、山を下るように歩いていくと

笛吹川フルーツ公園」に出ました。


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パレット。














色とりどりの花が迎えてくれました。


お土産屋さんには、フルーツ王国山梨の恵みを使った

モモやブドウのスイーツがたくさん。

山の恩恵です。


公園の入口に大きな大きな銀杏の木が2本立っていて、

そのあまりの色づきの美しさに思わず目を奪われる。


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ブロンドの君。









先の先まで鮮やかな黄色に色づいていて

完璧としか言いようのない黄金。

きらきらと、ブロンドの君は、薄く爽やかな香りを残して去っていく。

また来年もきっと会えるでしょう。



山の秋は色と希望と実りに満ちている。

それを、静寂の中に見つけられる。

素晴らしい景色です。

また来年も、きっと会えるだろう。