"天空のオアシス"をコンセプトに、昨年8月にリニューアルした
池袋・サンシャインシティ60にあるサンシャイン水族館。
家は近いので馴染みはありつつも、実際に訪れるのは何年ぶり?
な状態でしたが、テレビでたまたまリニューアルのときの
ドキュメンタリー番組を見て、たくさんの見たことのない工夫が
凝らされたこの水族館に、改めて行ってみたくなったのでした。
行ってみて、
あの狭いビルの空間に、よくここまで面白い要素を
詰め込めたな~!と感動。
海の生き物たちが暮らす空間、ひとつひとつは
決して大きくはありません。
ですが、そこでリアルに暮らす彼らの動きや生活っぷりが
とても良く分かるようになっているのです。
空を見上げればビル群。
でも、その中にはこんなに愛らしい生き物たち。
その不思議なギャップに驚かされます。
とにかく本当にみどころが多かったので、
写真多めで少しずつ綴っていければと!
今回は、入口の近くにいるペンギンたち。
開園と同時に入り、一番最初のえさやりタイムが見られるのが
このペンギンたちです。
お出迎え。
張り出した岩場の上に、ペンギンたちがこれでもかと
詰め詰めに集っていました。
ペタペタと少し覚束ない足取りが本当にかわいいです。
やがて係のお姉さんが登場し、えさやりタイムスタート。
僕にもちょうだい!
お姉さんがバケツの中の小魚を手に取って
ぶら下げると、その方向に一斉に首が振れるペンギンたち。
水の中をゆらゆら漂っていたペンギンまで、近づいてきます。
ただ、自分から積極的に取りには行かない。
お姉さんの手から魚が放たれる時を、じ…っと動かず
ひたすら待つ。
その行儀のよさ(?)に、思わず笑ってしまいました。
おいしそうに魚を食べていてご満悦の様子。
一通りえさをやり終えると、お姉さんが一匹のペンギンを
桶に乗っけて、観客側の方へ連れてきてくれます。
桶ペンギン。
ネコ鍋ならぬ桶ペンギンですか…
かわいいなぁ(´д`*)
桶でスィーっと運ばれて、ペンギンもちょっと楽しそうでした。
えさやりタイムが終了し、お腹いっぱいのペンギンたちは
腹ごなしと言わんばかりに遊びはじめます。
水の中の彼らは地上とは見違えるほど速い!
水の中を"飛んでいる"みたいです。
競争!
カメラで追い切れず、なかなかいい写真が撮れなくて
苦戦しました…。
これが一番ペンギンの表情が出ていたので好きです。
それにしても、生き物の動きをカメラで切り取るのは難しいですね。
そして、水の中で流線型になるペンギンの泳ぎ方はかっこいい。
ポートレート。
キリッとした、いい表情をしてますね。
背景の光と影のコントラストが好きです。
交通整理。
横断歩道とかで交通整理しているおまわりさんに見えた。
もしくは、遠足で子供たちを引率する学校の先生。
機嫌直して。
こちらはカップル?(性別分かりませんけども)
ちょっとイジけた彼女の機嫌を取り戻そうと頑張る彼氏。
そう考えると微笑ましい。
(でも、このあとの写真ではお互いそっぽ向いて
毛づくろいをしてました笑)
こっちだよ!
水中その2。
追いかけっこをする仲良しペンギンたち。
スピードが速いので細かい気泡が水の中にしゅわっと広がって
それが泳いだ後を追いかけて軌跡になるんです。
水の中で生き生きと動く彼らの姿は元気をもらえますね。
さて、ペンギンと言えば"飛べない鳥"ですが、
それでもやっぱり、彼らも鳥のなかま。
時折空が恋しいのかな…なんて思ったりします。
そんな写真。
練習。
空を滑空するイメージで、こんなポーズを取ってみたり
しているのかなとか。
空を見上げて。
時々まぶしそうに、羽を広げながら空を見上げる子もいました。
飛びたいんだろうか。
空への憧れがあるのだろうか。
…でも、彼らが本当に空を飛べるようになったら、
こんなオープンエアーなところでは飼えなくなってしまうから、
やっぱり今のままでいてほしいな、と勝手に考えるのは
人間の都合ですね(笑)
次は、頭上をアシカが通り過ぎる、アクアリングかな。
天空を泳ぐアシカたちはこちら 。
まだまだたくさん載せたい生き物たちがいます。