判断基準 | 教育のチカラ

判断基準

人は褒められると嬉しいものだ



だから褒めよう

相手を認めよう


それは、「見えない報酬」として相手にとってかけがえのないものになる。



という発表をしたチームがあった。


他のチームの評価も高かった。



相手に伝える「言葉」の重要性を皆が感じているということだろう。



私も、言葉の持つ力というのはとても大きいと思う。



たとえば、

私の所に、

「講師になりたい、講師スキルを向上させたい」

とレッスンを依頼してくる人に対して


OKをするときは、その人が

講師に向いている

講師で稼ぐことができる

と思うときなのだけれど


その根拠の一つが

「言葉力を持っているかどうか」


研修の場面場面で

気の利いた言葉がスムーズに出てくるようじゃないと

短時間の研修では

受講生のリスペクトを得にくいからだ





さて


褒めるといっても万能ではない


その褒め方がいい加減であれば、逆効果にもなる



何の考えもなしにいい加減な褒め方をすると


「誰にでも言っているのか」

「単なる八方美人だな」

「衝突が怖いだけか」

などなど




つまり、

褒め方にその人らしさや

一貫性がないと

信頼を失うことになるのだ



で、

「自分の判断基準を持つ」

ことの大切さを伝えた。



私の「人を評価するときの基準」は3つ



1 面白いかどうか

2 本気かどうか

3 華があるかどうか



面白いというのは

内輪受けの話をするとか

笑ってごまかすというような

低レベルの面白さではない


相手を楽しませてやろうとい気持ちが

ちゃんとあるかどうか


面白くあるためには

知識も必要だし

場も読めなければならないし

結構大変なことだ




本気かどうかもとても大事で


相手がいい加減だと、

話が全然前に進まなかったりするし

ミスも多くなる


また、テンションを適切に調整できることも必要だ


いつも本気100%だと疲れるし

かといって大事なところで

力が出せないようでは困るから。




最後は


これはもう私がずーっと言っていることだけど


華がある人に惹かれる



かっこいいな、素敵だな

あんなふうになりたいな


そう思えるかどうか





この3つで



ひとつでも当てはまれば


「相手に興味を持ちます」


二つなら


「好きになります」


3つ揃うようなことになれば


「その人と一緒にいたいと思います」









「これからもよろしくお願いします。」

「今度飲みにいきましょう。」


私の場合、

こんなセリフを交わしても

いつの間にか忘れてしまうことが多い。


次の仕事に目が向くと

いくら集中していた仕事だとしても

すぐに過去のものになってしまい

新たな仕事に夢中になってしまうから


その辺もドライなんだけど。。。





でも


自分の判断基準を強固なものにするためにも



そういった約束


すこしずつでも果たしていこうかな


と思っています。。。






自分の基準って、


自分のミッションステートメントみたいなものだから


ちゃんと考えて


その通りやってみて


もしおかしい所や

現実にそぐわないところがあれば

直せるようにしていかないとね。