姉からの支援物資。

干し芋。

私の干し芋好きは我が家でもっともよく知られている話なんです。

そしてサプライズのラーメン!
どこでもヨガ~スイスときどき八戸~
寒くなってきたこの頃の麺ものの恋しいことといったら!どうして夏に乾そうめんを食べきってしまったのかとても悔やまれます。
干し芋と同送されてきたのは
高砂食品のしじみラーメンでした。こちら→
高砂さんの売上ナンバーワン!「味噌カレー牛乳ラーメン」につぐ人気の、「しじみ塩ラーメン」のようです。
味噌カレー牛乳って、、すごいね。
ちりちり麺だのに乾燥していないことに感動!遠方のお土産に最適ですな。


そうやって、日本食(八戸食)に思いを巡らしているときにふと浮かんだ「トコロ」。

八戸周辺の南部で食べられているものでしょうか。久慈(岩手県)の道の駅でも見かけました。
でも全国的にはあまり食べられていない、素朴もの。でしょうか。



こちら。

どこでもヨガ~スイスときどき八戸~
見た目は…「画にならない」の一言に尽きます。

私の小学生のころの愛読書『らんま1/2』で恐ろしい(架空の?)植物、マンドラゴラがでてくるのですが、私のトコロの印象は、幻のマンドラゴラついに発見…です。
どこでもヨガ~スイスときどき八戸~
…似てない?
味は、素朴ものではなく、ものすごくニガイものなんです。あまりの苦さに、一瞬たじろきます。

うっかり、咀嚼中の口の中身を他人に見せてしまう可能性があるので、そっぽを向いて一口目、、いってください。

今まで食べたことのある苦味の記憶、ダントツ1位です。

知り合いのおばあちゃんが「後生最後にトコロを食べたい、あの渋みが好きでねぇ…」と遠い目をして話したりするので、母が一生懸命探しあてたトコロ。

おばあちゃん曰く、トコロは腸の調子を整えお通じも良くしてくれるとのこと。

逆に、トコロと知りあってから出歩くと、各 道の駅でも八百屋でも、意外と入手簡単。寒い時期はそこいらにあります。
なーんだ。

道の駅で出会う、道行くお兄さん(推定還暦)がたの話では「最近のトコロは昔と比べずいぶん食べやすくなったもんだ」「んだんだ」、とのこと。そなの?

そんなおばあちゃんの憧れの芋を一口。
びっくりして、目がクワっと開かされるほど、渋ニガイ!です。。
先に、苦いよ苦いよと言われて心して食したつもりでしたが、心の準備レベルが全く達していなかったようです。

ウィキぺディアで見てみると、「ヤマイモと同属だが、根は食用に適さない」


!!!と書かれていてびっくり。

トコロ違い?方言?かと思い、もっと調べてみると、野老と書いてトコロ、トコロで合ってるようです。

4時間くらい煮てあく抜きすれば食べられるそうで、そういえば、店頭にあるのは調理済みばかり。
こんなほっそい芋なのにそんなに煮なければいけないなんて想像もつきませんでした。

おばあちゃんが、お通じをよくしてくれると話す由縁のよく分かる、食物繊維が箒のようにボーボーと含まれ、「めったぁ~」としたなんとも言えない初めての食感。独特です。

注目栄養素は、漢方で聞かれそうな「サポニン」だとか。
いわれてみれば、高麗人参のお仲間なような風格もあります。

コレステロールの体内への吸収を阻害してくれたりなんだり、肥満防止。

そういえば私、コレステロール値がちょと高いので、向いてるわ。

寒い時期、特に正月前後が一番見かけるような印象です。
年末年始の豪華な食生活の一助となること間違いないです。

意外とハマる味かも!しれません。。