藤前干潟とは、名古屋港に広がる干潟です。
江戸時代くらいまでは、名古屋の南側地域にはとても広い干潟が広がっていたそうです。
年魚市潟(あゆちがた)と言い、万葉集にも出てくる名所でした。
その当時には鶴なども降りてきていたらしく、今でもその名残りで『鶴舞』という地名が残っています。
また『愛知』の語源もここからきているそうです。
そんな年魚市潟も、今ではその名残りを『藤前干潟』にわずかに残すばかりになってしまいました。
それでも三百数十ヘクタールに広がる干潟で、渡り鳥たちが渡りの中継地とする貴重な干潟の一つで、ラムサール条約登録地になり保護されるようになりました。
野鳥観測の好きな方、通称バーダーにとっては昔から聖地として全国的な知名度がありましたが、最近では都市としてはいち早く、干潟を守るために細かくゴミの分別を行うなどをして、環境保全を訴えた事例として全国に広まった場所でもあります。
実はこの『藤前干潟』。僕のチョ~地元で、名古屋市港区の南陽(町)地区と稲永(町)地区というところにあり、現在僕は南陽地区に住んでいます。
名古屋市なのに田んぼだらけの田舎です(笑)
僕は幼少の頃の育ちもこの周辺で、この干潟に直接流れる庄内川・新川・日光川という一級河川のうちの新川という川の河口近くの堤防沿いで育っています。
なので、カモメなどの海鳥も当たり前に見かけていましたし、海にすごく近いので淡水海水状態になるため、釣りをすれば海の魚も川の魚も釣れるとう、とてもオトクな(笑)地域でした☆
鳥類でも、ウミウとカワウ(鵜)が共存する面白い地域です☆
釣り餌は川に降りて泥をすくえば買わなくてもいっぱい取れましたし(笑)
天然ウナギが釣れるのは当たり前の地域でした(笑)…が…そんなに綺麗な川ではないので誰も食べませんでしたけどね(苦笑)
いやぁ~長々と前フリ(え?前フリ?)をしてしまいましたが(笑)
実は6月23日に、地区の自治体というか、子供会の行事でその藤前干潟の生物を観察してきました☆
現代の数々の都市では港はほとんど整備されてしまい、なかなか干潟がありませんから、干潟の中に入れるのは貴重な体験です☆
…と言っても、潮干狩りをする場所は干潟なんですけどね(笑)
もちろん東京湾にもありますしね(笑)
でも砂浜ではない泥質の干潟に入れるのは、ホント貴重な体験です☆
泥質の干潟は、ちょっと間違えれば腰や胸元までズブズブと埋まっていってしまうので…とても危険ですからね…
数時間たったら水没してしまい…ねぇ…。ホント危険なんです。
ですからホントに貴重な体験でした☆
ちなみに鳥獣保護地区でもあるので漁をする人もいないので、ホントに自然のままの干潟ですから、様々な生物がいました☆
写真で見せてしまうとキモいものも含め(笑)
知らなかった生物もいっぱいいました☆
あらためて干潟の重要性や、自然環境がいかに大切なものなのかを感じることになりました☆
ホントとても素敵な体験をさせていただきました☆
日本人は、自分達の生活をラクにするために様々なもの作り、その為に工業を発展させ、山を削ったり、川岸をコンクリートで舗装したり、干潟を埋め立て地にして建築物を建てたりしてきました。
そのおかげで蛍が飛ばなくなったり…
カワセミも巣が作れなくて繁殖できずに見当たらなくなったり…
綺麗な鳴き声を持つ鳥のさえずりも珍しいものになってしまったり…
僕たちの世代だけで様々なものを失うことになったと思うのです…。
何億年と培った大自然の営みを…たった数十年で恐ろしいレベルまで破壊をしてしまったんです…。
便利が一概に悪いとは思いませんが…その便利さ、利便性を重視したことによって、とんでもないことをシレカシてしまっているのも事実です…。
正直、霊視上でも、このまま調子にノッて工業や商業などの発展を優先して生きてしまえば…
ぶっちゃけ、たったかあと10年くらいで『愚かな結果』が襲いかかることになると映っています…。
日本は『エコ』なんて中途半端なレベルの対策ではなく、もっと自然界と仲良くしないと…
水や食べ物を失うことになると思います…。
水や食べ物は生命を維持するのに最も大切なものです。
もし今後、原油の異常高騰が起きたら…
船も出せない、トラックは走らせられない、飛行機も飛ばせない…ので… 野菜の流通はおろか…海産物の流通すら難しくなります…
田舎は問題ないですが、都会は致命的なダメージを受けることになります…。
皆さん、ガソリンが流通されなくなるなんて想像した事もないかもしれませんが…
いとも簡単に起きちゃいます。起こせちゃいます。
日本は原油に弱いということを海外は知っています。戦略として知らないワケがない。
日本を壊滅的にするには原油流通を停止させてしまえば早い。なんて事は誰が見ても一目瞭然です。
例えば戦争でも起きようものなら…防衛とか…そんな事すらままならない…ホントに貧弱な国なんです…。
たかがガソリンだけで壊滅的になるんですよ?
そんな事も考えずに、お金を稼いで、物質を購入する道楽ばかりに目を奪われて、更に言えば…都会に住んでいたならば…
真っ先に命を失うことになるでしょうね…
自然が豊かな地域では大して問題にならないですけどね。
今、いつ戦争が起きてもおかしくないんです…。
だって世界各国のお金や物資に対する異常な執着が…毎日のように報道されてますよね…。
歴史を見ても、人間はいつだって私利私欲のために戦争をしてきているんです…。
大自然の有り難さなんぞ目にもくれず…
人間様様の身勝手な私欲優先主義を『当然の常識』だと思っているんです。
ところで最近、異常気象だと思いませんか?
今年なんかは顕著に現れてますよね…。
でもこの先、こんなもんじゃありません。
スピリチュアルや精神世界に興味をお持ちの方々には有名な話なのですが、『出口王仁三郎』さんってご存知ですか?
明治から昭和に生きたスーパー霊能者で、大本教の開祖でもあった人です。
この方の書いた著書が未来を予言していたのは有名な話で、その中でも僕たちの今後の時代を言い表しているものもあります。
僕も霊能者のハシクレです。彼の書いた内容は、僕の霊視上の内容と一致する部分が多々あります。
と言うより、僕の貧弱な霊視で見えたものは、彼の著書に大概書いてあることなんです。
そんな中の一つに、今後も変わらずにお金や物資や利便性ばかりを追う生活を続けていたら…大変な事態が起きることを警告しています。
話を戻しますが、今回の藤前干潟の生物たちの営みを体験させてもらえたことで、あらためて大自然の叡知の素晴らしさに気づかされました☆
淡水と海水が混ざる領域に出来る干潟の重要性を知ることが出来ました☆
干潟が無くなれば、僕たちはマトモな海産物をいただく事は出来なくなります。
また、いくつもの生物が生きられなくなり…
それは自然界全ての生態系を崩し、果てには人間は自分達の生きるスベを失うことになるでしょうね…
いや、海外ではその生態系を、自然界の叡知を守っている国々はたくさんあります☆
ですが、日本は致命的な状況にまで自然を失っていると思います。
僕たち日本人は、本当に真剣に、あらためて大自然の大切さを知らなければいけないと思います。
『お金を中心に考えた生活』から早く目を覚まさなければいけないと思います。
生粋な田舎が消えつつある日本…
それは日本人の危機を警告する姿なのかもしれません。
僕たちはその危機が訪れていることに大喜びしているという…なんともヒニクな生活をしているのかもしれません。
干潟のバクテリアたちが僕たちの命を救ってくれている。そんな事実を僕は体験で教わりました☆
化学物質で山も畑も川も海も…そして自分たちの身体すらも汚染している僕たちの未来は…
本当に悲しい結末を生むんでしょうね…。
それは今、中国が僕たち日本人に客観的に見せてくれています。
たったここ数年で、こんなにも世界を脅かす汚染を見せてくれています。
日本は変わらなければいけないですね。
大自然の素晴らしさをもっと生活に取り入れなければいけないですね。