海外のラボに尿を送り検査してもらったものの覚書として書いておく。
娘がしたのは有機酸検査。The Great Plains Laboratoryの検査だ。
栄養と代謝の検査で、体の中に何が足りない、過剰であるなどが分かるので娘の体内で何が起こっているかというのが理解できる。
日本ではこのような検査がなく、実費で海外のラボにキットを取り寄せたあと、検体を送らなければならないのだ。
もっと身近に、簡単にこういった代謝の検査ができればどんなにいいことか。
食事療法はかなりしっかりやっている。
徹底的に。
ある意味寝たきり、暴れる、記憶障害、計算障害からここまで改善してきたことは喜んでいいと思う。
遅延型IgGアレルギーの検査キットを買い求め、血液をとって先週郵送した。これも海外で行う検査だ。
日本の病院で行う検査のほとんどが遅延型のアレルギー検査ではないため、キットを買ってこういう検査を自ら行わなければならない。
この結果が着次第、更なる食事療法の徹底をする。
娘の主治医というか、医長にこの有機酸の結果を渡したのだが、特にこの結果には全く触れられることがなかった。
去年の12月に検査をして、結果を見せたのは一月だったと思うが。
多分読み解く力がなかったのだと、今は思っている。
娘には明らかに体調の不調が有り、それがなければこのような検査だってしているはずがないのだから。
ただ、今はその結果を吟味して解説してもらえる医師と出会えたことはとても大きい。
まず、コハク酸が高く、TCA回路に問題あり。おかげでグルタル酸も高く出てている。
ビタミンB2、もしくはCoQ10の不足。
以前CoQ10のサプリを取り寄せて飲ませたが体調が良くなく、断念した経緯があり、その後にサプリを飲むことになかなか踏み込めなかった。娘はどうもソフトカプセルを飲むと決まって体調が悪くなる。なので、ソフトカプセルは現在選択肢にない。
今は他のB群を含めて海外のサプリで補い始めた。
5HIAAは逆に基準値以下。
これはセロトニンの代謝物。睡眠障害の原因もこのあたりにあるのがわかった。日々、寝るのが朝方なので、本人も辛い。メラトニンをとることもあるが、違うサプリを取り寄せ中。
キノリン酸は高く、5HIAAとの比率がアンバランスであり、キノリン酸の値は免疫過剰刺激などで副腎が暴走、コルチゾールの過剰生成などが考えられる。
脳ダメージを抑制するためにいくつか選択肢をチョイス中だ。
そして、リン酸が基準値以下。
これは病院で行った血液検査にも反映していて、甲状腺に問題が出ている。とりあえず、ビタミンDの欠乏も強く疑われるため、ビタミンDのサプリも取り寄せ中。
ここに来て色々取り掛かったことがかなり有り、結果に結びつけばいいと思っている。
年内完治を目指したい!