息勇んで来て見たら、出だしの、接客のあまりの頼りなさに不安になってしまった
kezako(ケザコ)
シェフは生粋のフランス人。(日本語ぺらぺら)。
何故、この口調もどもって、気も利かず(椅子を引いたり)基本のサービスさえも
ままら無い上に、ワインにも詳しくないスタッフがオーダー注文などメインで働いて
いるのだろう?ドラミなら即刻、別の優秀な人材を探して差し替えしちゃうけど、な。w
なんて、また辛口、毒舌吐き出しつつ、いつものガス入りお水を貰い、ワイン決め
・・・って、ワインリストがPoorです。ビストロ感覚ですね。w その上、関西圏?の
人って、有料の¥お水をあまり頼まれないのかしら?w 東京だったら、お水を
頼んで、何も言わなかったら、勝手に有料のが出てきますよね。w 文化の差か?
1996 Pommard 1er Cru Les Arvelets Cyrot-Buthiau(¥1万 0,800円)
ワインはビストロLevelなんだが、カトラリーはChristfuのacierlと、ギャップが。w
とりあえず、まず始めにその色鮮やかさで、デザートかと見まごうてしもうた、
・半熟玉子と低温調理された海鱒 アスパラガスやフランボワーズ添え。
ソースは甘いんですが、ピノの甘さとマッチしますね!オマケに鱒の皮をパリッと
焼いて添えてるのが、香ばしくGood★やや青臭いワインとアスパラも悪くない。w
・奈良漬をまとったフォアグラのコンフィ 南国のフルーツ4種のソース。
はじめ、上に乗ってる岩塩と粗挽き胡椒の多さに不安を感じたが、これまた予想外
にフォアグラがシッカリこってりしており、丁度良い塩梅。 コレが所謂、麻布十番で
ドラミがお世話になってるところより 美味しいと評判のフォアグラですね。御意。w
・イイダコ煮と蚕豆 赤ワインとトリュフソース 生麩のグラタン添え。
生麩は、お連れさんは気付かず食べ終わっちゃったみたいですが、w 実は
チャンと蓬の緑と、プレーンの白タイプの2種類あったのですょ。芸が細かい★
・蛍烏賊とアリコベール(でも、「白」インゲン)のスープ。 大きな白インゲンと
バジル、下からバルサミコ酢も利いてて、後引く仕上がりで!とっても美味しい♪
エスカルゴバターを上に乗せて椎茸を焼いたら、、、山崎パンの↓お皿みたい。w
・真鯛 ワラビと大原産の椎茸にイカの塩辛と豚足詰めたフリット。
ノビルやら添えてあるお野菜も、コンソメベースのスープもマジョレーヌ(ハーブ)
とオリーブオイルの風味が+プラスされて、最高に味わい深いっ★お魚もプリっ!
・仔牛ロースト ブラッドオレンジのピュレ ジュと焦がしバターのソース。
先程のエスカルゴバターの要領で、丸くソーセージ様の合わせバターのスライス
を牛肉の上に置き、上からパン粉をかけ、食感と香ばしさを強めてるんだとか。
それにしても付け合せの「ポムニッコ」と呼ばれる調理法?のジャガイモが旨しっ!
やばい、ココからこのGW中は、やんちゃし過ぎて体重35kg位に2kg程減っちゃった
ドラミが暴走して、お連れさんのメインを殆ど奪ってしまった!(爆)!
んで、欲張ってフロマージュも全種取り。w
(フルムダンベール/12ヶ月熟成のミモレット/バランセ/ランギュムール)
元々の黒い酸味が利いて美味なパンは古代(黒)米を用いて造ってる自家製で、
お代わりで出てきたフィグ&胡桃入りのパンは外注してるんだそう。ドチラも、
負けず劣らず、違う魅力でGood★あぁー食べだしたら、止められないとまらない。w
長く細かい切り目が入ってはいるが、1枚1枚スライスされてなく、一部連なった
所謂、芋虫?w 状の、しっとりしつつも表面を焦がして風味良く供していたポテト
の正体は↓こぉ~んなに長い北海道産のジャガイモをくり貫いて作ってるんです。
・サボレボゴットを敷いたココナッツのムース 柚子味噌アイスと苺添え。
サボレボゴットというブルターニュ地方のサブレとムースの間に挟まれたプルプル
シート状のピスタチオも良い食感ですが、柚子味噌アイス、予想以上に合います♪
・プティフール: レモンピール入りバナナのフィナンシェ/チェリーボンボン等。
チョッと最後のプティフールはallスティッキーでしたが、それは笑顔でご愛嬌。w
そぅそぅ、先程のジャガイモではないですが、皆お客さん引くのが早くて、21時半過ぎ
にて、ドラミ達だけになっちゃってます?w 故、下ごしらえの準備が目の前で
繰り広げられてく中、酔っ払って粗相して、こぼしちゃったドラミの洋服の為に、
わざわざ「汚れ落とし」まで用意してくださるお気遣いと心意気に、調子に乗って
シェフやスタッフさんと色々と歓談。
お店の「kezako(ケザコ)」の由来は、プロヴァンス地方の方言で、「ケツクセ」、
=Qu'est-ce que c'est? 「何ですか?」という意味らしいです。それこそ素材と
アイディアに和を取り入れつつ、進化するフレンチ、お客様から、「何ですかコレ?」
と訊ねられるような、斬新モダンFrenchを目指してらっしゃるのかもしれませんね。
お喋り好きのシェフと、カウンター仕様のカジュアルさは、お一人様に向いてます★
あと、他所様のメインに出てた仔羊チョップのお皿が気になって仕方なかったので、
訊ねたところ、近々で来てるお客様にはMenuがなるべくかぶらないよう、気をつけて
いるのだそうで、そぅか、足しげく通えば、別メニューで楽しませて貰えるんですね♪
---本日の明瞭会計--- Perrier大瓶含めまして 計) ¥3万 6,645円
あれ?おかしいな?確か一人¥1万 2,000円のコースを予約しておいた筈だが?
こんなに安くあがっちゃって宜しいんでしょうか?? 謎だ。かなりの不明瞭会計。w
とりあえず、面白いFrenchと和の融合で、オマケに美味しい、楽しい会話もありで、
気付けば最初の入店時の不信感は何処へやら。(←ゲンキン)w ご馳走様でした★
KEZAKO (フレンチ / 祇園四条、河原町、清水五条) ★★★★☆ 4.2