宇宙のゴミと核のゴミ | 企業の発展よりも国民の安全を!!

宇宙のゴミと核のゴミ

今朝の新聞に「意図的か偶然か?」は分かりませんが2つの記事が並んでいました・・・どちらも人間が作り出したごみです
更に共通するのは「最終処理方法」も出来ていないのにこんなゴミを無制限に作る人間の愚かさです
研究している人たちは「自分が愚か」だとは思っていないでしょうが、結果を見る限り物凄い愚行です
これらを今後も作り続ければどうなるのか・・・一度でも考えた事があるのでしょうか?
宇宙1
宇宙2
宇宙3
宇宙4
あの広い宇宙空間で衝突事故が起こりそうなほどに、大砲の弾の10倍近い速度で飛びまわる(宇宙ステーションも同じ速さで飛んでいますから逆向きに飛んでいる宇宙ごみとの相対速度はこの2倍です)宇宙ごみをこんなに沢山作ってしまった。
飛ばすのは簡単でしたが「回収」は大変な事です

そしてこちら
除染廃棄物
こんなものを道路に埋め込むなど狂気の沙汰です
さきの熊本地震で崩壊した南阿蘇の橋と道路を見れば一目瞭然です

人間が作る構造物など自然の力の前ではひ弱なものです

これは阪神淡路大震災でも東北大震災でも実証されました
福島第1原発の3つの原子炉がメルトダウンし、いまだに放射性物質の垂れ流しを止められないのが東電や国の実力なのです

そのひ弱な構造物の中に放射性廃棄物を入れて「閉じ込めたつもり」になる

どう考えても「狂気の沙汰」としか表現のしようがありませんね

こんな、生成物の処理方法も確立しないままに「原子力」を押し進める国と電力会社には営利しかなく良識はないのでしょうね。

これに類するものはいままでにも沢山ありました
   水俣の水銀、近年のアスベスト、鉱山周辺のヒ素・・・・
そんな「処分しきれない物」を環境に捨てることで工業社会は成り立ってきたわけですが、それが規模が小さい時は被害も狭い地域でしたが、規模が大きくなるに従ってその被害は全人類に及ぶようになっています

福島第1原発の放射性物質は膨大な量が太平洋に流れそれが魚介類を介して人間世界に戻ってくるわけです。
世界に広がれば濃度が薄いなどと言ってはおれません。
原発は他にも沢山あるのですから・・・・

何よりも元を断つことが重要で、それ以外に解決の道はありません。